● 【軸】『股関節を伸ばした』5番
正しいバレエで本当の上達を。
京都市のバレエ・ベーシック三井です。
台風でしたね〜
雨の音に
何となくテンション低くなる
私ですが
小1の娘曰く
『自然の音はいいね〜』
だそうです
みずみずしい感性を
大切に持っていたいな…
と思いました
さて、
軸が分からない…
というお悩みは
結構あるんじゃないかと
思います
そんなお悩みの方に
5番を見直して
いただきたいのです。
5番でなくて
3番で立ってみてほしい。
…は?って思った?
5番に立つと
よっぽど恵まれた骨格の方か
子供時代から
ポジションを
正確に作ってきた方でなければ
鼠蹊部が折れる
(股関節が屈曲する)
左:股関節が屈曲して骨盤が傾いている
右:股関節が伸ばされている
5番は
股関節を
伸ばしておきたいんですよね〜、
肘関節を伸ばしきるみたいに。
5番に奥まで入れると
股関節が屈曲して
鼠蹊部が折れてしまうケースが
多いですけれど
3番まで浅くすると
鼠蹊部を伸ばしておくことが
できると思うんですよ。
5番前の足のカカトを
5番後ろの足の
土踏まずあたりにセットして。
画像出典:Leningrad's Ballet
John Gregory / Alexander Ukladnikov 著
3番でも脚が伸ばされていると綺麗
軸って言うと
すぐに
片脚で立つことを
思い浮かべるかもしれませんが
両脚で
5番に立った時から
モモ(お尻)
フクラハギ
足(の接着面)
の3点の前後の押し合いが
軸を作っているんですよね。
それを
鼠蹊部で折ってしまって
上半身に繋げられなかったら
残念なんです
5番ルルヴェに立って
上半身が自由に動かなかったら
両手をアラセゴンのアロンジェしてから
アンバーに下ろすとか
もちろん顔もつけて
軸は上半身まで通っていない
…いくら
鼠蹊部が伸ばせるからって
レッスンで3番に立っていたら
注意されそうですね
本当は
チェケッティの5番
という
前の足のカカトが
後ろの足の親指の付け根
の位置にくる浅めの5番
もあるんですけど
5番浅くして〜
なんて
あんまり聞かないですよね〜…
正直
どうしたらよいか
分かりませんが
3番で立って
鼠蹊部を伸ばした感覚を
先ずは
試してほしいのです
そしたら
次に
片脚になった時も
軸ができてきたら
色々できるように
なっていくからサ…
良い一日をお過ごしください
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