こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「回復→補強→自立、70代女性の場合」
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12679076307.html

背骨が軟らかく姿勢が良くなって、
スピードウォーキングが可能になった例でした。


今回は「筋トレと言葉の調律で運気は上がる」です。


--------------------------------------

『歩行整体®』とは、

三本の矢による、
回復から若返りまでの整体システム。

第一の矢(回復)ゆがみの潤滑整復術
第二の矢(補強)ゆがみのトレーニング
第三の矢(自立)ゆがませないセルフ整体

現在、これらの見える化を図っています。




『若返り筋メソッド』
電子本・単行本・アマゾンで発売中!


--------------------------------------


(回復→補強→自立、70代男性の一例)


4人目はT.Nさんの実例です。


それでは、例によって時系列で歩行整体、
ステップアップの過程を描写しましょう。


今回のNさんも治療からの出会いでした。

Nさんは70代後半の男性ですが、
原因不明の不定愁訴に悩まされ、
大学病院でたらい回しの末に、
紹介で当院に来院されました。

病院の各科の検査では異常が無く、
心療内科の受診を勧められたとのことです。


当初の症状は10分以上歩くと気分が悪くなる、
30分以上座ると背中がじんじんする、
ベッドで寝返りを打つとめまいがするといった、
いわゆる不定愁訴がありました。


一通りの話を聴いてから、
ゆがみのチェックをすると、
頸椎、胸椎、骨盤、股関節などに潤滑不全があり、
これらの潤滑整復術を行うことになりました。


治療によって徐々に潤滑不全は改善し、
それに比例するかのように
症状も緩和しているように観えました。


ところがNさんは、
それがあまり自覚できないようで、
しっかりと自覚症状は残っているとのことです。


そこで打開策として、
自律神経と体力強化のための有酸素運動として、
一日40分のウォーキングをおすすめしました。


・ウォーキング開始


Nさんはウォーキングは20分が限界のようで、
自宅から20分歩いて喫茶店で休み、
そこから歩いて帰るというパターンで、
何とか実践されるようになりました。


このウォーキングによって、
少しずつですが体力は強くなり
30分ぐらいなら連続歩行できるようになりました。


治療とウォーキングというパターンで、
このまま改善するかに見えたものの、
ここからが難航することになります。


なぜなら、
ウォーキングは自律神経や内臓の強化には最適で、
脚力の強化にも良いのですが、
構造体としての体力や筋力は強化できないからです。


体幹を使ったウォーキングは別として、
下半身だけを使って歩くウォーキングは、
強化できる筋力は限られており、
ここからの改善には体幹の強化が必要と考えました。


そこで、それらの一連の流れを解説し、
筋トレの必要性を訴えましたが、
身体への負担が強いことはやりたくないという一点張り、
ここから先になかなか進めない状態が続きました。


--------------------------------------

プライベートやブログに書けないことはメルマガで。



--------------------------------------


・筋トレと言葉の調律が成果を出す


体幹を鍛えて姿勢の改善なくして、
これ以上の改善はないことを繰り返し伝えた結果、
やっと筋トレを始めることになりました。


ところが筋トレを始めると、
口から出る言葉は「できない」「ムリ」など、
マイナス言葉ばかりなので、
言葉を変換することから始めました。


なぜなら、
筋トレ中にマイナス言葉が口から出ると、
フォームが崩れ筋力が低下するからです。

これは万人に共通することですが、
マイナス言葉は筋トレの効果を低下させます。


言葉の調律を粘り強く続けていくうちに、
Nさんも納得されるようになり、
筋トレ中のマイナス言葉は減っていきました。


1回50分のパーソナルトレーニングですが、
言葉が前向きになると表情も明るくなり、
「できない」から「できる」に変化すると、
筋トレの効果も上がるようになったのです。


翌日のつらさの話も聞かなくなり、
トレーニングに臨む表情も明るく楽しそうで、
これも治療の一部と理解されたようです。


それにともない、
筋トレ中だけではなく、
日常会話もポジティブな内容に変化し、
姿勢も良くなっていきました。


暗いことを考えて胸を張るのは難しいですが、
明るいことを考えてうなだれるのも難しいので、
筋トレと言葉の調律はセットなんだと、
再認識させられました。


現在のNさんは、
雨が降らない限り毎日のウォーキングと、
週1回のパーソナルトレーニングが定番になつています。


今回の事例は、
1.回復(潤滑整復術)→
3.自立(ウォーキング)という順で、
2.補強(トレーニング)が最後になりましたが、
この3つの組み合わせが最良な事は不変です。


回復→補強→自立は生涯現役人生の実現と、
健康寿命を伸ばすためには必勝のパターンです。


特に、第二の人生を考えている場合には、
即取り入れてほしい考え方だと確信しております。


--------------------------------------

若返り筋メソッド座学&体操実習(少人数制)

・6月15日(火)14~16時(当研究所)一般向け
・6月30日(水)14~16時(当研究所)一般向け
・7月10日(土)18~20時(天王寺)専門家向け
・8月 7日(土)18~20時(天王寺)専門家向け

セミナーの日程は↓から
https://smart.reservestock.jp/event_form/event_calendar/21054

-------------------------------

相談や施術のご予約はこちらから


-------------------------------------------