本ブログに、たびたび登場するタケシとマリア。
実はまだ、正式には結婚していない。
とはいえ、結婚の約束をし、彼女の実家に挨拶に行き、
子どもが生まれ、一緒に生活をしている。
結婚しているようなものだ。
「インドネシアで籍を入れるか、日本で入れるか」
結婚する前は奔走していたが、その熱も冷めたようだ。
タケシに聞くと「やってますが、難しいのですね」
と人ごとみたいだ。
いつになるかわからないが、そのうち籍は入れるのだろう。
マリアは、真面目で賢く可愛い。
タケシにはもったいないような娘だ。
しかしインドネシア人特有の嫉妬深さや自己主張が強いところがあり
２人はよくケンカをする。
大抵はタケシが謝ることで収まっている。
先日の胎盤供養の件でも、タケシが謝ったことで
マリアに呆れた顔をされたくらいで済んでいた。
それから数日後。
マリアの携帯が壊れたので、タケシが昔使っていたスマホを渡した。
データは削除して渡した、、、はずだった。
※本文とは関係ありません。
「スマホにデータが残っているわよ」
「ふーん、そうなんだ」
「いろいろあったみたいね」
「はあ？何が？」
焦るタケシ、、だが、態度に出すわけにもいかない。
データが残っていた？そんなはずない。。
でもマリアの態度、、何かは見たっぽい。
マリアは、どこまで知ってるんだ？
タケシの頭の中で憶測が飛び交う。
「◯◯さん、って誰？」
××、☆☆、△△、□□と、次々と名前が上がる。
やぶ蛇になることを恐れて、聞かれたことだけに答えていたタケシだが、
データがそのまま残っていることを悟ると観念するほかない。
過去のことだから、、とも思うが、タケシは
「バリに来て、初めてつき合うのがキミだ」と嘘をついている。
それがまるっきり違い、言い訳ができない状態。
しかも奴の場合、カラオケや風俗も多いし。。
マリアの怒りは大変なものだ。
マリアの性格とインドネシア人の気性からすると
これが冷めるには、かなりの時間がかかるだろう。
子どもがいなかったら終わってたな、タケシ。
日本人目線で見ると、ガチ恋愛ではなく、
相手の多くは風俗やカラオケだったわけだし、、
なにより、過去のこと。
今はマリア一筋で子煩悩タケシだから、
ここまで怒らなくても、、と思う。
インドネシア人との結婚は、難しい。
次回、触れてみよう。
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