新シーズン展望② ~4-3-3とGKについて~ | Fの戯言 2.0

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またまたご無沙汰ですが、新シーズン展望の第2回です。

 

キャンプや練習試合の情報などがちらほら入って来たので、そこから推測される今年のスタイルなどを考察して行こうと思います。

 

 

 

漏れ伝わって来る情報からすると、どうやら今年は4-3-3にチャレンジする模様。

 

なるほど、新体制発表会の配信でリバプールとシティの試合を見ていると言っていた理由はこれかと。

 

これでリバプールみたいなサッカーが見れるかも!?…などと思うのはさすがに素人に過ぎるので、僕は粛々と疑問点をあげつらって行こうと思います。

 

そういう性格なもんで(苦笑)

 

 

 

まず4-3-3についてですが、リバプールのように3人のセンターハーフを置く形なのか、それともアンカーを置いた逆三角形なのかでまた随分と違うのかなと。
 
リバプール型は中盤の3枚でミドルゾーンをカバーするというものなので、中盤に守備での負担がめっちゃ掛かるらしいんですよね。
 
それだと守田と碧はいいけど僚太が即行ミートグッバイ起こすこと請け合い。
 
なので単純に守田をアンカーに置く形になると予想。
 
 
 
その場合、守備時に4-4-2にするのか、あるいは4-1-4-1にするのかでWGの人選も変わりそう。
 
4-4-2にするなら片方のWGが下りるパターンだろうけど、4-1-4-1にするなら両WGが下りなきゃいけない。
 
その上下動で両WGが消耗するから肝心の攻撃の時に推進力が…という事態になりかねないという懸念が。
 
両WGをスタミナ切れまで使い倒すという交代プランならいいけど、そうじゃない場合は無難に4-4-2にしたほうがいいかなと思ってます。
 
そもそもWGに守備できる人材いないし。
 
 
 
リバプールのように守備時も4-3-3にする可能性も微レ存ですけど、その場合前線の3人の守備がめっちゃ重要。
 
外に追い込むプレスじゃなくて中に追い込むプレスを仕掛けないと、中盤3枚の両脇のスペースを使われて後手に回っちゃうから。
 
阿部ちゃん亡き今(死んでません)そんな高度な守備タスクをこなせるのは悠だけなので今年も結局悠が聖域のように使われることに。
 
それだと肝心の得点力が…、という懸念が。
 
でも、多分リバプール型の4-3-3はやって来ないに100万ペリカ。
 
リバプール型をやるなら練習試合のベスメン組にダミアンを入れるわけないので。
 
というか、リバプール型を模倣するならセンターFWがダミアンでも悠でもダメなわけで。
 
それができそうなのは、現状だと旗手か宮代だと思う。
 
ね、リバプール型は無いでしょ?(笑)
 
 
 
4-3-3の守備についてはこれぐらいで。
 
次はハイラインについて。
 
どうも今年はラインをかなり高く設定している模様。
 
GKもビルドアップに含めるため、キャンプではかなり積極的に足下を使った練習をしているとのこと。
 
 
 
ならなんでソンンリョンを残したの?
 
 
 
ハイラインなんか引いたらペナルティエリアから動けないソンリョンなんか使えないじゃんか。
 
ソンリョンがペナルティエリアから飛び出したらどうなるか。
 
第二のナバウトが生まれます。
 
動けないGKはとことん動けない。
 
どんなに練習しても足下の技術はそんなすぐには上がらない。
 
そもそも新吉さんにそんな指導力はない。
 
だから以前からずーっと足下の技術のあるGKを補強しろと言って来たわけで。
 
 
 
結局今年もオニのやりたいことに強化部が応えなかったパターンなんだなと。
 
4-3-3でハイラインを引くなら前線で効果的なプレスを仕掛けられる阿部ちゃんは必須だったはず。
 
特にリバプール型をやるならトップは阿部ちゃんしかいなかった。
 
そのうえ”正GK”で飛び出しの判断には一日の長があった新井にも出て行かれてしまった。
 
CBの中ではビルドアップ能力とライン統率能力が抜きん出ていた奈良ちゃんにも出て行かれてしまった。
 
やってることとやりたいことの整合性が取れてまへんやん。
 
 
 
和食の素材でフレンチ作れと言われたオニが和風フレンチを作れるのか否か。
 
今年の見どころはズバリそこ(違うけど違わない)
 
オニのお手並み拝見だぁ。