昔のボディビルの有名なトレーナーでビンス・ジロンダという人がいる。
アーノルド・シュワルツェネッガーより前の世代のアメリカのトレーナーです。
ビンス・ジロンダはアンチスクワット派だったという。
なぜアンチスクワット派なのか?
これは彼がトレーニングを教えた人達の中に、スクワットをすることで脚やお尻が大きくなり過ぎたり、ウエストが太くなって体型が崩れる人が実際にいたからでしょう。
反面、女性にはスクワットをすすめることもあったようなので、スクワットをすることで下半身が女性的な丸みをおびると考えていたんだと思います。
骨格によっては男性でも女性的な丸みをおびた下半身になってしまいます。
日本人やアジア系はこの傾向が強いです。
私もこのタイプの骨格(股関節がやや引けていて、骨盤の端寄りについている)なので、減量しても下半身がややソフトな仕上がりになってしまいます。
ビンス・ジロンダ以外にも、サミア・バヌーはスクワットを高重量でやり過ぎると体型が崩れると考えていました。
確かにサイズを増やすにはスクワットが良いが、あまりやり過ぎるのも良くない。ということでサイズがついてからはハックスクワットをメインにしていたようです。
ポーター・コトレルやビンス・テイラーもスクワットやらない派でした。