こんにちは、
岡田宰治です。
前回は「50代からの体力づくり(姿勢の悪い人向け)」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12796611931.html
今回は「姿勢が悪い人向け五つのステップ」です。
若返り筋メソッド認定トレーナーの講座では、初め出てくるのがこの5段階です。
認定講座は、この中身を座学と実技を通じて伝授し、内容理解と正しい運動ができる指導者を養成しています。
・五つのステップについて
これは回復から若返りまでのしくみ、「歩行整体」では、不調からの回復後のステップとなります。
歩行整体では、回復までは治療家の仕事ですが、補強~自立の段階では、認定トレーナー指導の仕事となります。
ただし、補強の段階はまだ健康とはいえず、健康の入り口に立った段階といえます。
たとえば腰痛など症状は軽快したけれど、しばらくすると痛くなるというのは脆弱な状態だからです。
また、症状は消えても、この段階の人は姿勢が崩れていますが、前回お話ししたように姿勢の崩れは重要なポイントです。
この時点から、健康度を上げ、さらに突き抜けて若返るのを目標にしますが、この若返るという言葉の意味は、同世代の平均よりもはるかに元気で健康という段階を指します。
このステップアップ5段階は、別名「若返り筋メソッド」といいますが、では、一つずつ解説していきましょう。
・第一のステップ 若返り筋のドローイン
姿勢の崩れは重要なポイントだと述べましたが、その理由は、姿勢筋として要である、体幹インナーマッスルが弱っていることを意味するからです。
逆にいうと、体幹インナーマッスル(若返り筋)を再生し強化すると、姿勢がどんどん改善していくということです。
初めに行う若返り筋ドローインの役割は二つあります。
ひとつは、体幹インナーマッスルの存在を体感すること、もうひとつは、若返り筋のドローインそのものが、一番かんたんな体幹インナーマッスルの筋トレでもあるからです。
やり方については次回詳しくお伝えします。
・第二のステップ「筋肉絞り体操」
筋肉絞り体操とは、雑巾を絞るような感じで、体幹インナーマッスル始動で全身の筋肉を使う体操です。
若返り筋メソッドの特徴は、全身のインナーマッスルを鍛える運動法であると同時に、体幹インナーマッスル始動で体が使えるように再教育するのに最適な方法だということです。
そのなかで筋肉絞り体操の役割とは、「若返り筋の活性化」なので、まずは体幹インナーマッスルを使った体操に慣れていただきます。
これは、5分間でできる6種類の体操で構成されています。
朝の始業体操として、各種スポーツの準備体操として利用されていますが、代謝が上がり体温が上がり体が動きやすくなる体操です。
また、習慣化することで、体幹インナーマッスル始動で動く体に再教育し、全身の柔軟性が高めるとともに引き締まった体を作ることができます。
筋肉絞り体操は、2004年に考案していらいバージョンアップを重ねてきましたが、企業を含め1万人以上の人にレクチャーし現在も多くの方が実践されています。
また、パーソナルトレーニングのウォームアップとしても使われています。
・第三のステップ「つるかめ体操」
体幹インナーマッスルの存在を感じ意識して使えるようになったら、つぎのステップは体幹インナーマッスルを鍛えて再生することです。
この体幹インナーマッスルの筋トレに相当するのが「つるかめ体操」です。
つるかめ体操は、9つの体操で構成されています。
体幹インナーマッスルを伸ばしたり捻ったりする動作は、原理は筋肉絞り体操と同じですが、一つ一つが体幹インナーマッスルの筋トレなので、効率的にインナーマッスルを鍛えたい向きには適しています。
筋肉絞り体操と違うのは、これはワンセットの体操として行う方法以外に、必要なものをチョイスして行うことも可能だということです。
実際は、高齢者が姿勢の体操として習得されているケースや、パーソナルトレーニング等では筋トレとして利用されています。
・第四のステップ「股関節三軸体操」
体幹インナーマッスルがある程度鍛えられた人に対しては、股関節三軸体操があります。
これは股関節の三つの軸に対して、体幹インナーマッスル(若返り筋)始動で別々に鍛える柔軟体操で、前後開脚編(6種)、開脚編(6種)、合蹠編(6種)の三つに分かれます。
若返り筋を伸ばしながら、同時に股関節まわりの筋肉も伸ばすという手法なので、はじめは少し難しく感じますが、筋肉絞り体操、つるかめ体操によって若返り筋が自在に使えるレベルになれば、十分に効果を出すことができます。
股関節の柔軟性アップと股関節まわりの筋力アップが同時に行えるのが特徴で、柔軟性アップでは、単なるストレッチとは比較にならないほど短期間で効果が現れています。
また、股関節の柔軟性と筋力アップは全身の健康に大きく貢献します。
内臓脂肪をはじめ体脂肪がごっそりと減り、胃や腸などの内臓下垂は正常化し、脊柱の柔軟性が増して、全身の骨格が軟らかくなり、自律神経も整います。
もちろん、全身の姿勢は整い、人生で初めてという感動を受ける人もいて、若返り以上の効果が出ることもあります。
昔から、股関節を軟らかくすることは健康の要だといわれていますが、実際に股関節が軟らかくなると、語り尽くせないほど多くの健康効果がでてきます。
股関節三軸体操は、昨年考案したところなので、まだ症例も不足しており拡散できていませんが、若返り筋メソッド認定トレーナー中心に実習セミナーを開催しています。
・第五のステップ「若返り筋ウォーキング」
これまでの四つのステップを踏み、これらをクリアーできたならば、あとは、ウォーキングにプラスアルファするだけで、「若返り筋ウォーキング」が完成します。
もともと、運動器系の健康には筋トレが必要ですが、内臓の病気を防ぐにはウォーキングが必要なことは幅広く知られています。
この若返り筋ウォーキングの特徴は、体幹インナーマッスルを使った正しい姿勢で歩く方法です。
ウォーキングといっても、とにかく歩数を稼ぐだけでは効果は薄いですが、体幹インナーマッスルを使ったダイナミックな歩行は、骨格のゆがみを矯正し、内臓にも大きな影響を与えます。
ただし、いくら歩き方を学んだところで、姿勢が崩れているレベルの人は、若返り筋ウォーキングはできません。
この五つのステップは、この若返り筋ウォーキングにて完成します。
今回はダイジェストですが、この五つのステップについて解説しました。
次回は、もう少し詳しく解説していきますので、よろしくお付き合いください。
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若返り筋メソッド座学&体操実習(少人数制)
・5月13日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド 股関節三軸体操
セミナーの日程は↓から
https://smart.reservestock.jp/event_form/event_calendar/21054
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プライベートやブログに書けないことはメルマガで。
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※「若返り筋メソッド」認定トレーナー制度について
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岡田宰治です。
前回は「50代からの体力づくり(姿勢の悪い人向け)」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12796611931.html
今回は「姿勢が悪い人向け五つのステップ」です。
若返り筋メソッド認定トレーナーの講座では、初め出てくるのがこの5段階です。
認定講座は、この中身を座学と実技を通じて伝授し、内容理解と正しい運動ができる指導者を養成しています。
・五つのステップについて
これは回復から若返りまでのしくみ、「歩行整体」では、不調からの回復後のステップとなります。
歩行整体では、回復までは治療家の仕事ですが、補強~自立の段階では、認定トレーナー指導の仕事となります。
ただし、補強の段階はまだ健康とはいえず、健康の入り口に立った段階といえます。
たとえば腰痛など症状は軽快したけれど、しばらくすると痛くなるというのは脆弱な状態だからです。
また、症状は消えても、この段階の人は姿勢が崩れていますが、前回お話ししたように姿勢の崩れは重要なポイントです。
この時点から、健康度を上げ、さらに突き抜けて若返るのを目標にしますが、この若返るという言葉の意味は、同世代の平均よりもはるかに元気で健康という段階を指します。
このステップアップ5段階は、別名「若返り筋メソッド」といいますが、では、一つずつ解説していきましょう。
・第一のステップ 若返り筋のドローイン
姿勢の崩れは重要なポイントだと述べましたが、その理由は、姿勢筋として要である、体幹インナーマッスルが弱っていることを意味するからです。
逆にいうと、体幹インナーマッスル(若返り筋)を再生し強化すると、姿勢がどんどん改善していくということです。
初めに行う若返り筋ドローインの役割は二つあります。
ひとつは、体幹インナーマッスルの存在を体感すること、もうひとつは、若返り筋のドローインそのものが、一番かんたんな体幹インナーマッスルの筋トレでもあるからです。
やり方については次回詳しくお伝えします。
・第二のステップ「筋肉絞り体操」
筋肉絞り体操とは、雑巾を絞るような感じで、体幹インナーマッスル始動で全身の筋肉を使う体操です。
若返り筋メソッドの特徴は、全身のインナーマッスルを鍛える運動法であると同時に、体幹インナーマッスル始動で体が使えるように再教育するのに最適な方法だということです。
そのなかで筋肉絞り体操の役割とは、「若返り筋の活性化」なので、まずは体幹インナーマッスルを使った体操に慣れていただきます。
これは、5分間でできる6種類の体操で構成されています。
朝の始業体操として、各種スポーツの準備体操として利用されていますが、代謝が上がり体温が上がり体が動きやすくなる体操です。
また、習慣化することで、体幹インナーマッスル始動で動く体に再教育し、全身の柔軟性が高めるとともに引き締まった体を作ることができます。
筋肉絞り体操は、2004年に考案していらいバージョンアップを重ねてきましたが、企業を含め1万人以上の人にレクチャーし現在も多くの方が実践されています。
また、パーソナルトレーニングのウォームアップとしても使われています。
・第三のステップ「つるかめ体操」
体幹インナーマッスルの存在を感じ意識して使えるようになったら、つぎのステップは体幹インナーマッスルを鍛えて再生することです。
この体幹インナーマッスルの筋トレに相当するのが「つるかめ体操」です。
つるかめ体操は、9つの体操で構成されています。
体幹インナーマッスルを伸ばしたり捻ったりする動作は、原理は筋肉絞り体操と同じですが、一つ一つが体幹インナーマッスルの筋トレなので、効率的にインナーマッスルを鍛えたい向きには適しています。
筋肉絞り体操と違うのは、これはワンセットの体操として行う方法以外に、必要なものをチョイスして行うことも可能だということです。
実際は、高齢者が姿勢の体操として習得されているケースや、パーソナルトレーニング等では筋トレとして利用されています。
・第四のステップ「股関節三軸体操」
体幹インナーマッスルがある程度鍛えられた人に対しては、股関節三軸体操があります。
これは股関節の三つの軸に対して、体幹インナーマッスル(若返り筋)始動で別々に鍛える柔軟体操で、前後開脚編(6種)、開脚編(6種)、合蹠編(6種)の三つに分かれます。
若返り筋を伸ばしながら、同時に股関節まわりの筋肉も伸ばすという手法なので、はじめは少し難しく感じますが、筋肉絞り体操、つるかめ体操によって若返り筋が自在に使えるレベルになれば、十分に効果を出すことができます。
股関節の柔軟性アップと股関節まわりの筋力アップが同時に行えるのが特徴で、柔軟性アップでは、単なるストレッチとは比較にならないほど短期間で効果が現れています。
また、股関節の柔軟性と筋力アップは全身の健康に大きく貢献します。
内臓脂肪をはじめ体脂肪がごっそりと減り、胃や腸などの内臓下垂は正常化し、脊柱の柔軟性が増して、全身の骨格が軟らかくなり、自律神経も整います。
もちろん、全身の姿勢は整い、人生で初めてという感動を受ける人もいて、若返り以上の効果が出ることもあります。
昔から、股関節を軟らかくすることは健康の要だといわれていますが、実際に股関節が軟らかくなると、語り尽くせないほど多くの健康効果がでてきます。
股関節三軸体操は、昨年考案したところなので、まだ症例も不足しており拡散できていませんが、若返り筋メソッド認定トレーナー中心に実習セミナーを開催しています。
・第五のステップ「若返り筋ウォーキング」
これまでの四つのステップを踏み、これらをクリアーできたならば、あとは、ウォーキングにプラスアルファするだけで、「若返り筋ウォーキング」が完成します。
もともと、運動器系の健康には筋トレが必要ですが、内臓の病気を防ぐにはウォーキングが必要なことは幅広く知られています。
この若返り筋ウォーキングの特徴は、体幹インナーマッスルを使った正しい姿勢で歩く方法です。
ウォーキングといっても、とにかく歩数を稼ぐだけでは効果は薄いですが、体幹インナーマッスルを使ったダイナミックな歩行は、骨格のゆがみを矯正し、内臓にも大きな影響を与えます。
ただし、いくら歩き方を学んだところで、姿勢が崩れているレベルの人は、若返り筋ウォーキングはできません。
この五つのステップは、この若返り筋ウォーキングにて完成します。
今回はダイジェストですが、この五つのステップについて解説しました。
次回は、もう少し詳しく解説していきますので、よろしくお付き合いください。
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・5月13日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド 股関節三軸体操
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