こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「姿勢が悪い人向け五つのステップ」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12797766299.html


今回は「第一のステップ 若返り筋のドローイン」です。


・五つのステップについて


五つのステップは、歩行整体(回復から自立までのしくみ)では、回復まは治療家の仕事ですが、補強から自立までは認定トレーナーが担当しています。


回復後は補強が必要ですが、症状は消えても大半の人は姿勢が崩れています。


姿勢が崩れているということの意味は、若返り筋が弱っている証拠でもあるので、五つのステップは、ここからのステップアップを指します。

この、五つのステップを上がり、自立するための方法を「若返り筋メソッド」といいます。


・第一のステップ 若返り筋のドローイン


姿勢が崩れるキッカケは不良姿勢の習慣がつくことですが、怖いのは、習慣になると姿勢の要である体幹インナーマッスル、つまり若返り筋がどんどん弱っていくからなのです。


逆にいうと、体幹インナーマッスル(若返り筋)を再生し補強すると、姿勢がどんどん良くなっていくということです。


そのための第一歩として若返り筋のドローインがありますが、これには二つの役割があります。


一つは外からは触れないインナーマッスル若返り筋を実感すること、二つ目は、若返り筋のドローインそのものが、体幹インナーマッスル若返り筋の筋トレでもあるということです。


ですから、この若返り筋のドローインを通じて、若返り筋の存在確認と一番シンプルな筋トレができるわけです。


・やり方


立ち姿勢でも座り姿勢でも寝た姿勢でも行えますが、ポイントはウエストを絞って背筋を伸ばすことと呼吸法です。


この若返り筋のドローインを行う際の呼吸法ですが、腹圧呼吸法(胸腹式呼吸)を使って行います。





腹圧呼吸法には、お腹に力を入れて膨らませる、または絞るの二種類ありますが、この場合は絞る方を使います。


ウエストを絞り背筋を伸ばして、腹圧を体の軸方向(内向き)にかける呼吸法で行います。


図のように腹圧をかけた状態で、口をすぼめて8秒かけて細く長く息を吐きます。



慣れないうちは、1.2.3.4.5.6.7.8.と声を出しながら行うとよいでしょう。


8秒で吐いたら、4秒で吸うというリズムです。


その間ウエストは絞りっぱなしでゆるめてはいけません。

若返り筋メソッドは伸びて捻るのが特徴の筋トレなので、息を吐いている時にお腹が緩むと力が抜けてしまい効果はなくなるからです。


身体の芯に向かう腹圧と、背筋を伸ばすことにで生じる絞り力により、お腹が緩むことなく呼吸できるのです。


このように、若返り筋に力を入れて筋肉を上下に伸ばす、これが効果を出すための最大のコツですが、そのためには腹圧呼吸が欠かせないのです。


今回はこの若返り筋のドローインについてお伝えしましたが、このドローインだけでも若返り筋の筋トレになりますし、若返り筋の存在を自覚することができるので価値があります。


まずは、10回を目安に行ってください。2分ぐらいで行えます。


姿勢が悪い人は、若返り筋が衰えているので、今回のドローインだけでも結構こたえるかもしれませんが、ここが腑に落ちて、実際に若返り筋を使えるようにならないと、次のステップに進めないので重要なのです。


次回は、第二のステップ「筋肉絞り体操」について、解説していきますのでよろしくお付き合いください。


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