皆さんこんにちは(^-^ゞ
2年のセイカです

さてさて
今年は明治150周年という
記念すべき年です
突然どうした

と思われるかもしれませんが
明治時代には鉄道や電信
洋服、新聞など
現代の生活の基礎となるものが
西洋から導入されました
さらに競馬や西洋の種牡馬や
繁殖牝馬も取り入れられました
ちなみに乳製品で有名な
小岩井農場は戦前
サラブレットの生産もしており
日本競馬史上初の三冠馬
セントライト
などを輩出していた
名門牧場でもありました
明治初期の競馬場は
重要な外交の舞台であり
明治天皇は
乗馬と和歌を好んでおられたそうです
外交官などと共に
横浜競馬場へ足しげく
通っていました
レトロ建築いいですね~
今ではもうレースは
行われていませんが
通称であった根岸競馬場を
記念して
重賞根岸ステークスが
毎年1月下旬から2月上旬に
開催されています
他にも昔の競馬場を
記念して命名された
レースがあります
それらを調べてみるのも
面白いかもしれませんね

以上タメになる

雑学でした
ここで脱線した話を戻して
追分ファームさんでの
研修について綴っていこうと思います
追分ファームさんでは
初めて繁殖厩舎で研修を
させていただきました
学校の牝馬と比べると
お腹の大きさはもちろん
お乳が張っていたり
体がガッシリしていたりと
同じサラブレットとは
思えないくらい違いがありました
お産は運悪く
見ることができなかったのですが
生まれてから約ニ週間~数時間の
仔馬たちを見させていただきました
仔馬の小ささや可愛さに
自然と頬が緩んで
しまいました

今回は繁殖厩舎だけでなく
一歳の馬たちがいる
育成厩舎でも研修させていただきました
一年でここまで大きくなるのか

と馬体の大きさに驚きました
人間とは違い馬の成長は早いですね
しかし体は大きくなっても
中身はまだまだ子供だな
と思う部分は多々ありました
研修中にはなんと!
社台スタリオンステーション
ビックレッドファーム
優駿スタリオンステーション
三つの種牡馬展示会に
連れていっていただきました
社台スタリオンでは
昨年の年度代表馬
キタサンブラック
さらに!
ディープインパクト
※ニ枚の写真は1月13日にも
社台スタリオンへ
連れていっていただいた時に
撮影したものです
ビックレッドファームでは
ゴールドシップ
グラスワンダー
ロージズインメイ
(バジガクアリアとバジガクソレイユ
のお父さんです!)
優駿スタリオンでは
シルバーステート
ホッコータルマエ
など名だたる名馬たちを
間近で見ることができ
終始テンション
でした

バジガクでの2年間はあっという間に
過ぎていきました
最初は無口もつけられず
てんやわんやしていましたが
今では競走馬に携われるまでに
成長できました
それは今までの担当馬たち、
特に初代マヤノユウシと
初めての競走馬にして2代目
ベイリービーズ
この2頭の存在が大きかったです
ユウシに顔を高くあげられて
なかなか頭絡をつけられなかったり
ひきうまで止まられたり
初めての競走馬に内心
ちょっぴりビビっていたり
モンキー鞍に
悪戦苦闘しながら
ベイリーの馬装をしたのは
今となっては
良い思い出です

もちろん
ハヤテも大切な担当馬の
1頭です

デビュー戦をこの目で
見られないのはとても
心苦しいですが
焦らずコツコツと
練習を重ねて
競馬場で走る姿を
楽しみにしています

ホースマンとしては
まだまだヒヨッコですが
学校で身につけたことを
少しでもこれからの
仕事に活かせていけたら
と思っています
最後になりますが
今までブログを
読んでいただき
ありがとうございました!!
□ 馬の学校の先生より
ブログを読まれる方へ □
彼ら、彼女たちは馬の職業を目指す学生です。
将来は厩務員や生産、育成牧場で働く
競馬関係者だったり
競技会や乗馬クラブで活躍する
乗馬インストラクターや馬術競技選手
かもしれません。
馬が大好きなので、観光地やイベント会場で
馬の素晴らしさを沢山の人々に伝える、
馬事振興の現場で活躍する
ホースマンの一人かもしれません。
または学校で引退競走馬たちの
怪我や故障の治療やケアーを
毎日、細かく、携わる中で身に着けた
知識や経験を生かして
養老牧場やグルームとして馬の
お世話をする人になってるかもしれません。
今はまだ、学生で未熟だったり、
進路や行動に迷いがあるかもしれません。
書く物は、つたない文章かもしれませんが
各々の学生がが自分の夢と将来の目標の為に日々
東関東馬事専門学院で活動する中で
今、思い、考え、感じたことを
成長の1歩として書き残しています。
まだまだ学生で社会をしらず、
幼い考えや、現実離れな思いも
あるかもしれませんが
東関東馬事で馬と、仲間、先輩や後輩
研修先や学校生活の中で
色々な出会いと
様々な経験をする中で
馬の技術、知識だけでなく
他人との関わり、考え悩み
何かを見つけ出すこと
も大切な勉強であり経験だと考えております。
沢山の方々とのコミユケーションで磨かれ
日々成長を目指す、若者たちを
暖かい親の様な気持ちで
応援していただければ幸いです。