ローカル市場向けバリ島不動産投資 | ラブホ社長のバリ島海外不動産投資入門・成長株・暗号通貨の実践会!

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ホテル18軒、中学受験塾、おもちゃのECビジネスで成功し、貸ビル3棟、太陽光7箇所所有。海外も楽しそう!とインドネシア・バリ島で不動産投資、ヴィラ・別荘の建築・運営。
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インドネシア・バリ島に限らず、新興国の不動産投資、不動産ビジネスは、

外国人向けとローカル向けに分けられる。


外国人向けの不動産ビジネスに比べ、ローカル向けのそれは範囲が広い。

外国人向けだと、土地にしてもヴィラにしても、一般的には

最終的にはヴィラあるいはホテルを建築し、外国人が利用するという用途になる。

投資価格、利益金額なども特別な場合を除き、一定のゾーンに収まる。

また基本的に、インドネシアの銀行から融資を受けることはできないので、

購入者、所有者とも現金での取引となる。


しかし、ローカル向けの場合、ビジネスの範囲・手法とも広くなる。

顧客対象は、低所得、中所得、高所得層、それに法人があり、

購入目的としては、バリ島在住者の実需、ジャカルタなどの大都市在住者の投資があり、

開発規模も様々だ。


物件は原則としてフリーホールドとなるが、ビジネスの取り組み方として、

外国人法人の設立か、保全をした上での名義借りか、ということも

投資金額の規模、ビジネス展開の予測を踏まえて、決断する必要もあるだろう。


さらに、所有者の事情(生活困窮や不良債権など)によっては、

儲けを取るか、倫理観や道徳意識を取るか、という問題もある。

それだけに一般的な話がどれだけ役に立つのか。


ということを踏まえ、ローカル不動産ビジネスに考えてみよう。


顧客対象が漠然としていると話が進まないので、

まずは、現実的なところで対象人数が多い中所得向けの一般的なローカル向け住宅に

絞って考えてみたい。

 

バリ島ローカル向け戸建て
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先進国の外国人にとって、1人あたりGDPが低い新興国での

ローカル向け不動産ビジネスの手法は限られる。

ローカルの購入可能価格が低いためだ。


とはいえ、中国が先進国の生産拠点というステージから、国民の所得が向上し、

マーケットに変わったように、インドネシアもいずれそうなるだろう。

将来を見据えた上で、ローカル向け不動産投資への参入のタイミングを考え、

チャンスがあるならモノにしたいものである。


まず、投資(ビジネス)を考える上で、顧客対象の状況を考えてみよう。


下記は、インドネシアの一人当たりの名目GDPの推移である。

【単位: インドネシア・ルピア】

2012 35,105,215.36

2013 38,365,914.70

2014 41,900,444.87

2015 45,176,203.71

2016 48,505,482.31


【単位:アメリカ・ドル】

2012 3,744.53

2013 3,675.58

2014 3,531.80

2015 3,362.36

2016 3,635.81

※SNA(国民経済計算マニュアル)に基づいたデータ
(2016年はIMFによる10月時点の推計)


インドネシアの状況をイメージしやすいように、他のアジア諸国のデータも紹介する。

一人当たりの名目GDP(USドル) 2015年
シンガポール:52,887.77
香 港  :42,294.67
日 本      :32,478.90
韓 国  :27,221.52
マレーシア  : 9,500.52
中 国  : 8,140.98
タ イ  : 5,742.42
モンゴル  : 3,946.25
インドネシア: 3,362.36
フィリピン  : 2,862.90
ベトナム  : 2,088.34
ラオス  : 1,786.94
インド  : 1,603.61
ミャンマー  : 1,212.77
カンボジア  : 1,144.49
ネパール  :   747.79


ここでデータを紹介した理由の一つは、

「将来的に、インドネシア人の中間層はいくらの住宅を買えるのか」

を考えてみたいからだ。


現在、バリ島ではローカル向けの住宅が、約200万円から2000万円ほどで

販売されている。

さすがに2000万円というのは中間層とはいえないが、

現状の販売価格だけで見ると、価格差があまりに大きい。

将来ということも踏まえ、データから売りやすい住宅価格を考えてみたい。


これで見ると、インドネシアの1人あたりGDPは日本の1/10ほどだ。

となると、日本の住宅価格の1/10程度がインドネシアのそれの理論値となる。

生命保険文化センターによると、「フラット35」利用者の

全国の建売住宅の購入価格平均は3,280万円。

東京都のマンション購入価格平均が5,535万円。

東京都の1人あたりGDPは、43,664ドル。


というデータから考えると、

インドネシアでもGDPの高いバリ島の住宅価格平均は

400万円ほど、500,000,000ルピア程度が妥当なのだろう。


なんだか、難い話になってしまった。

次回はもう少し、具体的なビジネスに目を向けてみたい。

 

 

 

 

 

 

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