ご無沙汰でした。
陣容が固まってキャンプの様子などが窺い知れるまで待っていたので展望がだいぶ遅くなりました。
リソースは出揃った感があるので何回かに分けて展望などを述べさせていただきます。
まず、今年に関してはもう結果は完全に度外視です。
今年結果を求める人には「お前ここまで何を見て来たんだ?」って言っておあげなさい。
阿部ちゃん、奈良ちゃん、新井と戦える(勝てる)選手を放出して、取って来たのは未知数の新人と近年はハズレを引くことが多い中途半端なブラジル人ガチャです。
計算が立ちそうなのは山根ぐらい。
それで勝ち負けを問うほうがどうかしてる。
じゃあ今年は何を見ればいいのか?
それは新体制発表会で要領を得ない話に終始した庄子GMに代わってオニが全部言ってくれました。
今年は第一に「若手育成」の年です。
本格的にアフター憲剛へ向けての世代交代に着手する年になります。
阿部ちゃんが抜けて憲剛もいない2列目にどれだけ若手が食い込めるか。
そこが今年の前半戦の見どころです。
第二は「新しいことへのチャレンジ」です。
新体制発表会でオニは新しいことにチャレンジすると宣言しました。
その言葉どおり、キャンプではアンカーを置いた4-3-3を試しているとの情報があります。
ボランチを一枚にするというのは相当な決断なので、これは紛れもなく新しいことにチャレンジしている証と言えます。
新しいことをするなら僕は断然支持します。
例え結果が出なくても論理的に整合性が取れてればOK。
4-3-3で言うなら、攻撃時は2CBの間にアンカーが下りてビルドアップすることで3-4-3になり、守備時にはインサイドハーフの片方が上がりもう片方が下りることで4-4-2になる、というようにロジカルな戦術的変化の兆候さえ見て取れれば結果は二の次三の次です。
これがもし、守備時もワンボランチのままで両脇のスペースを使われまくってたりしたらメッチャ批判しますけどね。
まあ、オニはシティやリバプールの試合を見てるらしいので、そんな上澄みだけすくうようなことはしないでしょう。
このように新人と新戦術という「新」が今年のテーマであり見どころです。
なので、タイトルなどとはゆめゆめ思わぬように。
それは結果論であって今年の本筋とはまったく違う話ですからね。