奇門占卜 | 大石眞行の玄学ライフ

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大石眞行が占いの観点から日常を観察します。

事例23.

乙酉歳8月8日辰時

手紙はいつ届くかを占う。

 

基本データは陰九局、己卯日戊辰時

値符は離にあり、同じく手紙を表す値使景門は中宮にあり太陰神の照を得る。吉。

庚格は兌にあり天地同臨し宮と比和、最も旺相となす。

本日庚午時に必ず到ると決す。

午時に至って果たして到る。験。

 

        『奇門旨帰』巻三十八より 

 

方位を使って効果があるという。

それが本当に方位効果なのか、方位を使わなくとも出る結果だったのかどうかは比較測定のしようがない。

ではどうするか?

卜術として正しい結果を導ける術ならば方位への拡張は容易であると考えられる。

方位効果を論ずる書の事例に占卜が掲載される所以である。