引きこもりの方とのつき合いで、自分に生じた劣等感 | ラブホ社長のバリ島海外不動産投資入門・成長株・暗号通貨の実践会!

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ホテル21軒、中学受験塾、おもちゃのECビジネスで成功し、貸ビル3棟、太陽光7箇所所有。海外も楽しそう!とインドネシア・バリ島で不動産投資、ヴィラ・別荘の建築・運営。
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昔、つき合っていた女性から

 

「ねえ、私のどこが好きなの?」と聞かれたことがある。

 

「んっ?魚の食べ方がキレイなところかな」って答えたら

 

「えっ?やっぱりアナタって、変わってるわ」と。

 


彼女は箸を上手に使って綺麗に魚を食べた。

 

その様子が、性格を表していて好きだった。

 

所作から彼女の心根を感じていた気がする。

 


しかし最近は、言葉から意味を理解することはできるが、

 

人の心(感情)を読み取ることが苦手なのかもしれない。

 

そんなことを感じる出来事があったのだ。

 


以前、ブログの記事で「引きこもり」の方のことを書いたことで

 

ジャーナリストの池上正樹さんに取材された。

 

そのご縁で、引きこもりの方のサポートをしている「庵」という

 

セッションに参加させていただいている。

 

そこで感じるのは、彼らは僕に心を開いてくれない、ということだ。

 


なぜだろう?

 

それなりに気を遣って会話をしているのに。。

 

普通に会話は成立しているし違和感はないのだが、

 

本当には、僕が受け入れられていないのが分かる。

 


ずっと、引っかかっていたのだが、最近なんとなく分かった気がする。

 

それは言葉を、意味でしかとらえられていなかったから、だと思う

 


例えば、

 

「引きこもってから、どのくらいになるんですか?」

 

「もう5年くらいになります」

 

という会話があったとしよう。

 


僕は、その状況を解決してあげたい、と思うから

 

・これまで解決のために、どんなことをしたのか

 

・どんなきっかけで引きこもったのか

 

・どうすればいいと、考えているのか

 

などを聞いてしまう。

 


ほとんどの引きこもりの方は、なんとかしたい、と考えているから

 

問題解決の提案に向かって、話を進める。

 

そして、「いつから」「どんなことを」という具体的な案を提示しする。

 


でも、たぶん、彼らが望んでいるのはそうじゃない。

 

「もう5年になります」という言葉の裏に、

 

辛かった、大変だった、長かった、などの感情があり、

 

その感情こそが、言いたかったことなのだと思う。

 


言葉には、意味と感情がある。

 

仕事での会話の多くは、意味情報を論理的に進めることで成り立つ。

 

そうやって目的を達成に向かう生産性のある会話となる。

 


でも、そういう会話とは違うものもある。

 

引きこもりの方との会話もそうだ。

 

彼らが「もう5年になります」という言葉で伝えたいのは

 

そして言ってほしいことは、具体的な期間でも、問題解決の方法ではなく、

 

「つらかった」ということであり、それに共感してほしいのだ。

 

そして、勇気と希望を持ちたいのだ。

 


いつの間にか、他者の感情に鈍感になった自分。

 

劣等感を感じた。

 

 

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