こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「骨格の健康とウォーキングの関係」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12850913474.html


今回は〃「ゆがみが不健康を作る(体のゆがみ編)」〃です。


ゆがみが健康に悪そうとは誰でも思うのですが、
なぜ健康に悪いのかは分かりにくいようです。


そこで、ゆがみが不健康を作るプロセスについて、
解説していきましょう。


・ゆがみができるプロセス


体のゆがみの正体は潤滑不全です。

潤滑不全とは、
骨格でいうと関節のかみ合わせが悪いこと、
筋肉でいうと筋肉の伸縮が悪いこと、
皮膚筋膜では皮膚の滑走が悪いことをさします。


なかでも骨格のゆがみは誰の目にもわかるので、
骨格のゆがみが通常ゆがみと呼ばれています。


では、なぜ体のゆがみは発生するのでしょうか。


ゆがみが発生する原因は、
打撲などのケガまたは不良姿勢の習慣のどちらかです。


そしてゆがみができるプロセスは、
ケガの場合と不良姿勢の場合では異なります。


たとえば打撲の場合は、
転んで尻もちをつくなど一瞬の衝撃で、
骨盤がゆがむなどのゆがみは発生します。





不良姿勢の場合は全く異なり、
長い時間をかけてゆがみは発生します。





この二つはどちらもゆがみをつくりますが、
打撲など一瞬の衝撃でゆがむ場合は、
事故車のように体にくせがつくので自然治癒しにくいのです。


不良姿勢の習慣でゆがむ場合は、
たとえば背中を丸めて座るなどの不良姿勢では、
座っている時間×日数によって程度は変わってきます。


ケガによるゆがみは一撃でゆがみ、
姿勢によるゆがみは長い時間をかけてゆがむわけです。


・ゆがみが不健康を作る


では、なぜゆがむと不健康になるのでしょうか。


その理由は2つあります。


1.骨格にアンバランスが生じるから(ケガ)


一つ目は骨格のゆがみが与える影響です。


たとえば尻もちをついて骨盤がゆがんだ場合、
打ち身によるキズは短期間で治りますが、
骨盤のゆがみは残ったままになるので、
姿勢のアンバランスや歩き方が変わります。


こんなアンバランス状態で動作や歩行をすると、
特定の関節や筋肉にストレスがかかり、
足腰のしびれや痛みなど症状が発生します。


全身の骨格は関節にて繋がっているので、
ゆがんだ状態が長期間続くと、
その影響は全身におよび、
さらに様々な不調が発生するのです。


また、骨格がゆがむと内臓にもゆがみが発生するので、
内臓が捻られる圧迫されるなど内臓機能にも影響します。



2.筋肉にアンバランスが生じるから(不良姿勢)


もうひとつは、筋肉のゆがみが与える影響です。


たとえば毎日背もたれに依存の姿勢で座っていると、
姿勢筋インナーマッスル(若返り筋)を使う頻度は低下、
それにともないインナーマッスルの筋力は弱ります。


そして、体幹インナーマッスルが弱ると、
姿勢が悪くなりそれが常態化してしまいます。


それにより動作や運動そして歩行姿勢が変わり、
関節や筋肉などにストレスがかかるので、
肩こりや腰痛などいろんな症状が出てきます。


代表的な姿勢によるゆがみには、
ねこ背、巻き肩、スマホ首がありますが、
この姿勢が固定化すると頭痛や首痛をはじめ、
自律神経にまつわる諸症状など、
不定愁訴のオンパレードとなります。


・ゆがみを直して健康になる道


ケガによるゆがみに対しては、
潤滑整復術は即効性があり優れた方法です。


なぜなら、直接ゆがみの原因や、
その影響でゆがんだところにアプローチできるからです。


当研究所で行っている全身調整は、
関節、筋肉、皮膚筋膜の3つに分けて診察し、
それぞれのゆがみ(潤滑不全)に対して、
潤滑整復術という独自の施術をしています。


筋力低下や姿勢の劣化が少ない場合は、
潤滑整復術だけで解消できます。





これに対して、
不良姿勢によるゆがみの場合は、
長い時間かけてゆがみが進行しているので、
すでに姿勢は崩れ筋力も低下しています。


こんな場合、潤滑整復術では、
一時的にゆがみが消えたように見えても、
不良姿勢という原因は残ったままなので、
施術による方法は一時しのぎにすぎないのです。


たとえ、姿勢矯正や姿勢指導をしたとしても、
すでに姿勢が悪くなっているということは、
筋力低下と不良姿勢の癖がついているので、
運動を通じて、
筋力強化と正しい姿勢の再教育が必要です。

運動なくして解消はあり得ないのです。





また、運動といっても何でもいいわけではなく、
適切な運動と直すための順番があります。


まずは、姿勢筋であるインナーマッスルを鍛え直し、
脳にインナーマッスルを働かせた姿勢を再教育すること。

さらには、インナーマッスルと連動させながら、
その他の筋肉を使えるようにすることが必要です。


そのためにはインナーマッスルに特化した運動、
筋肉を伸ばして捻るという、
伸張筋収縮を利用したトレーニングが最適です。


代表的なものに若返り筋メソッドがあります。


次回は「ゆがみが不健康を作る(心のゆがみ編)」、
これについて解説します。

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