(前回の続き・・・)


さて、これまで、負荷試験のことを書いてきたけれど、

その負荷試験にて、アレルギーが完治している、と分かってから、どうするべきか。

そこまで考えないといけない・・・。



【ピーナッツアレルギーの完治後・・・】

(ある医療サイトでは以下のように述べている)
 ピーナッツアレルギーが治ったと診断された子供も、

 ピーナッツを食べるようになった場合、エピペンは常に持っていることを提案する。

 (不定期的な摂取、または限定量での摂取共に)。

 

 そして再発を確認するためにも、毎年血液検査をすること



【再発】


(ある医療サイトでは以下のように述べている)

 どのような働きにより、ピーナッツアレルギーが再発するかは、分かっていない。

 

 しかし、(ある研究者は)濃厚状態のピーナッツを頻繁に食べていた子供の再発率は

 低かった、としている。

(Robert Wood, M.D.,

 the study's senior author and a pediatric allergist at the Johns Hopkins Children's Center).

 

 また別の研究者は、治ったとされる子が、月に1回くらいピーナッツを食べることで、

 アレルギー再発のリスクを減らせることが分かった、としている。


 

 再発についての研究はまだ少ない。

 それは、アレルギーが治った子供たちが、好んでアレルゲンを食べることが少ないからだ。

 アレルギーが治っても、アレルゲンを避ける子供は多い。


 → どのような子供が再発をする可能性があるのか、という研究進めることが、これからの課題らしい。




・・・ということで、完治しても、再発の可能性がある、というのがちょっと気になるところ。

でも、数字的には、ものすごく低い可能性のようだ。

しかし、上記にあるように、再発の研究が進んでいないので、確率も曖昧。



それに、再発を防ぐには

毎月微量のピーナッツを食べるべき

とか、

濃厚な状態のピーナッツを定期的に食べる

とかいう意見があるけれど、

その一方で、それでも再発の可能性はあるので、とりあえず、エピペンを持っていましょう

としている。


なんか、食べれるようになっても、あまり楽しく食べれないかな。


でも、定期的にアレルギー検査をして、きちんと管理していれば、

微量のピーナッツ、

「含むかもしれない」という製品、

「工場で落花生が使用されています」表示のある製品が、

食べられるのみならず、

北米にも安心して行ける(北米はどこへいっても、ピーナッツ表示されている)。



とりあえず、ここまで書いてきて、かなりのことは分かったので、良かった。

あとは、決断のみ。

時間がある時に、またわかったことを、書いていこう。



完治した子のビデオクリップ(英語)リンク↓

http://www.webmd.com/video/outgrowing-peanut-allergies



(前回の補足)


負荷試験だけれど、アメリカのWebMDというサイトを見ていたら、

以下のような方法も書いてあった。


【負荷試験の方法】

● 患者に対象のアレルゲンを含む食べ物を、内緒で、食べさせる。

   アレルゲンは、他の食べ物に混ぜたり、原材料として、食べ物に含ませたりする。

   このような負荷試験用の食べ物の準備は、患者が食べ物を意識することで、

   必要のない影響がテスト結果に及ぶのを防ぐために行われる。


● もう一つの方法としては、アレルゲンを含んだカプセルを、患者に飲ませるやり方がある。


⇒ これらのテストは、確実に医者の監視下で行われる。

  アレルゲンを食べたのち、患者にアレルギー反応が出るか、気をつけて観察する。




【負荷試験のベストな方法】


ダブル・ブラインド・テスト、プラシーボ・コントロール・テスト 

(ダブル・ブラインド・テスト = 二重盲検試験)

(プラシボー Placebo = 儀薬)


このテストは、アレルギー患者も、アレルギー専門医も、

どの食べ物がアレルゲンを含むか分からない状態で行われる。

テストが効果的であるためにも、

患者は、アレルゲンを含まないカプセル、または食べ物も食べなければならない。

このやり方にて、なんらかの反応があった場合、それは確実にアレルゲンが原因であり、

他の要素(たとえばテストのストレスとか、先入観)が原因でないことが、明確になる。




・・・ここまで徹底して負荷試験をやってくれると、助かるな。

うちのアレルギー専門医は、子供の前で

「あ~、じゃあ、今度ピーナッツバター持ってきてくれる? 少しずつ食べさせますから」

と言っていたもの・・・。


今度、先生に上記のようなテスト方法について、意見を聞いてみようと思う。


上記記事のリンク(英語)

http://www.webmd.com/allergies/guide/food-allergy-symptom-diary



(・・・前回の続き)


さて、今日はピーナッツアレルギーの負荷試験について、書きます。



【負荷試験をする理由】

(ある北米医療サイトでは以下としている)

本当にアレルギーかどうかは、負荷試験をしないと分からない。

子供がアレルギーを抱 えているという
家族のひどい不安をなくすための
負荷試験は、逃せないチャレンジ
過去の患者の特性を認識し、医者がどの子供が負荷試験をするべきか、

見極め、実施するよう勧める


 ≪以下のような場合、負荷試験をしないと、確実なアレルギー診断ができない≫


 ・事例①:アレルギーと診断されたあと、 プリックテストが陰性だった。

      (これは本当にアレルギーの人には稀)。

 ・事例②: アレルギーと診断されたあと、アレルゲンを誤って食べてしまったにも

      関わらず、アレルギー反応がなかった。
      (アレルギーではない、というサイン)。


    ⇒事例①、②は、血液/プリックでの診断が間違っていたという例。


  ・事例③ :以前アレルギーと診断されたが、アレルギーでなくなってしまった。


   ⇒事例③は、アレルギーが治ったという例(Outgrowing)。




【負荷試験の方法】


 病院で、専門医のものとで、注意深く実施する。

≪ステップ≫

① 疑いのある食物を微量、患者の下唇つけてみる。

  例えばピーナッツなら、微量の潰したピーナツが使用される。

その後20分間、赤み、かゆみ、腫れ、

  または、目や鼻の症状が出ないか、患者の様子を見る。

③ 変化が見られない場合、米粒くらいのサイズのピーナッツを、

実際に食べさせてみる。

④ ②と同じように、患者の様子を20分観察する。

患者にアレルギー反応がない場合、ピーナッツを一粒食べさせてみる。

20分ごとに様子をみながら次は、2粒、次は8粒、と進める。
⑦ 最後にアレルギー反応がなければ、患者は家に帰り、

アレルギー反応が送れて出てこないか、家で24時間様子を見る




【負荷試験中にアレルギー発作が起きた場合】


負荷試験中に

深刻なアレルギー発作が時々起こることもある(アナフィラキシー)。
これには専門医により迅速に、

短時間作用型の抗ヒスタミン剤などを投与して対応する。
⇒このあたりの対応方法は、予め、医師に確認するべきである。

補足だが、負荷試験を勧める医療サイト(英語)は、

ピーナッツの負荷試験にはリスクが伴うと強調しつつも、

ピーナッツ以外のアレルゲンでも、

ピーナッツと同様の深刻な発作(アナフィラキシー)

が起こる可能性がある、としている。

つまり、どのアレルギーでもリスクは伴うので、

よほどアレルギーが明らかで、危険に陥る可能性のある患者を除いて、

アレルギーの有無が不明な患者は、検査してみる価値がある、

としている。




【どのような患者が負荷試験をするべきか?】 


このあたりが、またちょっと曖昧で、

決断をくだすのに、あまり助けにならないのだけど・・・。


あるレポートでは
プリックテストで、皮膚に直径7mm以上の虫刺されのような反応

が出た子供には、負荷試験をするべきではない、としている。

 ≪理由≫

 負荷試験した27名のうち、18名が 陽性だったが、

 この18名のうち15名は、プリックテストで直径7mm以上の

 虫刺されのような腫れが出た子供だった。



しかし、別のレポートでは、
プリックテストをして、直径8mm以上の虫刺されのような反応

が出た子供が負荷試験をした結果、そのうちの1/3の子供が、

アレルギーではない、という結果がでた、としている

(また、1/3というのが、ちょっと微妙)。

本来プリックテストで、8mmサイズの虫刺されのような反応が出ると、

アレルギー と診断される。
 ⇒ しかしこのレポートは、直径8mm以下ならば、

   負荷試験をしてもいいのではないか?という意見。




う~ん、悩む。

というのも、 前回の重複になるが、以下のような情報もある。。。


(北米、ある調査によると)

・プリックテストでは

    プリックテストで、”虫刺されのような腫れ(直径5mm)”が出た子供で

    本当に食物アレルギーだった子供は、40%しかいなかった。

    さらにその40%の子供のうち、

    アレルギー疾患への対応が必要だった子供は、半数だった。

    (ピーナッツアレルギーだけに限らず)。


    また、プリックテストで出る虫刺されのような腫れのサイズについて、

    論議されることもあるが、現在のところ、腫れのサイズにより、

    アレルギーのコントロールができたという実績はない。

    またプリックテストでは、

    針を使用したテストをするというストレスから、陽性の結果が出るということも

    あるらしい。


・・・ ここでは、直径5mmになっている。

   「ストレスから陽性の結果」というのも、気になる。




ということで、うちも、今月末に、血液検査の結果が出て、それに伴いプリックテストをする。

負荷試験をするかどうかは、その後決断予定。


また英語だけど、結構信用おけるらしい医療サイトで(アメリカ人友人情報)、
ピーナッツアレルギーの記事が、142も載っている
もののリンクをつけておく。

私はまだ読んでいないので、時間ある時に、もう少し調べよう・・・。

Webmd.com

http://www.webmd.com/search/search_results/default.aspx?query=peanut%20allergies&sourceType=undefined



さて、次は、

”もし、「アレルギーでない」と診断されたら” について書きます。

再発の可能性は・・・、など。




(・・・前回からの続き)



例えばカナダでは、約4%にいたる子供がなんらかの食物アレルギーだと診断されている。

  アレルギーサポートグループAnaphylaxis Canadaによる

  Anaphylaxis Canada 

 http://www.anaphylaxis.org/content/whatis/qa.asp


たいてい、血液検査プリックテストで診断をするのだが、

半分くらいの確率で、テストの結果は正確ではない、という医師(エドモントン、カナダ)もいる。



【血液検査&プリックテスト】


・血液検査 --    採血にてIgEレベルを検査

・プリックテスト -- 少量のアレルゲンを針につけ、皮膚にその針を軽く刺して、

             湿疹(虫刺されのような腫れ)が出るかどうか調べる。



血液検査&プリックテストの信頼性】

(北米、ある調査によると)

・プリックテストでは

    プリックテストで、”虫刺されのような腫れ(直径5mm)”が出た子供で

    本当に食物アレルギーだった子供は、40%しかいなかった。

    さらにその40%の子供のうち、

    アレルギー疾患への対応が必要だった子供は、半数だった。

    (ピーナッツアレルギーだけに限らず)。


    また、プリックテストで出る虫刺されのような腫れのサイズについて、

    論議されることもあるが、現在のところ、腫れのサイズにより、

    アレルギーのコントロールができたという実績はない。

    またプリックテストでは、

    針を使用したテストをするというストレスから、陽性の結果が出るということも

    あるらしい。



・血液検査では、

    ピーナッツアレルギーと診断された患者のうち、本当にアレルギー症状

    を見せるのは、6人に1人

    IgEレベルが高いことは、しばしば、本当にアレルギーだということを示唆

    するものだが、逆に、本当のアレルギーの子供のIgEレベルは、それほど

    高いレベルで表れない、ということもあるのだ



⇒ 血液検査、プリックテストが陰性でも陽性でも、負荷試験で「陰性」となる場合も

   あるということ。

   負荷試験をしてみて初めて、本当にアレルギーだったことが分かる、ということ。




【負荷試験は、するべきなのか・・・?】


アレルゲンがピーナッツだけなら、一生ピーナッツを食べなければいいのではなか?

わざわざリスクのある試験(負荷試験というだけに!)を子供にさせるのは、

本当に良いことなのか?

これが、小麦粉とか、卵とか、何にでも入っている食物なら、話は別だと思う。

ピーナッツなんて、食べなくても、日本にいる限りは、問題なくやっていける

もちろんまた北米に住まなければならなくなったりしたら、状況は変わるけれど・・・。


地元の小児科主治医は、「やめておいたら?」と言っている。

負荷試験中に、アナフィラキシーなんかになったら、子供が可哀想だよ!という意見。

だけど、アレルギーの専門医は、「是非負荷試験を!」と言っているのだ。

医者の意見が違うので、こっちも迷う。



・・・次回は、負荷試験について。今回はここまで。


上の子供(8歳男)がピーナッツアレルギーと診断されてから、5年たった・・・。


【アレルギー症状: うちの子の場合】
3歳の頃
 ・1回目(カナダにて)--- ピーナッツバタークッキーを半分くらい食べる ⇒ 背中に湿疹少々。
                このときは、アレルギーが原因とは分からなかった。
                クリニックにて、一応、抗ヒスタミン剤処方される。

 ・2回目(日本にて)--- ピーナッツバターをパンにつけ(大豆くらいのサイズ)食べた瞬間、
                口の中に手を入れて、違和感を訴える。
                口の周りに湿疹、目が充血。
                小児科にて、たぶんピーナッツアレルギーだと診断。
                薬を処方され、後日血液テスト ⇒ ピーナッツに反応。


それから毎年アレルギーテスト実施。
4歳児: カナダでプリック・テスト → ピーナッツに反応
5歳児: 日本で血液検査 → 数値が下がっているが、ピーナッツに反応
6歳児: 日本で血液検査 → ピーナッツに反応なし
7歳児: 日本で血液検査 → ピーナッツに反応なし



・・・最後の2年、血液検査で、ピーナッツに反応していない。



【ピーナッツアレルギーって、治るのか?】

以前、ピーナッツアレルギーは一生治らない、とされていた。
が、最近では、治る子もいる、と言われている。

「ピーナッツアレルギーと診断された子供のうち20%くらいは、
年齢が上がると共に、ピーナッツアレルギーが治っている・・・」
                                          (という記事をいくつか読んだ)。

(特に2歳くらまでにアレルギーと診断された子供で、そのあと、ピーナッツを食べていない子供は)。



【ピーナッツアレルギーが治ったかどうかを知るには?】

治ったかどうかは、負荷試験(食べてみる!)でしか分からない
英語だけど、負荷試験で治っていたことが分かった!という記事のリンク↓


  このリンクの記事には、最近の調査が簡単にすべて書いてある。
  ≪要約≫
   ① 血液検査、プリックテストは100%確実ではない。
   ② ピーナッツアレルギーと診断された子供の20%が、アレルギーを完治する。
   ③ ②を確認するには、負荷試験をするしかない。
      例) 5歳の男の子が負荷試験をして、アレルギーでないことが判明。
   ④ しかし、再発の可能性がないわけではない
   ⑤ 新しい研究で、治ったとされる子が月に一回くらいピーナッツを食べることで、
     アレルギー再発のリスクを減らせることがわかってきている (!)



・・・日本の専門医の勧めで、うちの子供も負荷試験をしてはどうか、と言われた。
最初は恐ろしかったけど、上記のようなことが分かってきて、少し気持ちが揺れている・・・。

ピーナッツアレルギーのこと、負荷試験のことを、
もう少し調べてみたので、これからしばらく、このブログに書いていこうと思う。

今日はここまで。
次から、プリックテストと、負荷試験について、もう少し書く予定・・・。