今回はAUDI S6アバント(C7)で足回り相談。
S6は純正でエアサス仕様です。40mmくらいまでのローダウンであれば、外品ロワリングキットを装着すれば対応できるのですが、それ以上下げたいのと、調整幅も欲しいとの要望。
S6用としてはエアサスキットは発売されていませんが、足回りを確認したら、A6用が装着できるはず。
問題は純正エアサスを外した場合、どのようなエラーが出るのかが心配でした。
AUDI S7でも問い合わせがあるので、やってみる価値はありそうです。
いざ、実践!!
足回りはPloomのA6(C7)用車高調整バッグキット
フロントはピロアッパー仕様
リアエアバッグはボルトオン式です。
マネージメントはAIRLIFT PERFORANCE
車高制御が正確な3Hシステムを採用します。
S6はアクティブサスペンション装着車なのでA6用のキャンセラーを組み合わせます。
早速ばらしていきます。
純正のエア配管はシッカリ養生し、邪魔にならない箇所に固定します。
フロントのキャンセラーはショックロアブラケットに専用ブラケットにて固定。
リアのアクチュエーター配線はロッドトップより出ているので、キャンセラーはトリム内に固定しました。
3Hのハイトセンサーを施工します。
フロントは車体側に専用ブラケットで固定し、リンクロッドを介して、アッパーアームに連結。
リアはメンバー側に専用ブラケットにてセンサーを固定し、リンクロッドを介してロアアームに連結。
次に純正ハイトセンサーの補正。
走行車高は純正比-40mmくらいなので、このままだと、メーター内にエアサスペンションのエラーが出ます。
専用のロワリングキットを組み合わせ、純正ハイトセンサーの補正をします。
フロント、リア左右ともリンクロッドを短いものに交換。
スペアタイヤ、車載工具、純正エアタンクは撤去し、純正コンプレッサーのコネクターも外しておきます。
AIRLIFTのユニットは左側面のスペースに固定。
444コンプレッサーは純正エアタンクがあった箇所に専用ボードで固定。
アルミ5ガロンタンクはラゲッジルーム前方に固定し、スペースを有効に使えるよう工夫しました。
水抜きバルブはタンクステーに穴開け加工し、固定。
センターコンソール前方にAIRLIFTコントローラー用専用パネルを装着するとのことなので、そこから配線しました。
車高出し後、アライメント調整実施。
完成しました。
エア0車高です。
フロントナックルの短縮加工はしてませんが、20インチ仕様なので、見え方もバッチリです。
エア0ではリムが被りますが、走行車高ではツライチになるよう、スペーサーとロングボルトでセッティングしました。
上がり幅も十分で、荷物を載せて、フル乗車しても安心です。
純正エアバッグはスリーブ式のため、乗り心地はかなりマイルドですが、やはりコーナリング時のロール感が気になります。
外品の車高調バッグキットはベローズ式のエアバッグを採用しているので、エア圧が低くてもシッカリ感があり、ロール感も抑制されているので、スポーツ走行も楽しめますね。
かといって乗り心地は硬くなく、20インチの扁平タイヤでも、いやなゴツゴツ感はありません。
純正エアサス車の場合、構造変更不要なのもメリットです。
オーナー様も満足して頂けると思います。
これでAUDI純正エアサス車の攻略ができました。
おそらく、AUDI S7(C7)もこのパターンでA7用が装着できると思います。
純正エアサスでガッツリ下げたいオーナー様
お気軽にご相談下さい。
BALANCE AUTO PARTS WAREHOUSE
〒569-0842 大阪府高槻市西面中1-2-1
TEL: 072-679-1600
FAX: 072-679-1599
HP: http://www.balance-ap.com/
ブログ:http://ameblo.jp/balance-ap/
FACEBOOKページ:https://www.facebook.com/BalanceAutoPartsWarehouse/
STATICページ:https://www.facebook.com/staticsusupention/
Mail:info@balance-ap.com
月曜定休日 営業時間11:00~19:00