焙煎狂高山珈琲院研究所 -3ページ目

【珈琲道場_番外編・開樽&高級レア珈琲飲み比べ】

ブルーマウンテンNO.1Limited Discoveryの開樽式。

開樽なんていう言葉は、聞いたこともなかったのですが、

珈琲狂の友人が命名してくれました。

ブルーマウンテンNO.1Limited Discoveryは、

取引先の商社から納品してもらったままの状態で保管中。

これをみんなでいっしょに開けて、焙煎して、飲みましょう!ということになったので、

ほかの珈琲も飲み比べします。

コピルワック、

ブルーマウンテンNO.1、

ブルーマウンテンNO.1Limited Discovery、

エスメラルダPrivate Collection ゲイシャ ウォッシュド、

フィンカ・ルイス パカマラ ウォッシュド、

コナヒルズ プライベートリザーブ ピーベリー、

ハワイ カウ アイカネ農園。

これらの珈琲を、

ペーパードリップ、サイフォン、エアロプレス、ネルドリップなどで楽しみましょう。

なお、今回は樽を開けてから焙煎しますので、

焙煎のプロセスもご覧いただけます。

日時/2018年12月10日(月)13:30〜

場所/焙煎狂高山珈琲院研究所

参加費用/¥4,000

募集人数/5名

参加お申し込み方法/@niftyのメルアド宛、もしくはSNSなどでご連絡ください。amebloのメッセージはチェックしておりません。

講習&焙煎&珈琲サーブ/もちろんコーヒーマイスターの高山浩数です。

ブルーマウンテンNo.1を見直してみる

遙か昔・・・

ず〜〜〜っとず〜〜〜っと昔の話。

コーヒーの王様と言えば、ブルマンだった。

ジャマイカのBlueMountain!

気の利いた喫茶店に行くと、メニューの最上部や最下部に「ブルーマウンテン」と書かれた文字の横に

ビックリするような値段が書かれていたものだ。

しかし・・・

もともと収穫高の少ない希少価値であるブルマンが害虫問題に遭遇したり、残留農薬問題で入荷しなかったりと、

不安定な供給になって、影が薄くなった頃、ハワイコナや、カウ、パナマのゲイシャなどが高級品種の地位を奪取した。

気付けば、ブルマンの知名度や人気は低くなり、血眼になってブルマンを買いあさる業者が激減したように思う。

そうは言っても、収穫高の少ないブルマンの大きい立派な豆は依然として高く、一般的な価格帯ではない。

巷で比較的優しい値段で入手できるブルマンは「ブルマンブレンド」であったり、

ブルーマウンテンが100パーセントだとしても、スクリーンサイズがビッグな「No.1」であることは少ない。

ちゃんとしたブルーマウンテンのNo.1という規格は、ほんとに立派で綺麗なかたちをした芸術的な豆である。

ただ、収穫高が少ないために、入手ロットによっては、

NO.1でも、かなり小ぶりな豆だったりするし、香りも味も芳しくないことがあって、

ジャマイカのブルマンを買うことはなくなった。

ところが、ここ数年、少ないながらも供給が安定してきたため、

取引のある商社からサンプルを200gほどもらって

焙煎して飲んでみたら、味が良くなっていた。

香りも良く、酸味も苦みも絶妙なバランスで、整っている。

ゲイシャやその他、カップオブエクセレンス級の豆のような突出した個性があるわけではなく、

超!優等生的な味である。

個性が無いからつまらないと言って無視できる味ではない。

「欲しい!が、高い!」

仕入れ値があまりに高いし、大量に在庫を抱えたくないので、

しばらく悩んでいたが・・・

息子が「仕入れ値の半分は樽代だと思えばいいんじゃない?」

「高級な家具を買ったら豆が付いてきたとかさ」

この妙案を聞かされて、一気に気が楽になって、酔っぱらった勢いで夜中にポチり。

15㎏の限定樽入り・ブルーマウンテンNo.1を買ってしまった。

あちこちの農園から寄せ集めたブルマンじゃない。農園指定もの。

しかも、この樽、珍しいカラーリングの綺麗な樽である。

同じ時期に購入できたエスメラルダのゲイシャは、1分で完売する人気豆だし、

その他農園のブルーマウンテンNo.1も素晴らしい味。

まあ、味も素晴らしいけど、仕入れ値から計算した焙煎豆の売価も

素晴らしい。

当研究所の最新入荷豆↓

1.ジャマイカ ブルーマウンテンNo.1 Limited Cinchona農園RE-DISCOVERY/¥6,400(200g)

2.ジャマイカ ブルーマウンテンNo.1 /¥4,600(200g)

2.パナマ エスメラルダPrivate Collection ゲイシャ Washed /¥5,600(200g)

2.パナマ フィンカ・ルイス パカマラ Washed(Top of Top Coffee) /¥2,900(200g)

「珈琲道場@奈良」開催のお知らせ

久々に珈琲道場を開催します。

今回は出張講座で、奈良のカフェでの開催です。

お近くの方はぜひぜひ、ご参加ください。

 

珈琲道場/奈良編

 

コーヒーマイスターの「ハンドドリップを極める技」

9月8日(土曜)14:30〜16:30@ミュージックカフェ・アンジェス

 

 

★珈琲のドリップを、コーヒーメーカーに頼り切っていませんか?

ハンドドリップの正しい技術をマスターすれば、

機械よりもずっと美味しい珈琲が淹れられます。

 

★ペーパーを使ったハンドドリップよりも味がぶれないエアロプレス。

こんなに簡単な抽出法はありません。旅先でも大活躍の

エアロプレスの使い方をマスターしましょう。

 

□ハンドドリップに自信はあるけれど、いつも味がバラついている。

そんな悩みはありませんか?

コーヒーマイスターと一緒に悩みを解決しましょう。

御自身のドリップ道具をお持ち下されば、その器具にあった

アドバイスもさせていただきます。

 

□今回は、エアロプレスのインバート方式について解説します。エアロプレスを

お持ちなのに、上手く使えていない方は、ご持参ください。

 

□退屈な難しい話はいたしません。読むのが面倒な資料も用意いたしません。

飲んだり、自分で淹れたりして、楽しい時間を過ごしましょう。

必ず美味しい珈琲が淹れられるようになります。

 

□アンジェスさんから、珈琲に合うお菓子の提供もしていただきます。

 

●講師/コーヒーマイスター ・ 高山浩数(焙煎狂高山珈琲院研究所)

●日時場所/2018.9/8(土曜)14:30-16:30、ミュージックカフェ・アンジェス

●参加費用/¥2,500(お茶菓子、お土産付き)

●講習時間/120分

●定員/8名(要予約)

●お土産/スペシャルティコーヒー200g (煎りたて、挽きたて)

 

講師プロフィール

【高山浩数 Hirokazu Takayama】

焙煎狂高山珈琲院研究所 所長

SCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)会員

SCAJ認定 コーヒーマイスター No.2820

珈琲自家焙煎歴/13年

Takayama-Photo-Office 代表

JPA(日本写真作家協会)会員

 

【ミュージックカフェ・アンジェス】

奈良県橿原市新賀町485番地 

Tel0744-35-4018

近鉄大阪線大和八木駅下車徒歩15分。駐車場15台

http://cafeanges.com

 

【講師からひと言】

★珈琲ドリップ歴は、30年を超えましたが、

まともに淹れられるようになったのは、ここ数年です。

試行錯誤した苦労の技術をぜひぜひ、皆さんと共有したいです。

★ドリップ方式の好みの順は、

サイフォン、ペーパーハンドドリップ、エアロプレス、ペーパーレスハンドドリップ、ネルドリップ、フレンチプレス

★珈琲豆の産出国の好みは、エチオピア、グアテマラ、ハワイ、パナマ、コスタリカ、ニカラグアほか

★好きな珈琲の味は、良質の酸味、華やかな香りの裏に潜むしっかりとしたコク。酸味>苦味

 

【お願い】

このブログ記事だけを見て参加ご予約の方は、

主催者でありますミュージックカフェ・アンジェスさんまで

ご連絡ください。

amebloのメッセージは見ておりませんので、ご注意ください。