● ロシアではカカトを踏む。◯◯◯の時も!!
正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市バレエ・ベーシック三井です。
ロシアでは
プリエでカカトを踏むことが大切にされ、
それゆえフクラハギが太くならずに済む、
ということを書きました。
今日は
え、こんな時も
カカトを踏むの?
ということについて。
タンデュに出す時
出す足のカカトを
踏んでから出す
…これはねぇ〜、
タンデュの時
『軸脚に乗って、
出す足を自由にしてから出す』派←どんな派?
からすると
はぁ?
という感じかと
思いますが
いいんです、
ロシアは信じるのみ。
…続けます。
タンデュに
出す足のカカトを
踏んでから出すと
タンデュの脚が
すごく遠くに出て
え〜っ
軸脚が立っていられない…
ってことになると思います。
いいんです。
バーがありますから。
倒れるギリギリのところで
立っていてください。
だ・か・ら
脚が長くなるんですよ〜。
出す脚は
限りなく遠く。
軸脚は
限りなく高く。
そのための
レッスンじゃないですか。
脚、長くしたいじゃないですか。
もちろん
世界には
色々なメソッドがあり
それぞれ
理にかなっているから
メソッドとして
今日も学ばれています。
時代により
傾向が異なることも
ありますが
ロシア派では
手脚を長く使いたい。
…広い国で生まれた
メソッドなんですよ。
どんなに
手脚を広げても
端まで行き着くことができない…
広いんですよ〜
かつて
私がロシアへ渡った時
簡単に帰れない、
というか
すごく覚悟を固めて
渡ったように感じていました。
一時バレエをあきらめ
就職したモスクワの日経企業で
その気持ちを話すと
(出張者の方々が)
「はぁ?俺らなんて
2週間おきに行き来してるんだよ〜」
と笑っていましたが
ロシアが
今日のような状況に
なり得るもしれないことを
どこかで感じていたのかもしれません。
…また笑いたいものです。
…脚は長く使いたいものです。
脚はロシア語でナガー(нога)
笑えない、
というか
寒い冬なのに寒すぎます
また笑い合える日が
来ることを信じて。
脚を長く使い
レッスンを続けましょう
良い1日をお過ごしください
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