正しいバレエで本当の上達を。
京都市のバレエ・ベーシック三井です。
季節は秋
比叡山(左端)とコスモス
さて、
【ピルエット】
プレパレーションにも
こんなに秘密が!
ピルエットは
プレパレーションが大事…
とはよく聞くかと思います
一言で
プレパレーションとは
言いますが、
その
プレパレーションだって
分解することができるんです
ピルエットで一番難しいのは
(もっとも、バレエ全てにおいて)
人間の身体の自然を
書き換えること
つまりは
お尻を突き出さずに
完全な垂直
に立ちたいのです。
左:ほとんどの人が前傾して立たれます。
この状態からルルヴェするとお尻が突き出ちゃうの
右:『完全な垂直』 物理的に垂直ですよね
ピルエットで
ルルヴェに立つ時
4番からのアンデオールを想定
この『完全な垂直』に
立つために
使えるワザが
いくつかあります。
それらは
プレパレーションに
段階的に
含まれているのです。
①腕を開く
初めに、
パッセになる側の腕を開きますよね。
②『上体』が回転を始める
『みぞおちの裏ツン』より上の上体が
下半身より先に回り始めます。
そして骨盤も回転を始め
4番プリエの両脚が
アンデオールを増します。
③恥骨を前、4番後ろの足のカカトを前!
でルルヴェに立つ
④回転力は『後の腕』と
4番後ろの足がアンデオールを増しながら
足裏で床を蹴ることで与えられる。
⑤お尻を軸足の親指の上にキープで
『飛んで』いかない
すっ飛ぶことありますよね
お尻を軸足の親指の上、で床を押せる
やっぱり
ピルエットとなった瞬間に
身構えると思うんです。
でも、
力むと
これら
上体が回転を始めたり
アンデオールを増したり
という
細かい段階を踏めない。
あ、でも4番プリエの両脚は
しっかり床をつかんでおいてね!!
『回ろう』と
焦らずに、力まずに
冷静に
プレパレーションを
段階的に
チェックしてみてね
良い一日をお過ごしください
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