● センターでの軸足ルルベ（続き）
正しいバレエで本当の上達を。
京都市のバレエ・ベーシック三井です。
ルルベでは骨盤が立っていないと立てないが、
アテールでは骨盤前傾で
お尻が出て立っている方がラク、
だから正しくないアテールで
レッスンしちゃう、
ということを書きました。
今日はその補足です。
センターで
軸脚ルルベで色々したい、
アダージオとか
フォンデュとか
フラッペとか
アンレールとか…
…って
そもそも
バーでもこの辺り
軸足ルルベでしていませんよね？
フォンデュなら軸足ルルベするかな？
後半に話が続くから要チェック！
…で
センターでポアントで
アティテュードとか
立っちゃう？
…立てるならオッケー
！
…立てないなら
センターで軸足ルルベしていないから、
…の前に
バーで軸足ルルベしていないから
センターで
ポアントで、
もしくは軸足ルルベで
立つ時
バーで
正しく骨盤・体幹を立てる努力
をしてきたなら、
問題ないハズ
もしセンターで
ポアントで、もしくは軸足ルルベで
脚や骨盤・体幹が崩れてしまうなら
それは
バーで骨盤・体幹を立てる
訓練をしていなかった、
ということ。
昨日の記事の繰り返しに
なってしまいますが、
アテールって
『何となく』立てちゃうんですよ
むしろ
正しくない姿勢の方が
ラクなの、筋肉使わないから。
最近、良いエクササイズだな〜と感じた
レッスンがありましたので
ご紹介しますね
フォンデュ・軸足ルルベで
バーの手を離す アラセゴンに
もちろん全方向。
John Gregory / Alexander Ukladnikov 著
ここからバーの手を離す
どう？
芯が突き刺さったように
立てていますか？
『バランス探し』になってしまうなら
それは骨盤・体幹が立っていない、
ということ。
…それは
軸足ルルベになってから
立てるのではなく
アテールのうちから
正しく立てておきたいんですよね〜
アテールで正しく立てる、
というのが
ロシアでは
バレエ学校１年生（10〜11歳）。
バーで軸足ルルベが、２年生。
全部。ロンデジャンブもフォンデュもフラッペも
…しつこい
センターで軸足ルルベが
３年生。
アンレールもプティ・バットマンも軸足ルルベですよ！
…ここまで来たら
相当しっかり立てそうじゃないですか？
センターでも
『問題無さそう』じゃないですか？
ちなみにここまで来たら大抵
ピルエット・ダブルは回れる
センターで
何で立てない？
これらの
ことをして来ていないから。
手順を踏んでいないから。
特に
アテールの時が
要注意だと思うのです。
『何となく』でも
できちゃうから。
『なんちゃってバレエ』
という言葉は
好きではないんですけど
このアテールで
『何となく』をスルーするのか
正しく立てるのかで
『なんちゃって』かどうかが
分かれると思うのです。
…なので
バレエ・ベーシックでは
スルーしません。
通称ネチネチ・レッスン
３年もかかるの〜…？
…今まで何年バレエやってきました？
１０年、いや２０年なんて
ザラでしょう…
そんな中、
３年でキチンと立てるようになるなら
３年くらい捧げても
いいんじゃないですか？
今、早巻で
なんとか
かかる時間・年数を
短縮する方法を探っているんですけど、
何か見つかったら
またご報告します
良い一日をお過ごしください
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