交通系ICカード VS クレジットカード | 私のひとりごと

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とある設備の更新料、12億1,000万円。

 

新規で別のシステムを導入する費用、6億7,000万円。

 

さぁどっちを選択する?

 

明らかに後者ですよね、約半額ですから。

 

この費用は九州のバス会社の決済システムの費用なんです。

 

前者は今まで使ってきた交通系ICカードを更新する際の費用。

 

後者はクレジットカードのタッチ決済導入費用です。

 

交通系ICカードを導入した当時はもちろんクレジットカードのタッチ決済はありません。

 

県内だけでしか利用できない不便さから全国でも利用できるよう改修をしたということもあったようです。

 

そしてやっとのことで利用率が50%を上回ってきた頃の設備更新。

 

現状を更新するのが一般的なのかもしれませんが、外国人を含めた観光客にはこのためだけにICカードを作成させるのは理不尽だし、すでに持っているクレジットカードで決済できる方が利便性が高いと判断したようです。

 

さて、これで首を縦に振らないのが今までICカードを利用していた人たちや高齢者。

 

カードを新たに作成したりする面倒さやカード作成の審査など乗り越える壁が出てきそうです。

 

でもこんなに金額に差があるのなら、ユーザー目線を考慮せずに変更するのも仕方ないのかもしれないですね。

 

あとはこのクレジットカードのタッチ決済が次の更新時期になくなっていないことを祈るだけですね。

 

(ちなみに関東の一部の鉄道会社では交通系ICカードとクレジットカードのタッチ決済の両方の利用が可能な改札機が徐々に出始めています)