製作車両:トヨタVOXYハイブリッド(ZWR80W)@S様  | BALANCEのブログ

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ウチには珍しいミニバンの足回り相談。

VOXYハイブリッド(ZWR80W)



全体的に腰高感とロール感が気になってるので、ローダウンしたいが、何をどうしたら良いかわからない。
とのこと。

女性オーナー様ですが、クルマのカスタムには興味があるようです。

エアロ装着グレードなので、フロントはそんなに下げれない。
乗り心地の悪化は避けたい。
ロール感を抑えたい。
なるべく予算を抑えたい。

そんな要望を加味して、今回チョイスしたのは



TANABE SUSTEC PRO CR
減衰力固定式ネジ式車高調です。



専用強化ゴムアッパーマウント付でキャンバースライド機構もあります。



ショックアブソーバーは全長調整式ではないですが、KYB製でブラケット類の形状もシッカリしてますね。



フロントは直巻ではなく、樽型の専用形状です。
直巻に比べると、初期入力がマイルドで、街乗りミニバンユーザーにはピッタリです。



リアはスプリング別体式で専用形状スプリングと専用ネジ式アジャスターを採用。



早速装着していきます。



スプリング座面よりの立ち上がり部には樹脂製チューブが装着されており、ステアリング操作時のハジキ音や入力時の打音等を回避します。








リアにもスプリングピッチの切り替わり部に樹脂製チューブが装着されており、異音対策がバッチリされてます。



取扱説明書にもキチンと車高セッティング参考データが記載されているので、それを元に車高出し実施。

タイヤもかなり減っていたので、4本とも新品に交換しました。



アライメント調整完了し・・・



完成!!



フロントはエアロの加減でそこまで下げてないです。



試走しましたが、ロール感が抑えられ、コーナリングが安定しました。
嫌な硬さや、細かな異音も無く、快適なローダウンが実現しました。

減衰調整機構はありませんが、ノンプリロードバルブを採用したKYBショックは微低速域でもシッカリ減衰が効いている感じで、ミニバン特有のリアのバタつき感が緩和されてます。

1年保証もあり、ネジ部の特殊なメッキ処理、スプリング塗装、アルミ類シート材質等もシッカリしており、耐久性も期待できます。

非常にコストパフォーマンスに優れた商材だと思います。


普段使いの車両なので、走行状況の変化や、走行距離もあり、ストレス無く乗れるのが一番です。

ド車高短仕様やサーキット仕様なら全長調整機構や減衰調整機構は必須ですが、上記のような用途では逆に異音の原因になったり、耐久性にも影響します。

価格が高い=満足度が高い
とは限りません。

それは、オーナー様の用途に完全に合致して初めて成立することです。

現在は各メーカーさんからいろんな商品がリリースされております。
特に人気車種だと、同じ商材でも、色んなシリーズがあり、どれを選べばいいのか分からないオーナー様も多いと思います。
弊社は足回りをメインにカスタムしていますので、いろんなメーカーの装着実績とインプレッションデータがあります。
よって、オーナー様が要望する内容に適した商材を当てはめることが可能です。

足回りに迷っておられるオーナー様

お気軽にご相談下さい。
 

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