こんにちは、
岡田です。
前回は「骨盤・股関節タイプの首こり肩こり-1-」
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12376425820.html
このタイプの首こり肩こりは、
姿勢の偏りか衝撃によって骨盤や股関節がゆがみ、
それが首や肩に不快な症状を引き起こすという内容でした。
(骨盤・股関節タイプの首こり肩こりの原因)
・ゆるみ腰&開き腰
・締まり腰&かみこみ腰
・股関節のトラブル
今回は、骨盤のトラブルについて解説します。
(ゆるみ腰と開き腰)
「ゆるみ腰」については、
もう20年以上も前から情報発信しているので、
聞いたことがある人もいるでしょう。
ゆるみ腰とは、
仙腸関節が不安定になっている状態のことをいいます。
仙腸関節は仙骨と腸骨をつなぐ大きな関節で、
骨盤の後ろの左右にありますが、
左右どちらかまたは両方がゆるんだ状態と考えてください。
たとえてみれば、
適度に締まった状態が正常とするならば、
ネジが緩んでぐらぐらした状態がゆるみ腰です。
その程度がひどくなり、
関節面が開いてしまった状態が開き腰と考えてください。

ではなぜ、ゆるみ腰は発生するのでしょうか。
ゆがむ原因は姿勢と外傷の2つしかない、
と繰り返しいっていますが、
ゆるみ腰の場合も例外ではありません。
・偏った姿勢のくせ
背中を丸めた座り姿勢や足組み座り、
椅子にもたれかかる習慣や体育座り、
こういう姿勢が習慣になると、骨盤が寝た姿勢となります。
この骨盤後傾が固定化するとゆるみ腰となります。
また、足組座りや片方に足を流す座り方の場合は、
片方だけにゆるみ腰が発生します。
・打撲や捻挫
たとえば、滑って膝をぶつけた場合などは、
打撲した側のゆるみ腰を引き起こします。
中腰姿勢で右から左へ荷物を移動させる場合などは、
片側のゆるみ腰が発生し、ギクッときたら開き腰となります。
このようなプロセスでゆるみ腰は発生します。
これは骨盤の不安定を引き起こすと同時に、
全身の骨格バランスが変わり、
肩こり首こりをはじめ不快な症状を発生させます。
つぎに「ゆるみ腰」の症状です。
ひとことで言うと、腰がしっくりこない感じが出ます。
たとえば、
朝起きがけの腰痛や腰のだるさです。
起きがけは重いけれどしばらくするとわからなくなる、
座っていると腰が伸びなくなってくる、
など、骨盤の後傾を伴うのが特徴です。
ただし、ゆるみ腰になっても、
腰には自覚症状が出ない場合もあります。
こんな場合でも、姿勢は悪くなっているので、
代償として首こりや肩こりが発生します。
また、ゆるみ腰が片側の仙腸関節に発生すると、
背骨がねじれ反対側の肩甲骨のまわりや肩、首がこり、
両側に発生すると、両側の肩、首のこりとなって現れます。
「ゆるみ腰」の延長線上にあるのが「開き腰」で、
ゆるみ腰が悪化したものといえるでしょう。
「開き腰」は、その名の通り、
ゆるんで不安定になっている仙腸関節に、
無理な開脚や股関節のねじりなどが働き発生します。

「開き腰」になると、無症状のことはほとんど無く、
片方の腰痛や骨盤周りの痛み、股関節の違和感、
脚の外側の張りや違和感、足の甲の痛みなどが発生します。
多くは腰に自覚症状がありますので、
肩や首のことより腰に意識が向くことが多いです。
しかし、もとから首こり肩こりがある場合は、
その程度が悪化するので、
首こり肩こりの悪化を実感するはずです。
(ゆるみ腰と内臓)
ゆるみ腰は、骨格のゆがみだけではなく、
内蔵機能にも多大な影響を与えます。
ゆるみ腰が長期化するに従い内蔵機能は低下します。
また、体はらせん状にできているので、
左右のゆるみ腰によって対応する内臓は変わります。
たとえば、左のゆるみ腰では、
胃腸などの消化器系や、
腎泌尿器系の機能低下を誘発します。
右のゆるみ腰では、
呼吸循環器系の機能低下を招きます。
いままで、多くのクライアントで確認済みですし、
整復術によって、それが改善した例も数多く、
多くのクライアントも当然の因果と理解しています。
このように、ゆるみ腰は、
骨格にも筋肉にも内臓にも影響を与えています。
次回は、ゆるみ腰の対極にある、
締まり腰とかみこみ腰について説明します。

![]()
--------------------------------------
☆メニュー・料金表
☆お問い合わせ・地図
--------------------------------------

岡田です。
前回は「骨盤・股関節タイプの首こり肩こり-1-」
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12376425820.html
このタイプの首こり肩こりは、
姿勢の偏りか衝撃によって骨盤や股関節がゆがみ、
それが首や肩に不快な症状を引き起こすという内容でした。
(骨盤・股関節タイプの首こり肩こりの原因)
・ゆるみ腰&開き腰
・締まり腰&かみこみ腰
・股関節のトラブル
今回は、骨盤のトラブルについて解説します。
(ゆるみ腰と開き腰)
「ゆるみ腰」については、
もう20年以上も前から情報発信しているので、
聞いたことがある人もいるでしょう。
ゆるみ腰とは、
仙腸関節が不安定になっている状態のことをいいます。
仙腸関節は仙骨と腸骨をつなぐ大きな関節で、
骨盤の後ろの左右にありますが、
左右どちらかまたは両方がゆるんだ状態と考えてください。
たとえてみれば、
適度に締まった状態が正常とするならば、
ネジが緩んでぐらぐらした状態がゆるみ腰です。
その程度がひどくなり、
関節面が開いてしまった状態が開き腰と考えてください。

ではなぜ、ゆるみ腰は発生するのでしょうか。
ゆがむ原因は姿勢と外傷の2つしかない、
と繰り返しいっていますが、
ゆるみ腰の場合も例外ではありません。
・偏った姿勢のくせ
背中を丸めた座り姿勢や足組み座り、
椅子にもたれかかる習慣や体育座り、
こういう姿勢が習慣になると、骨盤が寝た姿勢となります。
この骨盤後傾が固定化するとゆるみ腰となります。
また、足組座りや片方に足を流す座り方の場合は、
片方だけにゆるみ腰が発生します。
・打撲や捻挫
たとえば、滑って膝をぶつけた場合などは、
打撲した側のゆるみ腰を引き起こします。
中腰姿勢で右から左へ荷物を移動させる場合などは、
片側のゆるみ腰が発生し、ギクッときたら開き腰となります。
このようなプロセスでゆるみ腰は発生します。
これは骨盤の不安定を引き起こすと同時に、
全身の骨格バランスが変わり、
肩こり首こりをはじめ不快な症状を発生させます。
つぎに「ゆるみ腰」の症状です。
ひとことで言うと、腰がしっくりこない感じが出ます。
たとえば、
朝起きがけの腰痛や腰のだるさです。
起きがけは重いけれどしばらくするとわからなくなる、
座っていると腰が伸びなくなってくる、
など、骨盤の後傾を伴うのが特徴です。
ただし、ゆるみ腰になっても、
腰には自覚症状が出ない場合もあります。
こんな場合でも、姿勢は悪くなっているので、
代償として首こりや肩こりが発生します。
また、ゆるみ腰が片側の仙腸関節に発生すると、
背骨がねじれ反対側の肩甲骨のまわりや肩、首がこり、
両側に発生すると、両側の肩、首のこりとなって現れます。
「ゆるみ腰」の延長線上にあるのが「開き腰」で、
ゆるみ腰が悪化したものといえるでしょう。
「開き腰」は、その名の通り、
ゆるんで不安定になっている仙腸関節に、
無理な開脚や股関節のねじりなどが働き発生します。

「開き腰」になると、無症状のことはほとんど無く、
片方の腰痛や骨盤周りの痛み、股関節の違和感、
脚の外側の張りや違和感、足の甲の痛みなどが発生します。
多くは腰に自覚症状がありますので、
肩や首のことより腰に意識が向くことが多いです。
しかし、もとから首こり肩こりがある場合は、
その程度が悪化するので、
首こり肩こりの悪化を実感するはずです。
(ゆるみ腰と内臓)
ゆるみ腰は、骨格のゆがみだけではなく、
内蔵機能にも多大な影響を与えます。
ゆるみ腰が長期化するに従い内蔵機能は低下します。
また、体はらせん状にできているので、
左右のゆるみ腰によって対応する内臓は変わります。
たとえば、左のゆるみ腰では、
胃腸などの消化器系や、
腎泌尿器系の機能低下を誘発します。
右のゆるみ腰では、
呼吸循環器系の機能低下を招きます。
いままで、多くのクライアントで確認済みですし、
整復術によって、それが改善した例も数多く、
多くのクライアントも当然の因果と理解しています。
このように、ゆるみ腰は、
骨格にも筋肉にも内臓にも影響を与えています。
次回は、ゆるみ腰の対極にある、
締まり腰とかみこみ腰について説明します。

--------------------------------------
☆メニュー・料金表
☆お問い合わせ・地図
--------------------------------------
