ビジョンのない店は、つぶれる | 中 淑子の小さなお店を成功させる方法。~集客に困らないお店づくり~

中 淑子の小さなお店を成功させる方法。~集客に困らないお店づくり~

湘南・横浜・都内を中心に、小さなお店の作り方や、起業準備方法、極力お金をかけない集客方法などお伝えしていきます。
湘南・茅ヶ崎市みずきのベーグル専門店オーナー。脱サラ組。

● ビジョンのない店は、つぶれる

 

こんにちは。 中 淑子(なか としこ)です。

はじめてのご訪問の方は、プロフィールをどうぞ。

 

「こんなお店、わたしにも出来そう」という人がいたら、

「こんな店は、どうやって出来ているのか?」と

逆に問いかけたい。

 

うちの店には、沢山のお客様がいらして下さるけれど、

たまに、カップルとか夫婦で来られて

「こんなお店開きたい」みたいなお話をされる。

 

いや、具体的な相談事として、私に話しているのではなく、

二人で話している感じ。

 

私は口を挟まず聞いているだけなので、

実際は分からない。

 

北稜高校の常連客だった卒業生と

 

 

漠然として思いだけで店を開くと、失敗する。

 

 

今日のテーマは

 

ビジョンのない店は、つぶれる

 

うちのお店の常連客に、

「まるなかベーグルさんをまねて始めたベーグル屋さんができたよ」

と教えて頂きましたのは、今から5年以上前でしょうか。

 

うちの店をまねて作ったと言われていたベーグル屋さんは、

ブログを書いていて、その中でも

「まるなかベーグル」を食べて、こんなお店を作りたい!と思い、

脱サラして、ベーグル屋さんを始めたと書かれていました。

 

結論からすると、そのお店は2年足らずで閉店してしまいました。

もう、お店の名前も覚えていないのですが、

事情はだいたいこんな感じでした。

 

・ 奥さんの反対を押し切って脱サラした

・ ベーグルは独学

・ 奥さんの実家の空いた土地(もしくは小屋?)を工房にした

・ 一人で作り、一人で販売

・ 週末のみ営業

・ イベント出店などで販売

 

奥様はこの仕事に反対だったようで、手伝ってもらえず、

全部ひとりでされていたようで、

数もあまり作れなかったかもしれませんね。

 

結局、体を壊したのか、売上が立たなかったのか

詳細は存じあげませんが、2年足らずで閉店してしまったようでした。

 

その時は、深く考えることはありませんでしたが、

今なら、どうして閉店することになったのか

分かるようになりましたね

 

 

理由は、ビジョンがなかったのだと。

私たちのお店の表面だけを真似ても、

私たちのようなお店が作れるわけではありません。

 

「まるなかベーグルのようなお店を作りたい」

と思って頂くのは、とても光栄です。

そんな風に思ってもらえるお店作りを出来ているのだな、と

知ることは、自分たちの励みにもなるのです

 

ただ、全く同じお店を作ることは出来ませんよね

 

うちのお店のコンセプト

お客様のこと

ベーグルのこと

経営のこと

スタッフのこと

 

お店を作るには、本当に最初に考えることがたくさんあります

 

一番大事なのは、お店のコンセプト

いわゆる、ビジョンですね

 

ここが抜けていて、何となくお店を作っても

やはり、うまくいかないと思います

 

私がお店を作る前に考えたこと

それは、徹底的にどんなお店を作るかということ

そして、他店の市場調査

 

作りたいお店のイメージはあったけれど

憧れのお店、そのまま真似して作ることは出来ません

自分なりのアレンジが必要です

あなたのビジョンは明確ですか?

お店を始める前にこそ、徹底的に考えてくださいね。

 
中 淑子 自宅の小さなお店
湘南・茅ヶ崎市のベーグル専門店
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