さて
延々と続くこのシリーズ
1年余りの苦心惨憺な
巻き巻き。。
要は
「ええのか?アカンのか?」
「どんな時に良くて」
「こんな時にはアカンのか!?」
ソレが非常に
ビミョーだったので
1年も掛かり
その結果を書くのも
行数がかかってしまうのです
皆さま
お元気ですか?
36.6℃
オフィスビルの
エントランスにて
今宵は
3本針のタイプ別の
ワタシなりの感想を。。
「タイプA」
コレは
2本針と同じく
アシストラインを折り曲げて
片方に1本
もう片方に2本の計3本を
装着したタイプです
作りやすいのが
何よりのメリット
市販の替え針セットで
良く見られます
しかし
実際に作ってみると
バランスが実に難しい
要するに
3本の針の
装着位置と
ネクタイとの干渉を避ける
セッティングを
ネクタイのタイプによって
実にビミョーな調整が
必要なんです
実は
1本のアシストに3連結した方が
良いのでは
そんな風に感じたヤツです
「タイプB」
フツーの2本針に
別のアシストラインに
結んだフックを結束し
計3本にするタイプです
コイツのメリットは
おのおののフックの
ポジションの設定の自由度が
高いのと
バランス調整がし易い
「それぞれのキャラ」
ワタシが
テスト後半で多用したのは
Bタイプで
「YTS 極小トリプルフック」
と
「がまかつ スーパークイック」が
このタイプになります
YTSのはビックリするくらいの
小針で
例えばその1本だけがフッキングした
場合
フックそのものの強度が
心配なのですが
ほぼ平行に近い微妙な段差のおかげで
ほぼ3本とも口付近に掛かるので
ロクマルクラスなら余裕で取れました
ただし
掛かる位置によっては
伸びてしまうリスクや
釣れたタイから外す時に
慎重にやらないと
伸びたり、折れたり。。
ナーバスなヤツです
一方
針が小さく段差も短いので
ネクタイの干渉が少なくて
=色んなネクタイを使える
今回試した多点針で
唯一でした
一方最近使い倒している
がまかつ「スーパークイック」
SSかSサイズの3本針が
お気に入り
実はコイツのプロトのテストを
旧知のMさんがやっている頃から
密かに注目しておりまして
その実力を目の当たりにしてました
この春に
満を持しての発売から
テストのメインはコイツ
コンセプトが実に明確で。。
細地フックに極細アシストライン
そして
フックの1本が極短セッティング
つまり
それぞれのフックが
至近距離で動くので
タイの口付近に
複数の針が掛かりやすく
結果バレ難い
ただし
欠点も明確です
まず
耐久性に乏しい
細いフックに
細いアシストラインに
プラス1本の結束。。
「使いまわし」は絶望的です
さらに
コイツも
ネクタイの形状によっては
セッティングに気を使います
特に
ネクタイ全体が動くカーリー
などは
根元と先端のフックが
干渉しやすいのです
そして
取り扱い上の注意
3本のフックの1本が
とても短い
=手元に近いので
注意してネクタイとの
セッティングをやらないと
指に刺さりまくり
慣れているはずの
ワタシですら
未だにタイの口より
自分の指先に刺す方が多い
ビギナーの方とか
子供さんとかは
特に「厳重注意」で
使っていただきたく
まあ
こうでもしないと
「当たるのに掛からず」
「掛かってもバレる」を
克服できない
ある種
多点針のメリット
vsデメリットが強調された
ヤツ
ワタシの結論は
次回に譲りますが。。
今2本針が不安で
3本針に興味のある方々には
コイツをオススメしたい
と思います
はてさて
まだまだ書きたいコトは
山ほどありますが
皆さまにおかれましては
「もう飽き飽き」
とも思われ。。
次回で「最終章」と
させていただきます
m(__)m