マッスル北村さんのワンハンドダンベルプレス。

マッスル北村さんのやってるワンハンドダンベルプレスも軸を逃がして上げてる。

持ち手側の股関節を外に逃がして、体を沈めながら上げてる。


両手でやるより片手のほうが重いのが上がるって言うけど、軸を折り曲げて負荷を逃がしているから当たり前だと思う。


北村さんは若い頃に35キロのダンベルで20〜30セットのワンハンドダンベルプレスをやってミスター東京で優勝したという。

その時は動画ほどは軸を逃がしてなかったのではないだろうか?

その後、使用重量を重くするにつれ軸を逃がすフォームに変わっていた。


そして、結果としてウエストが太くなったりプロポーションを崩すことになったんじゃないかな?


だからウェイトをどんどん重くしていくとか、限界まで自分を追い込むというのが必ずしも良いとは思わない。


北村さんがアメリカに行ってフレックス・ウィラーとかクリス・カミアーと会って「自分とは何かが違う」って感じたらしいけど、それは北村さんが沈む体、フレックスやカミアーは上に伸びる体をしていた、ということだと思う。


1993年アーノルドクラシックのフレックス・ウィラー。