正しいバレエで本当の上達を。
京都市のバレエ・ベーシック三井です。
家へ帰る道すがら
向こうから来るマダムに
呼び止められ
「ほら、見て」
示される方を振り返ると
綺麗な夕焼け
こんな風に
さりげなく
美しさを共有される
マダムのようになりたい
さて、
腕のお悩みに
『軌道を知る』
腕が使えない
腕が分からない
腕が邪魔する…
腕のお悩みも
しばしば聞きます。
バレエでは
腕にも決まりがあり
正確なポジション、
正確な軌道を知ることが
腕のお悩み解決の
基本だと考えています。
最近のお悩みは
腕だというメンバー。
特に
グラン・ワルツになると
腕がよく分からなくなる、とのこと。
腕はやっぱり繋がりがないんですね。
腕だけ動かしてるというか、
身体と連動していないというか、、
ということで
先ずはプリエで腕をつけて…
…の前に
先ずは腕だけ!
腕の
『形』と『通り道』を
チェックしました。
…コレが時間がかかり
1回目のレッスンでは
プレパレーションとアロンジェだけ
すなわち
アンバーからアロンジェに開き
アンナバン→アラセゴン→
アロンジェしてアンバーに下ろす
なんとか
手の癖を取り
自然な動きになりました。
ちなみに
こちらのメンバーの
手の癖を取るキーとなったのは
薬指主導で動かす
更に
色々なポールドブラへと
進めようと挑んだ2回目。
右はいいけど
左腕の動きが
なかなかスムーズにいかない
さて、どうしたものかと
本当に基本のキ、
というか
細かいコマ送りにして、
手の通るべき場所
を確認しながら
手・腕の軌道を
細かく確認しました。
例えば
アンナバンは
手のひらが胸の向かい
アラセゴンのアロンジェは
小指が背中のラインと並ぶ
ところまで開く
アロンジェから
アンバーに下ろすときは
小指がスカートをかする
だけど
アンバーでは
小指は自身の方に向かわない
ひとつずつ
通過しなければならない
場所と『通り道』を
確認しながら
レッスンを進めたところ
左腕も問題なく
正しい動きをするように
なりました
左:アロンジェの指先が背中より前にある
ケースが多い。
右:アロンジェの小指は背中のラインまで。
すると背中・デコルテもこんな変わる。
『通り道』(=軌道)
のほうがしっくりきました。
ふむ、納得
確かに
『通り道』は大切です。
昨日の記事にも書きましたが
正しい、
というか『必要なこと』を
『必要な手順』で行えば
できるようになるように
バレエはできていて、
それが教授法なんですね。
とてもシンプルですが
ひとつひとつ
とても細かくて
知識と繰り返しと
辛抱強さが必要。
私は手首の角度を
細かく見てもらえるのって
他にはないレッスンだと思います。
〜中略〜
繋げられるまで
細かくネチネチやってほしいです!
でも
何となくレッスンしていたら
10年なんてあっという間
なので
ひとつひとつ
積み上げていった方が
早いんじゃないかな…?
…と
バレエをして
30年以上過ぎて
思うのです
良い一日をお過ごしください
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