こんにちは、健康水先案内人の岡田です。
オリジナルの肩こり分類と対策法を連載で紹介しています。
(肩こり7つのタイプ)
(1●)骨盤、腰椎、股関節が原因の肩こり--症例紹介
(2)頸椎、顎、胸郭が原因の肩こり
(3)むちうち、寝違いが原因の肩こり
(4)頭部のオーバーヒートが原因の肩こり
(5)運動不足が原因の肩こり
(6)尻もちや激しいスポーツが原因の肩こり
(7)精神的ストレスが原因の肩こり
今週は(1)タイプの肩こりの具体的な症例です。
前回は(1)タイプ肩こりの解消法でした。
それではいきましょう。
◆Kさん 42歳女性
初回Kさんは首から背中にかけての強いこりと
右腕のシビレを訴えられていました。
◇私 いつから症状が出たのですか?
◆Kさん ずっと前から肩こりはありますが数日前に
マッサージしてもらってから背中が痛いんです。
◇私 腕のシビレはいつからですか。原因はわかりますか?
◆Kさん 前からだるかったのですが最近はつらくて。
仕事がデスクワークなのでパソコンの使いすぎで
こうなったんだと思うんです。
その後各部を徒手検査
首が右に回りにくい。
ムリして右に回すと首から背中まで痛みが走る等が発生。
初回施術は
首、肩の関節の滑らかさをとりもどすための潤滑整復、
マッサージで痛めた背中を冷やし炎症をしずめる施術をする。
そして1週間後に2回目の来院
◆Kさん 背中はましなんですが、まだスッキリしないんです。
◇私 徒手検査をして。
背中の炎症は治りましたが、
首から右腕はまだ回復途上ですね。
腰は痛くないですか?
◆Kさん そういえば、まだお話ししていなかったんですが
左脚の付け根が少し引っかかっているんです。
◇私 いつからですか。その原因はわかりますか?
◆Kさん 1ヶ月ほど前に、雨でぬれた道ですべって
転びそうになった時からだと思います。
直後、徒手検査により左の股関節と骨盤の異常を発見する。
(初回は腰から下は正常だという発言だったので省いた)
◇私 かがんだムリな姿勢が原因で起こす症状が
左の骨盤にでています。
左股関節のかみ合わせも悪くなっていますね。
転びそうになった時の状況を聞かせてください。
◆Kさん 転びそうになったときに、とっさに壁に手をついて
しゃがんだ格好でふんばったんです。
◇私 なるほど。それで腕のシビレは解けました。
左の股関節と右の肩は連動して動きますから。
片方が悪くなると、もう一方もおかしくなるんです。
◆Kさん そういえば、手のシビレがきつくなったのは
そのあとぐらいからです。
◇私 この左の骨盤の症状は、首のつけ根のこりとなって現れます。
このために肩こりがさらにきつくなったんでしょうね。
そして、骨盤と股関節の潤滑整復をおこなう。
◇私 どうですか。
◆Kさん 腰と股関節は楽になりました。
肩はまだよくわかりません。
◇私 明日になったら
肩もましになってくるでしょう。
そして2日後。
◆Kさん 昨日から肩もずいぶん楽になってきました。
◇私 本当の原因は腰と股関節だったということですね。
これは(1)タイプの肩こりの1症例ですが、
あなたの肩こり解消のヒントになればうれしいです。
☆肩こりの真相
☆肩こり(骨格編)
☆ブログトップへ
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前回は(1)タイプ肩こりの解消法でした。
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◆Kさん 42歳女性
初回Kさんは首から背中にかけての強いこりと
右腕のシビレを訴えられていました。
◇私 いつから症状が出たのですか?
◆Kさん ずっと前から肩こりはありますが数日前に
マッサージしてもらってから背中が痛いんです。
◇私 腕のシビレはいつからですか。原因はわかりますか?
◆Kさん 前からだるかったのですが最近はつらくて。
仕事がデスクワークなのでパソコンの使いすぎで
こうなったんだと思うんです。
その後各部を徒手検査
首が右に回りにくい。
ムリして右に回すと首から背中まで痛みが走る等が発生。
初回施術は
首、肩の関節の滑らかさをとりもどすための潤滑整復、
マッサージで痛めた背中を冷やし炎症をしずめる施術をする。
そして1週間後に2回目の来院
◆Kさん 背中はましなんですが、まだスッキリしないんです。
◇私 徒手検査をして。
背中の炎症は治りましたが、
首から右腕はまだ回復途上ですね。
腰は痛くないですか?
◆Kさん そういえば、まだお話ししていなかったんですが
左脚の付け根が少し引っかかっているんです。
◇私 いつからですか。その原因はわかりますか?
◆Kさん 1ヶ月ほど前に、雨でぬれた道ですべって
転びそうになった時からだと思います。
直後、徒手検査により左の股関節と骨盤の異常を発見する。
(初回は腰から下は正常だという発言だったので省いた)
◇私 かがんだムリな姿勢が原因で起こす症状が
左の骨盤にでています。
左股関節のかみ合わせも悪くなっていますね。
転びそうになった時の状況を聞かせてください。
◆Kさん 転びそうになったときに、とっさに壁に手をついて
しゃがんだ格好でふんばったんです。
◇私 なるほど。それで腕のシビレは解けました。
左の股関節と右の肩は連動して動きますから。
片方が悪くなると、もう一方もおかしくなるんです。
◆Kさん そういえば、手のシビレがきつくなったのは
そのあとぐらいからです。
◇私 この左の骨盤の症状は、首のつけ根のこりとなって現れます。
このために肩こりがさらにきつくなったんでしょうね。
そして、骨盤と股関節の潤滑整復をおこなう。
◇私 どうですか。
◆Kさん 腰と股関節は楽になりました。
肩はまだよくわかりません。
◇私 明日になったら
肩もましになってくるでしょう。
そして2日後。
◆Kさん 昨日から肩もずいぶん楽になってきました。
◇私 本当の原因は腰と股関節だったということですね。
これは(1)タイプの肩こりの1症例ですが、
あなたの肩こり解消のヒントになればうれしいです。
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