焙煎狂高山珈琲院研究所 -2ページ目

焙煎狂高山珈琲院研究所の新しいSite

焙煎狂高山珈琲院研究所のちゃんとしたSiteは無いのか?
そもそもネット販売、カード決済はしとらんのか?
とよく聞かれますが・・・
「はい、申し訳ありません。なにもかもちゃんとしてません」
とお答えしております。

まずは、このブログ、真面目に更新してません。
もう一つ、他人任せで作ってもらったアメーバオウンドのSiteがありますが、
こちらもほとんど更新しておりません。
あっちこっちに、ばらけているから、管理が面倒なんですね。
こういったことはまったくきちんとしてませんけども、
焙煎は日々、しっかりやってます。
新しいブレンドも着々と考案中ですしね。
で・・・
もうちょっと、ロースターとしての自覚を持って、ちゃんと営業活動をしようと思いまして、
Siteを一新しました。

 

と言っても、これまた中途半端でして(^_^;)

 

本業の写真家業のSite再構築に伴って、間借り的な???
まるで居候のようなスタンスで、珈琲の宣伝をすることにしました。
これから、まったりと、このSite内で増殖していくと思います。
ゆくゆくは、カード決済までたどり着けるちゃんとした自家焙煎Siteになればなあと・・

そんなわけで、今後は、こちらのSiteをご贔屓に。
https://www.takayama-photo-office.net/baisenkyo-top

新豆、NewBlend、続々登場しておりますので、ぜひぜひ!

お薦めは、ブレンドの20番・ピュールフィーユ、ブレンド22番・BLUE。

BLUEは、オリエンタルな芳香と、コクが魅力で、最近のいちばん人気です。

 

宝島社のモノマスター6月号/珈琲座談会に参加してきました!

 

先月、宝島の編集者から一本の電話。

「こんな世の中なので、家飲みコーヒーの特集をやることになりました」と言うので、

てっきり撮影依頼かと思いきや・・・

座談会のゲストとしてでした。

バリスタ、ロースター、コーヒーマイスターの三人で、

コーヒーについて熱く語った6時間。

【コーヒーのプロたちが教える究極の一杯へと導く7つのカギ】

【プロが飲み比べて採点】などなど

大特集のなかの14ページに参加させてもらいました。

今回のモノマスター6月号は、「珈琲の教科書」という大特集で、

完全保存版とも言える充実した内容です。

コーヒー好きにはたまらない内容になっています。

 

あっ、わたくし高山は、ロースターではなく、コーヒーマイスターとしての参加です。

ぜひぜひご一読ください。

 

宝島社/モノマスター6月号/4/25発売

 

「僕の神・UCC上島達司会長」にまつわる備忘録

昨日、UCCの広報室長から嬉しいご連絡。
去年、撮影させていただいた上島達司会長のポートレート写真を買い取りたいと。
「買い取るだなんて、滅相もありません!僕にとっては珈琲の神様である会長とお近付きになれただけで光栄なんですから」
と買い取りは丁重にお断りしましたけども、なんと光栄なことか!
我々珈琲業界に携わるものとしては、UCCの上島達司会長と言えば、雲の上の存在。
いえ、実際にはフレンドリーなお方なので、雲の上でも神でもないのですけど、
僕にとってはやはり神なわけです。
その会長のブログをまとめたご著書の巻頭グラビアを撮らせていただくために、
会長と数日間一緒に過ごし、美味しい料理をたらふくご馳走になったわけですから、
カメラマンをやっていて良かった!
最高のご褒美だ!
と思っていたわけです。

しかし・・・
去年の今頃、画像処理専用のHDDがクラッシュしました。
通常は必ず別のHDDにバックアップをとっているのですが、
多忙を言い訳にバックアップを数ヶ月に渡ってとっていなかったのです。
そのクラッシュしたHDDに上島達司会長会長撮影のデータが入っていました。
クラッシュしたタイミングは、
上島達司会長の撮影2回分まで。
カメラマンにとって財産でもあるRAWデータが消滅しました。
しかも入稿前で、仮現像をして編集者に写真を選んでもらっている最中でした。

出版業界の方ならおわかりだと思いますが、
仮現像した写真をセレクトしてもらってから、本現像をし、さらに画像処理をして入稿をするはずなのに、
本現像するためのRAWデータが無い!
これは大問題です。
当然ながら、HDD復旧業者に委託(復旧作業定額30万+復旧成功時20万)
〆切ギリギリまで入稿を待ってもらいましたが、
HDD復旧業者の杜撰な対応により、一ヶ月もかかった上に復旧不可で返却!
不幸中の幸いで、レンタルサーバーに仮現像入稿したデータを残したままだったので、
それを吸い上げて、Photoshopで画像処理して入稿はできました。

しかし、僕のスタンスはRAWデータから再処理!徹底的に再現像をした上でレタッチをしての入稿ですから、
不本意きわまりません!
それでも、上島達司会長のご著書「コツコツ、しつこく、元気よく_T's Viewで発信20年」は無事に刊行できました。

322ページにも及ぶ豪華本で、じつに素晴らしい本なのですが、書店売りはしない限定本です。
コーヒーマニア垂涎のプレミア書籍といったところです。

ダラダラと自慢を交えつつ書き殴りましたが、
僕が言いたいことは5つ。

1.写真データのバックアップは必須!
2.サーバーにアップしたデータはしばらく消すな!
3.データ復旧会社は怪しいところが多いので、トラブルになったら、とことん戦うべし!(戦い方は伝授します)
4.UCCという会社は、本当に素晴らしい!
5.UCCの上島達司会長は、やっぱり神である!

以上です。
珈琲業界の人、写真業界の人、出版業界の人、僕の去年のこの悲劇と感激を記憶にとどめておいていただけましたら幸いです。


蛇足ですが、UCC広報室長の玉井さんのひと言
「去年、私と関わった人は災難続きなんです」
僕のHDDクラッシュに加え、イタリア出張したMHのカメラマンがイタリアで100万相当の機材をすられたんですって。
ローマで撮ったあと、ミラノかフィレンツェあたりに移動したのだと思いますが、ローマの次の滞在地ですられたために、
ローマでの撮影分はお釈迦になったんだそうです。おまけに保険で補填できる額が20万とかで、80万の損出。
とりあえずカメラを買って撮影はしたそうですが、テンションだだ落ちだったそうです。
玉井さんが私と関わったとおっしゃいますが、
僕のクラッシュも、バックアップを怠っていなかったら救えた事故。
イタリアのすり事件も、油断していなかったら起こらなかった事故です。
いずれもカメラマン本人の自己責任ということです。

さらなら蛇足ですが、
高山が海外であったスリは、パリのモンマルトル付近の改札で20ユーロくらい現金をすられただけ。
幸いにも機材スリには遭遇しておりません。