こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「回復→補強→自立の実例 Nさんの場合」
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12677672854.html

若返って第二の人生を計画中というNさんの事例でした。


今回は「回復→補強→自立、70代女性の場合」です。


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『歩行整体®』とは、

三本の矢による、
回復から若返りまでの整体システム。

第一の矢(回復)ゆがみの潤滑整復術
第二の矢(補強)ゆがみのトレーニング
第三の矢(自立)ゆがませないセルフ整体

現在、これらの見える化を図っています。




『若返り筋メソッド』
電子本・単行本・アマゾンで発売中!




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(回復→補強→自立、70代女性の場合)


今回は、3人目はF.Kさんの実例です。


例によって時系列にて、
ステップアップの過程を描写します。


・はじめは治療から


Kさんとの出会いは治療からはじまりました。

Kさんは70代前半の女性で、
膠原病という持病があるうえに、
変形性膝関節症という膝の変形があり、
両膝が真っ直ぐに伸びなくなっていました。


私が治療一筋でやっていた頃、
歩行整体システムを開発する前からのお付き合いで、
当初は保存療法といって、
現状維持をめざすという形で治療していました。


実際、このようなケースでは、
治療として通われている方は多いでしょう。


全身のゆがみをチェックすると、
変形した両膝の潤滑不全だけではなく、
胸郭の潤滑不全があり、
姿勢は猫背、巻き肩、前のめり首が顕著でした。


はじめは、
現状維持を念頭に置いていたので、
そんなに良くなるとは考えていませんでした。


ただ、明らかな運動不足があり、
体力は相当弱っていたので、
治療と併用でウォーキングを指導することにしました。


・補強の必要性


ウォーキングを始めて数ヶ月が経つ頃には、
1回40分程度で週3~4回歩くようになりましたが、
トラブルも頻発したのです。


確かに、ウォーキングは有酸素運動の代表格でもあり、
内臓の調子は良さそうでしたが、
膝と腰の不調が頻繁に起きるようになりました。


痛みが出るから治療する、
治療後は調子が良いが歩くと痛くなる時があるという、
典型的な出口のない治療院の治療パターンでした。


そこで歩行整体のしくみ【ヘッダーの図】を示しながら、
治療とウォーキングだけでうまくいかない場合は、
補強トレーニングが必要であることを伝えました。


これは、治療(回復)→トレーニング(補強)
→ウォーキング(自立)
という歩行整体の3段階の話ですが、
抜けていた補強をいれることで、
うまく機能すると考えたからです。


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・補強によってすべてが繋がる


そこで、体験パーソナルに参加してもらい、
パーソナルトレーニング方式のマンツーマン補強法、
若返り筋メソッドによる体操療法を覚えて習慣にする、
このどちらかの方法の選択を提案しました。


その結果は体操療法に決まりました。


Kさんはコツコツ続けることは得意のようで、
TSURUKAME体操を1回に1つずつレクチャーし、
3ヶ月ほどで完全にマスターされました。


そして、ほぼ毎日継続されて数ヶ月が過ぎた頃、
歩幅が拡がって体幹が使えるようになってきました。

さらに、曲がっていた膝が伸びてきたのです。


これはマニュアルレジスタンスという、
最新のトレーニングも加えた結果ですが、
治療しかしていなかった頃に比べれば、
別人のようになりシルエットまで変わりました。





いくら上手な治療であっても治療には限界があり、
たとえゆがみが消えたとしても、
筋力や関節が強くなったりはしないからです。


現在は、以前のような老婆が歩くような姿勢ではなく、
速歩でしっかりと地面を蹴り、
颯爽と若返り筋ウォーキングを実践されています。



このKさんの例ように、
回復→補強→自立という順序を踏めば、
想定以上の未来がやってくることがあります。


これは偶然に起こった奇跡ではなく、
仮説を立てて実験し検証した結果です。


いつも、ブログのヘッダーに載っている歩行整体の図は、
難しすぎてぜんぜん解らない、
というご意見も多いことは承知しています。


しかし、
それはある程度はしかたがないと思っています。

なぜなら、
治療家の領域を超えたところまで手を出しているからです。


これは観ようによっては
非常識な治療家なのでしょうが、
健康寿命を伸ばすため、
生涯現役の夢を叶えるため、
これからも目標がある人達を支援していきます。


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若返り筋メソッド座学&体操実習(少人数制)

・6月15日(火)14~16時(当研究所)一般向け
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・7月10日(土)18~20時(天王寺)専門家向け
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