昨日北京オリンピックのスノーボード中継中にサブチャンネルに切り替えられず「視聴できなかった」という声が相次ぎました。
まず、サブチャンネルとは・・・
今のデジタルテレビ放送では、ひとつのチャンネルで2つの番組(メインチャンネル / サブチャンネル)を同時に放送できます。
今回のようにスポーツ中継が放送時間内に終わらなかった場合は、メインチャンネルでは次の番組の放送を・サブチャンネルでスポーツ中継を延長して放送することができます。
また放送延長という形ではなく、最初から全く別の番組を放送することも可能です。
(サブチャンネルの画質が悪いのは仕方ありません)
これは公共放送だけでなく民放でも一般的に行なわれていて、TOKYOMXの番組表はMX1・MX2と最初から別番組を24時間放送しています。
我々見る側のテレビの設定としては<自動継続視聴>という機能があるので、それを確認する必要があります。
テレビを購入して5年前後ならばこの機能は搭載されていると思われ、通常はONになっているようです。
レコーダーも同様ですが自動対応しているものが多く、設定する必要がないものもあります。
ちなみに操作はチャンネルの数字ボタンを押すのではなく上下ボタンを押せばOKです。
車についているテレビでも同様ですがフルセグのみでワンセグの場合はこの機能はありませんのでサブチャンネルは見られません。
という前置きをしておきます。
公共放送でサブチャンネルに切り替えの表示が出ていたようですが、そいういう問題なのでしょうか?
特に高齢者にとってそういう細かい操作は焦って失敗してしまいます。
普通にチャンネルを切り替えずに放送時間の延長をすればよかっただけの話。
今回の該当時間11時54分に天気予報を絶対に放送しなければいけない理由でもあったのだろうか?と感じてしまいます。
いっそのこと、サブチャンネルで天気予報を放送すればいいと思うのは私だけでしょうか?
競技時間と重なり「タイミング・運が悪かった」としか言いようがないですが、柔軟な対応はしてほしいところですね。
また、私の中の大前提として「有料なのならスクランブル放送にすればいいのに」という考えがあることは申し上げておきます。
テレビで今日の番組表を見ると11時53分・17時59分・20時44分に切り替えがあります。
どうしても見逃したくないという方はこの時間を覚えて、いいタイミングで切り替えすることをお勧めします。