こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「子供は親を選んで生まれてきます」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12794717754.html

ひきつづき、『ティータイム あたたかい家庭幸せのアイデア25 大川隆法著』をテキストに、実体験を交えた解説にチャレンジします。




今回のテーマは「大人になって表れる子供時代の心の傷」です。


※本書からの引用部分は青字になっています。


「幼少時に父親に認められなかった」という欲求不満を持っている人は、社会に出ると、会社の上司、あるいは、そういう立場に立つ人に認められたがります。
しかし、それは、父親に認められなかったのと同じように、たいてい、なかなかうまくいかないものです。



この傾向がある人には何人も出会いましたが、本人からこの事情を聴くまでは、周りから見ていると不自然に映る点があります。
それは、初めは特に問題は起こらないのですが、少し慣れてきた頃から承認欲求が強くなり、ちょっとしたことで感情的になったりと、面倒くさいことになるからです。
お父さんとの関係についてよく話を聴いてみると、そこには何らかの親子の葛藤があります。
そして成人後に影響して、組織においては上司や先輩との関係がギクシャクしやすくなるのです。
この問題を解決するのは簡単ではありませんが方法はあります。
たとえば瞑想的な手法を使い、子供の頃までタイムスリップして父親との関係を見直し、なぜ父はそうしたのか、なぜ自分はそう感じたのかなどを思い出して、客観的にそれぞれの感情を理解することで、修復に繋がることがあるからです。
これは一人では難しいですが、この修法を教えてくれるところはあります。


「母は自分をあまりかわいがってくれなかった」という場合もあります。
こういう人は、家庭的な面でも、やはり欲求不満を起こしていきがちです。



わたしもここに引っかかりがあって苦しんだ時期がありますが、ようするに母を許せないのです。
そういう象徴的なシーンがフラッシュバックして、これが原因で女性不信になった時期があります。
幸い、おばあちゃん子だったことでバランスが取れ、特に反抗せずに育ちましたが、成人してからの女性関係でやや苦しみました。
これを解決するには、両親反省などがおすすめです。おかげで、傷ついた思い出や感情をキッチリ成仏させられて、晩年の母とは良い関係をもつことができました。


子供時代に母親から充分に愛された人は、そういう情愛の深い女性を伴侶として選ぶものであり、そのため、社会において挫折しても、その部分について、傷口を埋めてもらえるというか、くるんでもらえることが多いのですが、子供時代に、家庭において、母の愛というものを充分に受けなかった人は、そういう優しい女性との結婚を、ほんとうは深層心理で望んでいながら、できないことが多いのです。
そして、わざわざ、その正反対のタイプの女性に惹かれていくのです。
それで、結婚できなくて傷つけられることも当然ありますが、結婚して傷つけられることもあります。
家庭において、また挫折を繰り返すのです。このように、子供時代に受けた心の傷が、大人になってから、別なかたちで展開することが多くあります。



この正反対のタイプの女性とは、母親と同じく他人に愛を注げないタイプの女性です。
母親にもっと優しく愛して欲しかったという幼少期の思いが、母親とよく似た女性を引き寄せてしまうのです。
このパターンで苦しんでいる人も知っていますが、なかなか修復するのには時間がかかるようです。
これらの解決には、人生が魂修行であるということや、親を選んで生まれてきたという事実を受け入れた上で、これを人生の克服課題として捉え、ここから何を学ぶべきかに向き合うことが王道といえます。
誰もがそれぞれの課題を抱え人生を歩んでいますが、目の前の問題から目を背けずに、前向きで建設的に取り組むことで天の導きが見えてきます。


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こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「自己イメージは超えられない」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12794506460.html

今回は「50代からの右肩上がりの体力づくり」です。


・現在の立ち位置を知ること


前回はまず現状把握が大切という話をしましたが、
その中でも現在の立ち位置を知ることはとても重要です。


では現在の立ち位置とはなんぞやということですが、
これからの「スタート地点を知る」ということに他なりません。





歩行整体とは、回復から若返りまでのステップアップであり仕組みです。


その行程の中で今どこに立っているのか、この現在の立ち位置をイメージ化すると次の図のようになります。




・立ち位置によりスタート地点は変わる


たとえば、立ち位置が図のBであれば、まずは治療など問題解決が必要な段階となります。


実際、この立ち位置で来院されるケースは多いですが、一過性の問題ではなく、老化や体力低下などで今後は右肩下がりとなると予測できる場合は、治療を通じて問題解決しながらも、今後の見取り図をお伝えすることにしています。


もちろん、ご本人の意識がそこに気づかれるかどうかによりますが、気づかれた方には、次の段階を示して具体的な補強法を提案させていただきます。


たとえば、立ち位置が図のEであれば、明らかに補強が必要な段階なので、若返り筋(体幹インナーマッスル)の再生から始め、下半身や体幹の筋力を順序よく鍛える必要があります。


この段階では、来院される方の悩みの共通項に体力の低下があるので、初めに体幹力など全身チェックをしたうえで、お悩み解消に最適な具体的な方法を提案しています。


この補強の段階から始められた場合は、効率よくステップアップしているという実態があります。


なぜなら、痛みやしびれなどの回復の必要性がないので、治療は必要なくスムーズに進捗できるからです。


たとえば、立ち位置が図のHの場合は、補強により体幹力は安定しそれにともない、姿勢が良くなるだけでなく、免疫力も高まり病気も遠ざかっていきます。

ここまでくれば、健康意識は高く健康を害することは減りますし、老化を遅らせることに挑戦するような感じとなり、まわりから観てもポジティブで姿勢も良く若々しく映ります。





上の図は現在わたしが行っている運動習慣ですが、いろんなことをこまめには行っていますが、1週間トータルの運動量としてはたいしたことありません。

このように種類が違う運動や量を、一人一人に最適化してアドバイスしています。



初めは変形性膝関節症でまっすぐ歩けなかったKさん(70代女性)の場合は、立ち位置の図Aから徐々にステップアップし現在はHの段階まで到達されています。


また、立ち位置の図Cで不調の中で始められたSさん(50代女性)や、Iさん(60代女性)の場合は、ともに図のIの段階までステップアップされて、現在では若返り筋メソッド認定トレーナーとして活躍されています。


このように、現在の立ち位置を知ることはスタート地点がどこかになるかというのと同じです。


ですから、逆に言えば、ここを明確にしないようでは最適な方法が定まらないのでいい加減となり、結局、お金と時間の無駄となってしまうのです。


この部分が、ユーチューブやテレビ体操、グループレッスンなどは、一見手っ取り早いものの効率が悪いという理由なのです。

とくに中高年になれば、これまでの生き様が一人一人大きく異なるので、マンツーマンで問題解決のための青写真を書いたうえでトレーニングを開始し、つねに修正を加えて最適化していくことが必要になるのです。


繰り返し強調していることとして、治療家の仕事は故障箇所を直すことですが、トレーナーの仕事はトレーニングを通じて問題を解決することです。

これは、一見全く別の仕事の様に見えますがそうではありません。

人生の流れの中で変化するからだを通じて、どちらも関わってくるのですから、一気通貫で視ていかなければ、かゆいところに手が届かないのです。

自分の体の問題点を察してくれている人が、時には治療もしてくれ、補強にも関わってくれる。
こんな医療や介護のお世話になりたくない、という向きには最適な方法だと確信しています。



次回は、立ち位置の違いについては分かっていただいたとして、では何から始めたらいいの?という方に対し、効率的に再生し鍛えるのには順番が大切というお話をします。


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こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「人に優しくしてもらう方法は」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12793648751.html

ひきつづき、『ティータイム あたたかい家庭幸せのアイデア25 大川隆法著』をテキストに、実体験を交えた解説にチャレンジします。




今回のテーマは「子供は親を選んで生まれてきます」です。


※本書からの引用部分は青字になっています。


子供が両親を選んで生まれてくる場合、大部分のみなさん、おそらく八割以上のみなさんにとって、一つの法則があります。
それは、「魂的に、ある程度、親和性がなければ、子供として生まれてくることはできない」ということです。それが原則としてあります。
これが、魂は別なのに親子が似ることの理由の一つです。



これは波長同通の法則と縁の法則によるものです。
前者は似たような周波数でないと通じ合えないので、親和性がある波長の親を選んでくるのです。
縁の法則は、「袖すり合うも多生の縁」といわれるように、過去の転生での縁が大きく影響します。その時の相性が良かったりすると「今回もお願いします」という感じで選んでくるのです。

いずれにしても、初めての親子関係ということは特殊であり、過去の転生で実績を積んだ関係であることが多いのです。

私たちには三人の子供を授かりましたが、三人とも生まれる前に子供からのメッセージをキャッチし縁が深いことを事前に確認しています。
縁の深い夫婦の場合は、両親と子供は深い縁で結ばれている確率が高く、そうでもない夫婦の場合は、どちらか片親と縁が深い子供が生まれてくるということがあります。


女性は妊娠して子供を宿すのですが、妊娠は霊現象であって、女性の肉体のなか、心のなかに異質なるものが宿るわけです。
魂のなかに他の魂が宿ってくるのです。
言葉は悪いかもしれませんが、妊娠は、変わった意味における憑依現象であることは事実です。
憑依には、「同類、相通ずる」という原則があり、子供の魂は、だいたい自分と波長の似た人のところに出できます。
「それでは、奥さんに引かれて出るのであって、ご主人とは関係がないのではないか」と思う人もいると思いますが、
奥さんとご主人が結ばれるのは、やはり、似た者同士が引き付け合うからで、結果的には、ご主人と子供も同じような波長であることが多いのです。



実際、女性のほうが霊的な感覚が強いことが多く、ある意味だれでも霊能者といえます。これは、妊娠中にお腹の中の子供の魂との交信を通じて、多くの女性が経験しています。
ですから、子供から見て父母のどちらの魂と縁がより深いかといえば、直接宿る母の魂との親和性の方が優先します。
また、母親と違った傾向の魂であったり、子供の魂のエネルギー量が大きい場合は、つわりがひどくなるともいわれています。

ちなみに、妻の場合は一人目の時につわりがひどく、あとの二人は軽かったのですが、一人目の時はハードな仕事(ICUの看護師)が原因で心の平静が保てず不調和が起きたようです。それがキッカケで退職してからは落ち着きました。


親が自分の子供を一歳か二歳ぐらいから観察していると、自分に似たところがけっこうあります。
生物的に似ているだけではなくて、魂の傾向性で似ているところがあるのです。



子供の幼少時の観察では、一人目は「多動で何かに集中すると他は何も見えなくなる」二人目は「おっとりとしながらも何かに耽っている」など私たちと似たところがありました。
この傾向は大人になっても変わらず、旅行好きのエンジニアとして、イメージを具体化するグラフィックデザイナーとしてその特長を生かして働いています。


ですから、子供の個性がいちばん理解できるのは親ということになりますが、注意すべきことは親子であっても魂は別人だということです。ここを間違うと葛藤がおきトラブルとなります。

子供であっても別の魂であること、一人一人違う使命を帯びて生まれているので、それをくんで適性を見極め伸ばしてあげること、社会人になるまで守るという気持ちで子育てに励みました。

魂の傾向性やエネルギー量が近いせいか、全員社会人となった今でも、魂の友としての良い関係が続いています。


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こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「10年後、その体力で大丈夫ですか?」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12793454769.html

今回は「50代からの右肩上がりの体力づくり」です。


・まずは現状把握から


前回は10年後を予測したうえで、老化に備えて体力づくりをすることが大切というお話でした。


そのうえで、まずチェックすべきなのは現状把握です。

現在の立ち位置を知らずして、未来への青写真を書くことはできないからです。


そのためには、いろんな変数を考慮することも大切です。


性別、年齢、既往歴、現病歴、運動歴、負傷歴、生活環境、仕事環境など、これらは一人一人違いますし、今後の目的やプランも人それぞれなので、それらを踏まえた上でカスタマイズする必要があるからです。


端的にいうと、運動習慣がある人と運動嫌いな人では全く変わりますし、50代と70代でも違うし、現在何らかの病気がある人と健康な人では違うし、生涯働く予定の人と老後を楽しもうという人では違うからです。


日常、紹介を通じて新たなクライアントとの出会いがありますが、ほとんどは相談というかたちで始まります。


そこでは、とにかく聴くことに徹することを心がけていますが、お困りのことやお悩み、そして目的や願望を伺いながら、過去から現在までの必要情報をインプットし咀嚼します。


そこを飛ばしてしまうと多くの無駄が発生するので、目的、現状の問題点、解決法、目的への道筋など、考え練り込みながら最適な方法を模索することにしています。


中でも一番大事なことは、目的や願望とも関係していますが、どんな自己イメージをもたれているかということです。


・自己イメージは超えられない


なぜなら、自己イメージは超えられないからであり、目標が低すぎるかネガティブだと良い結果が出ないからです。


たとえば、目標は肯定的なイメージだと実現し、否定的なイメージだと実現しないといわれていますが、実際、そのような傾向はハッキリとしています。


ようするに、イメージできる範囲内しか実現しないわけです。


・失敗例


TNさん(60代男性)の場合は長年のデスクワークが原因で、自律神経関連の不定愁訴や不安感に悩まされており、医療機関をたらい回しにされたあげく症状の解消目的で訪れました。


カウンセリングでは運動の必要性を提案しましたが、運動は苦手なので治療して欲しいとなり、潤滑整復術の施術を行うことになりました。


施術だけでは、一時的に不定愁訴は軽快しますが、次の来院時には元に戻ってしまうという状況でした。


なぜ、施術だけでは不十分かというと、潤滑整復術により関節や全身のバランスが整っても、体幹インナーマッスルなど筋力や筋柔軟性が低下したままだと、時間の経過とともにバランスが崩れてしまうからです。


このケースの場合は、猫背と巻き肩で背筋は伸びないこと、体幹インナーマッスルの筋力低下が著しいこと、ハムストリングスが短縮し硬化していることから、施術だけだと症状が改善してもまた悪くなることを繰り返します。


再度、根治のためには適切な運動が必要であることを示し、なんとか施術とトレーニングの併用となりましたが、運動が嫌いなことやポジティブなイメージが描けないことから、思うように進捗せず最後は感染症で挫折してしまいました。


反省点は目標の設定が不十分だったことです。

不定愁訴による首痛や不安感などの消失が目標なので、いつも苦痛ばかりイメージして、良くなったら何がやりたいかを見いだせなかったからです。


ここからの学びは、目標が苦痛の解消などネガティブなイメージではなく、健康になり望みを叶えるというような、ポジティブなイメージに書き換えることが必要なことです。


・成功例


一方、ANさん(50代女性)の場合は、はじめは腰痛などゆがみの症状で来院されたものの、第二の人生を成功させたいので、体力を立て直したいという願望がありました。


数回の施術でゆがみは消え症状もなくなったところで、ほっておくとまた症状が出てくることが予想されるので、体力を立て直すのなら今がチャンスであることを提案しました。


軽度肥満で巻き肩やスマホ首はありましたが、まだ柔軟性は低下していなかったことので、体幹インナーマッスルの強化から始めました。


それまで運動習慣はなかったのですが、若返り筋の活性化のための筋肉絞り体操を自宅で毎朝行い、週に一回のパーソナル整体トレーニングで来院された結果、半年ほどで体は引き締まり一気に若返ったようになりました。


そして何よりいつも明るく言葉も肯定的で、ポジティブな言葉と笑顔で楽しい未来をイメージし、そのために体力アップが必要と確信し続けられています。


当初に比べて大幅な体力向上が見られるとともに、ボディメイクも進みどんどんスタイルアップされています。


この体力の立て直しをキッカケとして、体力の向上とスタイルアップを両立し、第二の人生に備えたいというイメージは、モチベーションの維持とともに良い結果を引き寄せました。



このように、目的や目標と肯定的な自己イメージが合わさると、良い結果に繋がるということは日々実感するところです。


次回は、現在の立ち位置によってやるべき順序が変わるということを、二つの事例によりお伝えできればと思います。


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こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「「一割増し」の自分を目指そう」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12792589656.html


今回からは、『ティータイム あたたかい家庭幸せのアイデア25 大川隆法著』をテキストに、実体験を交えた解説にチャレンジします。




初回のテーマは「人に優しくしてもらう方法は」です。


※本書からの引用部分は青字になっています。

「立ち向かう人の心は鏡なり」といいますけれども、そういうところは、やはりあるのです。
人間は、親切な人と会うと親切になります。
ところが、棘がある人と会うと棘が出てくるのです。これは一つの法則です。
したがって、自分が周りの人に優しくしてもらう方法は、自分自身が優しくなることです。
これが、いちばんの近道なのです。



合わせ鏡ともいわれていますが、本当に相手によって自分が変わるので、逆にいえば人の反応を観察すれば、良い反省材料が与えられます。
たとえば、みんなからそっぽを向かれるという場合は、原因はこちらにあることが大半です。
Mさんは知識も技術もある治療家ですがリピーターがないという悩みがあり、世の中や社会に対して不平不満をもっていました。
実際のカウンセリングを覗くと、その原因は分かりました。
まず、相手の話をよく聴かずに自分の意見をかぶせること、笑顔や言葉遣いなど配慮がなく、上から目線で指導する模様がみて取れたからです。
それらのことを遠回しにアドバイスしても、Mさんは全く気付いていないようで響かない様子でした。
合わせ鏡に気付いたら、反省が入るので事態は改善するのですが残念なことになりました。
このように、利他の心がある優しい人は、相手の反応を受けとめ反省心もあるのですが、自己中の人は相手が行動で示すわけです。
この例のように、この合わせ鏡が理解できるかどうかで、全く違う展開になります。


夫婦げんかや嫁姑の問題などで、「相手がひどい。相手が悪い」と言っている人が、ものすごい善人で、相手だけが一方的に悪いということは、普通はないわけです。
すべての人に好かれるような人は、そうはいかないかもしれませんが、そういう人になれるように、自分のできる範囲で努力しなければなりません。
そして、「自分は、初対面の人と会ったときに、どういう印象を与えるだろうか」といった観点から、自分を、もう一度、見てみる必要があるのです。
たとえば、初対面の人と会って、みんなから、「あなたは素晴らしい、ものすごくできた人だ」と言われる主婦が、ご主人とだけ調和できないということならば、ご主人に問題があります。
ただ、そういう経験がないのであれば、やはり自分にも、思い当たる問題点は何かあるはずです。
結局、あなたが、ものすごくよくできた人になれば、相手も変わってきます。時間の差はありますが、変わってくるのです。



すべての人間関係にいえる法則ですが、家庭というのはユートピアの最小単位です。なぜなら、家庭調和するとそこには天国が生まれるからです。
また、夫婦や親子、嫁姑などの関係は、転生を越えた深い縁があるので、理解し合うことができれば、良い関係を築くことは可能です。
しかし、家庭内ではいろんな葛藤があります。
この中で相性がありますが、お互い理解できると相性が良く、理解できないと相性が悪いという関係になります。
この壁を乗り越える鍵は、相手を理解できるかどうかにかかっています。
心の法則には、「相手の心は変えられないが自分の心は変えられる」というものがあります。
トラブルになっているケースを観察すると、自分は正しいという前提のもと相手を変えようとしているか、力で押さえ込んでいるかのどちらかです。
こんな時は、「なぜ、こんな問題が起こっているのか」を、まず相手の立場で理解する努力が必要です。そして、特定の人とだけうまくいかないのであれば、トラブルシーンを思い出し、自分の言動を点検する必要があります。それとともに、相手がなぜそういう反応になるのかを理解する必要があります。
いままで人間観察してきていえることは、相手を変えようとする人は嫌われ、相手を理解しようとする人は好かれるということです。
この問題を突破するポイントは「愛」ですが、自分も相手も「天に生かされている存在」という心を持てるかどうかだと思います。


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