デモカー フェアレディZ(RZ34) 足回りデータ取り完了! | BALANCEのブログ

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GW明けも何かとバタバタです。

合間を見て、デモカーRZ34の足回りデータ取りを実施。



まず、車高調データをXYZをベースに解析。



ド車高短仕様を見越して、フロントにはCRAFTZ直巻 34K+ヘルパーにて。






フロントアッパーアームはV36セダン用を流用。



フロントナックルはBALANCEオリジナルショート加工ナックルを組み合わせ。
-30mm、キャンバー-2°補正



上記画像の通り、純正ナックルでフルストロークさせ、アームロック時に19インチホイールでリムに到達するかしないかなので、
ド車高短で走行する場合とエアサスで着地方向までもっていくには必須になります。



リアはコイルオーバー仕様で直巻は18K+ヘルパー。





F/Rともアーム類はすべてMEGAN RACING製が適合しますが、定期点検でディーラー入庫しないといけないタイミングがあるので、アーム類は純正に戻しています。



車高出し完了し、アライメント調整。





ついでにオリジナルフロアマットも製作。



ブラック生地にグレーステッチ仕様にて製作。

生地はブラック、グレー、ベージュ
ステッチは各色選べます。



次にリアUSサイドマーカー



ナンバー灯より配線するので、一旦バンパーを後方へずらします。



バンパー固定箇所にアクセスするには、テールライト、ガーニッシュも外す必要がありますので、



ラゲッジのトリムカバーも取り外しが必要。



サイドマーカーを交換します。



キチンとスモールで点灯するか確認し、完了。



やはり、サイドマーカーが点灯すると、US感出ますね!



次にフロントのナンバーホルダーを撤去し、ワンタッチで装着できるナンバーステーを製作。



ローダウンし、少しタイヤホイールが奥まったので、15mmワイトレでツラ出し。



前後アームを組み込んだ際に、ホイールの採寸は完了し、オーダー済。

ホイール入荷までの暫定仕様です。

前モデルよりプラットホームは変更ないので、足回り形状は同等ですが、やはり熟成してる感があります。
今回バラしてみて分かったのですが、特にリアハッチ開口部がかなり剛性が上がっており、リアのバタつき感が無く、全体的に接地感が向上してます。
純正ショックも減衰特性が変更されているようで、フラットな乗り味になってますね。

前モデルはリアをコイルオーバーにすると、リアアッパー周りの剛性感に不安がありましたが、この現行モデルはコイルオーバーにしても剛性感に不安がありません。

今回、ド車高短を見越したハイレート仕様にしましたが、硬さはあるものの、不快な突き上げ感も無く、減衰ダイヤルを締め気味にすれば、収束性も悪くありません。

純正タイヤなので、少しタイヤが負けてる感がありますが、本命ホイールとタイヤで再度セッティングすれば、キチンと足回りが仕事して、乗り味が向上すると思います。


これで、RZ34の足回りはだいたい攻略できました。

現行モデルのオーナー様
足回りのご要望待ってます!!


なお、今週末5/11~13は私用のため、店は閉めてますので、ご了承下さい。