今日、インドネシアでは、大統領選挙の投票日だった。
投票時間は7時~13時まで。
インドネシアでは、選挙があるということで急遽祝日となった。
しかし、うちの会社は宿泊業だから祝日は関係ないから、
スタッフの多くは、投票に行ってから出社してきた。
街で見かける人々の顔は、心なしか、楽しそうだ。
平日が祝日となり、仕事を休めたからなのかな。。
投票の手順は、以下の通り。
1、投票所にてまず身分証明書を見せ、投票者の本人確認をする。
2、投票用紙一式をもらう。
投票用紙には、候補者の顔写真と名前が記載されている。
3、小さく仕切られたボックスにて、投票したい候補者の欄に、
1回だけ、釘を使って穴をあける。
4、用紙を折りたたんで、投票箱に投函する。
5、投票が終わったら、片手の小指をインクにつけてもらう。
もう一回投票できないようにするためだ。
日本の選挙だと候補者の名前を書くが、この方法をとっている国は少ない。
その理由の1つは、「識字率の問題があるから」と言われる。
Wikipediaによると、2010年の時点でインドネシアの識字率は
世界で93番目の92%。
ちなみにだが、インドネシア人の識字率は下記のように推移している。
1980年 67%
1990年 81%
2004年 90%
2016年 95%
というわけで、インドネシアの投票の方法は、シンプルで悪くない。
文字が読めなくても、書けなくても、投票できるし
候補者の名前がわからなくても、写真で判断できる。
街では、投票をした人に対して、様々なプロモーションが用意されている。
ケンタッキーでは、コーラをサービス
スターバックスでは、特別ドリンクを割安で提供、
アイスクリーム屋では、1スクープ追加サービス、など。。
この特典を受けるためには、インクに染まった小指を見せればいい。
皆、小指を見せ合って、選挙に行ったことを確認する。
こういうのを見ると、政治と日常が近い、と感じる。
夕方の速報では、ジョコウィが55%で、プラボウォが44%。
このままジョコウィで決まりかな。
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