先日のファイフロでの番記者座談会やキックオフカンファレンス後の碧のインタビューなどを聞いて、大体2020年シーズンのフロンターレの概要が掴めたのでサラッと触れておくことにしました。
《以下、キックオフカンファレンス後の碧のインタビューから抜粋》
「アンカーというよりは、3センターハーフという考え。やっていることはそんなに変わらないかなと思います」
3センターということはリバプール型に近いイメージですね。
リバプールは守備時も4-3-3を堅持する感じですけど、まさかそこまで真似しないよね?と思いたい。
それをウチでやったら毎試合3失点がデフォぐらいヤバくなると思うので。
中盤を常に3人で守る過酷さと、4-3-3の構造上両WGと両SBの間に広大なスペースが生まれやすいとい弱点を考慮してもらえれば、常に4-3-3を維持して守るということがどれほど危険なことか分かっていただけるはずです。
リバプールは前線の3人に、とにかく相手にWGとSBのスペースを使われないようにプレスを掛けさせることを徹底しているのでそれが実現できてるわけですが、これは相当高度なことなので今のJリーグのレベルで実現できるとは到底思えません。
なので守備時は4-4-2にしてブロックを組む、と思いたい…。
そうであってもソンリョンに高い位置を取らせるということで前線3人の守備意識と高い戦術理解度は必須です。
それを考えた場合、スタメンは以下のようになると予想されます。
悠
学 家長
僚太 守田 碧
ノボリ 谷口 ジェジエウ 山根
ソンリョン
説明します。
まず、前線3人の守備意識と戦術理解度は絶対なので今年もダミアンではなく悠が優先されると思います。
長谷川じゃなくて学なのは守備の強度の問題。
3センターハーフはこの3人で決まり。
というか、この3人を同時に使うための3センターハーフだと思ってるので。
車屋よりもノボリなのは偽SB的な振る舞いが出来るか否かの問題。
右がジオゴじゃなくて山根の理由も同じ。
GKは誰が出ても適性外なので一番序列の高いソンリョン。
このやり方で成功するとしたら、前半戦は戦術理解度不足で低迷するけど戦術理解が浸透した夏以降に一気に!というパターンだと思ってます。
スタートが好調だったりしたら少し警戒が必要ですね。
逆に夏場以降研究されて弱点突きまくられて低迷ってパターンになると思うので。
なので前半戦イマイチだったとしても仕込みの時期だと思って我慢しましょう。