1年 カイ 何事も初めは辛いけど振り返れば・・・ | 馬の学校☆東関東馬事専門学院の生徒ブログ☆BAJIGAKU/馬事学院

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馬の学校を比較すると、東関東馬事専門学院(バジガク)アニマルベジテイション、国際馬事学校、インターアクションホースマンスクール、日高優駿学園など、多数の馬の学校がありますが、ここでは東関東馬事専門学院(バジガク生徒たち)のブログを紹介しています。

 

2018年 あけましておめでとうございます!

年末1発目は先週の予定でしたが

編集担当者がインフルエンザで高熱にうなされていて

穴をあけてしまいました。

ヽ(;´ω`)ノ

申し訳ありません。

 

昨年末の学校ブログは読んでいただけましたか?

まだな方は良ければ 

こちら!

 

 

 

気を取り直しまして2018年

1発目は、1年カイの登場です!

:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

 

2回目のブログを務めさせていただきます。

1年 カイです。

 
 

最近の何よりの僕のテーマは

最近やり始めた

モンキーレッスン(競馬騎乗訓練)

これがいよいよ始まったのですが、

これが自分が思っていたよりも

辛く、難しいものでした。

 

基礎乗馬の時の騎乗姿勢とはバランスが

かなり違い自分の体重やバランスを支えるために

足腰にかなりの負担がかかります。

 

乗馬の時には、競走鞍と違い

乗馬鞍には座りやすいようにシート部分や

はさみやすいように騎座当て部分の

クッション素材が入っているので

鞍が支えてくれている部分があるのですが

競走鞍は馬がスピードを出して走りやすいように

軽く、そして余り馬体の動きを邪魔する部分が少なくするため

全体的に小さく、薄くできているので

座る、はさむこと乗馬ほどはしません。

 

乗馬鞍↑

競走鞍↑

 
 

その分、人間の関節や筋肉で支える必要が出てきます。

馬のスピードが出る分、馬の動きも

前後左右に大きくもなっているので

バランスがないと右に左に、時に前にと

落馬しそうです。

また四角に囲まれた馬場ではなく走路での騎乗に

なるので馬も走りたくなるので

馬の力も強くなったり、多頭数で走るので

後ろからあおられたり

前の馬の動きににビックリしたり

今までより各段に馬の動きが難解になって

今の僕にはビクビクが一杯で

毎回、自分の恐怖心との戦いです

 

 

実際に競走騎乗訓練が始まるまで

鐙が短い状態でバランスをとることが

こんなにも難しく

体力を消耗するとは思っていませんでした。

僕はレッスンの後半の方は完全にバテてまい

もっと体力を付けていかなくてはと感じました。

 

今は練習馬でのレッスンをしていますが、

馬が跳ねたり、隣の馬が接近してきたりと

急なアクシデントにも上手く対応できなく、

落馬してしまったりしていて、

技術面でももっと向上していかないとと感じています。

現役競走馬に乗れるような

騎乗技術を身につけて乗りこなしてみたいです。

 

今はとにかく黙々と続けることが大切ですね。

 

 

そして昨年の12月末に行われた競技会に

僕も出場させていただきました。

スマートアスターとのコンビで

クロスバージャンピングでは見事優勝!

60cmでは3位に入賞することができました。

 

緊張もあって歩数も数えられなく、

騎乗姿勢もあまり良いものでは

ありませんでしたが、アスターが頑張ってくれました。

レッスンしてくださった先生方、

そして馬に感謝です。

 

今回はコースをちゃんと

まわることに必死だったので

次回はコースのショートカットや

障害の入り方など、

タイムも意識して乗ってみたいと思います。

 

続いて現在の担当馬の紹介をしたいと思います。

まずはエイリアンラバボー

フランス生まれの芦毛ですが、

最近さらに白くなって

可愛さが増したような気がします。

ラバボーの特徴はご飯前の高い鳴き声、

厩舎全体に広がる声で

他の馬もラバボーに便乗していつも鳴いています。

最近は馬房が隣のブートキャンプの様な

「ぶぶぶぶ」という声も出していて

とてもかわいいです。

そしてラバボーは、最近は障害の110㎝クラスの

コース走行にチャレンジしている

5歳のスーパーホースです。

でも今の僕の技術では、ラバボーは自分では

上手にコントロールできずにコース取りや

スピード調節ができず

膨れてしまったりします。

乗りこなせるようになって

ラバボーで競技会にも出てみたいです。

 

そしてもう1頭。

メドウヒルズ

ダイワメジャー産駒の栗毛7歳です。

最初、担当はかなり苦労しました。

 

曳き馬中に噛んできたり、立ち止まったり

馬房から出なくてメドウを出すのに

15分もかかってしまったり、

放牧中にも暴れてケガをさせてしまったりと、大変でした。

ですが最近は先生方の調教であまり噛まなくなり、

曳き馬でも前よりかは

すんなり進んでくれたりと改善しています。

人との人間関係やマナーが少しづつですが

成長してきたようです。

 

メドウを担当していく中で、

怒る時はちゃんと怒る。

褒めるところは、超褒めてあげる

などのメリハリをきちんとつけていくことが

大事だと思いました。

 

メドウも僕も日々、成長ということでしょうか。

 

それでもまだメドウの我儘に振り回されてしまって

思うように扱えないことがあるので、

それはこれからの僕の課題ですね。

 

入学して約9ヵ月、

色々なことがありました。

夏休みの時には、厩舎にいる生徒が最小で

なんと2人だけの時もあり、

僕にとってはかなり辛い毎日でしたが、

今振り返れば、そのおかげで効率良くかつ

素早く作業が進められるようになっていると思います。

 

入学時や前期は、厩舎に17頭

学生が17人・・・・休みの日でも半数が交代で出るので

自分の担当馬は2,3頭・・・・

ということは馬房掃除も片付けもそれくらい

 

自分の事や身の回りの事だけで良いから

他の子と連携や計画など

コミニュケーションを取る大事さ

正直実感してませんでした

 

だから、厩舎に人数がいた中でも

時間内に作業を終わらせることがなかなかできず

苦労していて何度も先生に怒られたり

もっとお互いのコミニュケーションを取るように!

報告や相談を!

と言われていたけどできずにいました。

 

そうやってるうちに夏になり

夏時間の交代制や夏休み、研修や合宿と

ドンドン学校の厩舎にいる人数が減らされて行って

みんな顔面蒼白でした。

 

人数が少ないからこそ、周りを見て

計画もして声を掛け合ったり

相談してだんどったり、休憩もしたいから

時間を守ろうとか効率良く無駄なくとか考えたりと

先生たちが、先輩たちが言っていたことが

ようやくわかるようになってきました。

 

今は慣れ、人数がいてもいなくても

コミニュケーションや時間を守ること

声かけなど、

本当に自然にできるようになってました。

 

今では土日など人数がいない時でも、

厩舎をまわすことができるようになりました。

 

そしてチームワークも

男女関係なく、かなり良くなりました。

 

残ってる作業、

厩舎では馬の運動などを全員で共有し

声をかけ合っている様子が最近見られます。

 

なんだか厩舎が明るくなったことに

喜びを感じます。

 

何でも初めは辛く、困難に感じるけど

向き合って試行錯誤したあとに

結果が出ると嬉しいものですね。

 

すぐには克服や習得、答えが出ないことが多いですが

ほんのちょっと振り返ってみるだけでも

続けていると、成長や喜びはあるんですね。

これを糧にしたら続けていけるかな。

 

 

そんな中でも

まだまだ僕には、課題はあります。

 

騎乗面でも作業面でも

コミュニケーション面でも

更なる成長ができたらいいと思っています。

 

 

 

今日も、馬の仕事に就きたい者が集まる

「馬の学校」

東関東馬事専門学院学生ブログを

ご覧頂きありがとうございました。



馬の仕事を学ぶ学生ブログ!
 

□ 馬の学校の先生より 

ブログを読まれる方へ □

 

彼ら、彼女たちは馬の職業を目指す学生です。

将来は厩務員や生産、育成牧場で働く

競馬関係者だったり

競技会や乗馬クラブで活躍する

乗馬インストラクターや馬術競技選手

かもしれません。

 

馬が大好きなので、観光地やイベント会場で

馬の素晴らしさを沢山の人々に伝える、

馬事振興の現場で活躍する

ホースマンの一人かもしれません。

 

または学校で引退競走馬たちの

怪我や故障の治療やケアーを

毎日、細かく、携わる中で身に着けた

知識や経験を生かして

養老牧場やグルームとして馬の

お世話をする人になってるかもしれません。

 

今はまだ、学生で未熟だったり、

進路や行動に迷いがあるかもしれません。

書く物は、つたない文章かもしれませんが

各々の学生がが自分の夢と将来の目標の為に日々

東関東馬事専門学院で活動する中で

今、思い、考え、感じたことを書いています。

 

まだまだ学生で社会をしらず、幼い考えや、

現実離れな思いもあるかもしれませんが

東関東馬事で馬と、仲間、先輩や後輩

研修先や学校生活の中で出会い

いろいろな活動をする中で

馬の技術、知識だけでなく他人との関わり

も大切な勉強であり経験だと考えております。

 

沢山の方々とのコミユケーションで磨かれ

日々成長を目指す、若者たちを

応援していただければ幸いです。

 
 
 
次回は、1月24日(水)