バリ島現地スタッフからウブドゥの売ヴィラ情報が来た。
土地が１４アール、建物が３６０㎡で、２７万ドルだ。
「ずいぶん安いなあ」という印象。
不動産視察のお客さんがいたので、案内することにした。
そこには大きな犬がいて、
「あれっ、どこかで見たことがあるなあ」
と思い、建物内を見ているうちに段々思い出してきた。
以前、見たことがある物件だ。
でも、その時はこんな価格じゃなかったぞ。
この２倍以上の価格がつけられていた。
あのヴィラかぁ。
それにしても安い。
その理由を聞いてみると、奥さまが病気のため、
早く母国（スペイン）に帰りたいとのことだ。
そこでとりあえず、１ヶ月だけこの価格で売り出すと決めた。
視察のお客さまは、あまりのインパクトに即決。
物件を見た瞬間に「ドキドキした」そうだ。
確かにすごい豪邸だ。
土地が１４アール、メインの建物が３６０㎡、別棟が２棟、
そのうちの１棟が新築で、事務所まである。
お客さま（買主）は「すぐに手付を打ちたい」意向だったが
予定が合わず、２日後に手付契約となった。
「売り主のスペイン人の気が変わったら、どうしよう」
「他の買人が表れたら、どうしよう」
「本当に買えるのか」
買主は２日間、眠れなかったとのこと。
２日後、予定通り夕方６時から契約となった。
売主（ロベルト）は、酒を飲んでいた。
それほど酔っている風には見えないが、同じ話を何度もしたり
意味のないことにこだわったりして話が進まない。
例えば、残金の支払が遅れた場合について。
契約書では、買主が決済日に残金を支払わない場合、
猶予期間を７日間とし、それを超えたら本契約は破棄とし、
手付金を没収する、となっている。
この内容は、一般的なことだ。
しかし「買主に１週間の猶予が与えられるなら、俺にも１週間くれよ」
と言い出した。
？？
言っていることが意味不明。
「これは買主の義務について書かれている項目だから、
売主がやることはないから関係ないんですよ」
「いや、俺に１週間の猶予がないのは不公平だ」
「予定通り残金を支払われば場合、どんな猶予が必要なんですか？」
「・・・。じゃあ、物件の引き渡しの猶予をくれよ」
この人、ナニ言っちゃってるの。。
「買主は日本から来るのだから、天候の理由で飛行機が飛ばないこともあるし、
そうした万一の事態が起きた場合の猶予なんですよ。
だから特別なことがなければ、予定通り決済はされますから」
「俺だって、事故に遭ったり、病気になったりするかもしれない」
「分かりました。病気や事故の場合は、引き渡しの猶予は契約書にいれましょう」
すべてがこんな調子で、話が進まない。
そうこうしているうちに、奥さまが通訳をしているスタッフに抱きついてきて
契約書や資料が水浸しに。。
いい大人なのに、ワケが分からない。
通常１０分ほどで終わることが、３時間もかかった。
なにはともあれ、無事終了。
今月末には残金決済＆引き渡しだ。
PRICE : USD 270.000
LAND SIZE : 1400 sqm2
BUILDING SIZE : 360 sqm2
BEDROOM : 2 Bedroom
LEASHOLD : 18 years
Entering the property from the village main road on a private access of 3 meters through an Alang Alang covered gate, the beauty of the place is instantly recognizable with its well maintained gardens of colorful flowers, trees, bamboo and water plants surrounding a fish pond at the entrance. An outstanding high-quality villa in one of the most favorite Ubud locations, 2 km north of the main road
３月４日バリ島不動産セミナーはこちら（ワンワード貿易さま主催）
クリックいただけると嬉しいです。
↓↓↓
