30年目のバリクバヤン  -18ページ目

30年目のバリクバヤン 

「バリクバヤン」とは、フリィピンの言葉で「里帰り」の意味。
1978年にフリィピン人と結婚。今年2月にサラリーマンを卒業。
4月下旬から3週間の里帰りを予定しています。
出会い~結婚~現在までの38年間と里帰りの顛末を綴ります。

ご存知のように来年フリィピンで選挙があるらしい。

大統領・上院・下院議員その他地方の首長・議員選挙など

いろいろ。


詳しくは、私も判りませんが、妻の甥っ子が地方の居住地の

バイス・メイヤーに立候補するらしい。

昨日、義姉の70歳の誕生日でお祝いの電話で判明。

前回一度立候補して落ちたらしい。そういえばその甥っ子の

Faceboookにこの夏頃からやたらと会合に出席して多くの

方との記念写真が載っていた。他にも教会の洗礼式、結婚式にバロンタガログを着て出席している。同窓会や町の祭礼の舞台で挨拶している。


妻の話では、同じバランガイの人からヘルプの依頼が度々来てそれに応じると票が協力してもらえるらしいからお金が掛かるとのこと。


所謂、日本なら事前運動に買収か?当選するとおいしい事があるのだろうか?なお、この選挙には5人が立候補しているので、確率は1/5。難しいかも知れないが身内としては当選させてやりたいと思う。

先週末フランスのパリでテロにより、多くの方が犠牲になった。ISのテロらしいが、暴力による訴えは卑怯である。


それに関して気がついたことがある。誰の発案か不明だが「暴力反対」の意思表示の連帯を表明するため。Facebookのプロフィール写真の背景にフランス国旗の3色を描くのが、昨日から行われている。


フリィピン人が多く登録されている、私のfacebookでも今朝の時点で約40%の人がプロフィール写真を変えた。


恐らくその多くの方が、フランスやパリが世界のどこにあって、フィリィピンとどれくらい離れているかは知らないだろう。

(かつて、フリィピン人と話した時に、米・仏・英・独・露・加などを含めた世界の地理感はゼロであった)


私は、それらの無知を笑うのではない、世の中の動きや呼びかけを理解して賛同してそういう行動を示してほしいと思う。


只の流行に乗るだけなら意味がない。せいぜい1週間で元の写真に戻すことは、十分予測できるのである。

健康面を考えて生野菜などの野菜を多く摂るよう心掛けているが、最近包丁で切るのが面倒なので、ついついカット野菜を買ってしまう。


レタスなど割高だが、コンビニのカットレタスを買う。130円くらいで二人分。殆どが洗わずにそのまま食べられると袋に

書いてある。


鍋を作る時もカットしてある白菜を買うがこちらは事前に必ず洗うようにと書いてある。


味噌汁の具で使う油揚げもカットしてある油揚げを使用。


便利で助かる。段々、料理も面倒で夫婦だけのときは、弁当や出来ているお惣菜で済ませることもあり、これではいけないと思うが、ついつい手が出てしまう。

妻は割引きに弱い。ブランド商品のことではなくても、普通のスーパーの買い物でも同じである。

いつもスーパーで最初に行くのは見切り品コーナー。

野菜・果物で見切り品があると必ず買う。それでいて冷蔵庫に死蔵してダメにすることが度々ある。


安く買ったものなら諦めがつくが、普通に買った商品も買えば満足して残ることがある。


先日も冷蔵庫の野菜室に真っ黒なバナナが数本入っていた。また、部屋の隅にフリィピンの親戚に送るためにチョコレートやお菓子が入ったビニールの袋が置いてあり、その中に10%引きで買ったプリンが異臭を放っていた。日付をみると10/27で2週間以上前の品。購入して食べるのを忘れたみたいである。2個なかったのは、自分の分だけ買ったのか?気になるが、追求するのは止めよう。黙っていれば妻も思い出すことはなさそうである。

結婚以来、洗濯は主に私の担当。今は完全に洗濯は私だけのがやる。嫌いではないから苦ではない。但し、私は日光による乾燥が好きだからこれからの季節は不本意である。

(子供が小さい時は、やむなく乾燥機併用)


まず、気温が低くなり乾きにくい。また我が家は11階建ての2階だが、目の前に自然林があり(これは朝食時には、目の前の緑に癒されるが)日陰になる。またマンションのレイアウトで建物に凹凸がある関係で、今頃は早朝から11:00くらいまでしか陽が当たらない。夏でも14:00くらいまで。夏は気温が高いからそれでも1日で乾く。


秋~冬は気温が低いから1日では乾かない。大体天気に係わらず2日ベランダに干し、3日目は室内にぶら下げて置く。

必ず洗濯物を裏返し、手で触り確認してから取り込む。


昔、新婚当時に妻が洗濯物を庭に干していたら雨が降ってきたが、妻は取り込もうとしないことに驚いた。

これも文化の違い、フリィピンならスコールの度に取り込まなくてもその後陽が指せば直ぐ乾くから取り込まないのも理解できる。


こういう違いを長い時間掛けて理解しあいながら現在の我が家は成り立っている。そこに個人の好み・主張も入る。


楽しき哉人生。楽しき哉国際結婚。