トウシューズで立ちにくいのはなぜ?(高2ダンサーの事例) | バレエダンサーのレスキュー隊@大阪

バレエダンサーのレスキュー隊@大阪

ダンサー専門セラピストが、バレエをもっと楽しむためヒント(解剖学など)をお届けします。

こんにちは!
バレエセラピストの灰方淑恵です。
 
新しい2月のスタート。
 
実は今月は、たくさん楽しいお知らせを
できそうで、準備をしているだけで
ワクワクしています。
 
 
さて、
今日は冬休みの発表会に向けて
1ヶ月で変わった高2ダンサーさんの
事例を紹介したいと思います。
 
「最後の発表会に向けがんばっているけれど
 足が固くなりポアントが落ちてしまう」
 
というご相談内容でした。
 
 
本番が迫っていたので、1ヶ月の間に
バレエ整体&トレーニングを5回と
トウシューズの変更を行いました。
 
彼女が立ちにくかった原因は、
足首の関節の可動域が
足りなかったこと。
 
股関節の可動域が人より大きいので
関節がかたいことに気づかず
 
「なんだかうまくいかないな」と
思っていたそうです。
 
 
足の甲だし施術やエクササイズに加えて
 
トウシューズをグリシコのマヤ1から
ブロックのバランスヨーロピアンに
変更してもらいました。
 
 
バランスヨーロピアンはちょっと
特殊な設計なので、誰にでも
合うわけでないのですが、
 
彼女の足にはピッタリでした!
 
 
 
 
発表会で踊った成果は、、
 
お母さまからいただいた
メールでご紹介します。
(掲載の許可をいただいています)
 
--------------------------------
昨日無事に娘にとって(おそらく)
最後のバレエの発表会が無事に終わりました。
 
昨日の〇〇は、曲にギリギリ間に合う感じでは
ありましたが、決まるところは
決まって良かったです
 
ミスもなく自信に満ちた表情で堂々と踊っていて、
ジーンと来てしまいました
(親バカな見方かもですが)
 
バレエ整体に通い始め、トウシューズも
バランスヨーロピアンに変えて、
先生に色々教えていただいたり、
調整していただくことで、
 
良くなっていくのが自分でも実感したようですし、
踊ってる最中に足が固くなることは
なくなってきたようです
 
昨日は安定感のある力強い迫力ある
踊りだったと見ていた何人かの方から
お褒めいただきました。
 
たった1ヶ月強でしたが、バレエ整体
通わせていただいて良かったです。
 
私も最終日にトウシューズでの立ち姿を見たとき
最初と変わり良くなったなと素人目にもわかりました。
 
娘はやりきったようで、これで思い残すことなく
勉強に切り替えられると言っております。
 
このやりきった自信を今後の人生に
生かせてもらえたらと思います。
 
短い期間でしたが、色々お世話になりました。
 
年末年始もみていただき、ありがとうございました。
--------------------------------
 
1ヶ月という短期間でも、
しっかりと原因を絞ってアプローチすれば
第三者からわかるほどに変化します。
 
ジュニアダンサーさんの場合、多くの場合
バレエを離れるタイミングが出てきます。
 
その時に、
「バレエでできることはしっかりやりきった!」
って満足して終われると、
 
人生の次のステップに活きるんじゃないかな
と思っています。
 
だから、一つ一つの舞台や踊りに
全力で取り組めるように
 
私も全力でサポートすることにしています。
 
こんな風に変化を感じてもらえると
バレエセラピストとして、
バレエが好きな人間として
とても嬉しいです!
 
 
トウシューズは、足の指の形や
足首の可動域、レッスン頻度、
どんな踊りをしたいのかなどによって
合うものが変わります。
 
足や足首が柔らかめの人や
成長期の人はバランスヨーロピアン
は合いにくいので、
ちょっと注意してみてくださいね。
 
トウシューズについては、
機会を見つけてまた書きたいと
思います。
 
 

■ 無料ライブのお知らせ

 
2月6日(月)21時〜 
『日本人だからできる引き上げ』について、
 無料Facebookコラボライブを予定しています。
 ご興味のある方、時間をあけておいてください。
 
 
 
 

ジュニアダンサー向けのお知らせ
バレエ整体の新規枠に2月の空き枠ができました。

・先生の注意通りに直せないと悩んでいる方はお越しください。
 
詳細はこちら
 
 
 

 

 

   
   

理学療法士/トレーナー向けのお知らせ
・養成講座やセミナーのお問い合わせをたくさんいただいています。

・オンラインで学べる『バレエの傷害学セミナー』を企画中ですので、告知まで今しばらくお待ちください。
 
 
 
 
 
 
 
 
バレエセラピスト協会の理念:
踊りたい、すべての人に夢と笑顔を!
 
【運営元】
バレエセラピスト(R)/理学療法士
代表理事  灰方 淑恵
 
一般社団法人バレエセラピスト協会
〒532-0006 大阪府淀川区西三国1-28-4-108