ZERO1 火祭り後記 | バッドラックなキンプロブログ

バッドラックなキンプロブログ

キンプロとプロレスをゆるりと書きます。

行って参りました!
「ZERO1 火祭り2013 決勝戦」

実を言うと、何日か前に観戦記を書いていたのですが、メンテナンスの憂き目に遭い、長時間書いた内容がすべて吹っ飛んでしまいましたので、今回は思うがままにバーっと書いてイキます!

観戦記は、一緒に観戦したクニさんが非常に熱く書いてくれているので、こちらをどうぞ。

「世界一熱い団体」
なぜそう言われるのかが、少しだけわかった気がする。
彼らは感情と感情をぶつけあっているのだ。
技術を競う戦いや、派手な技を魅せることを重視した戦いもいいだろう。
ただ、シンプルな技も感情が乗ってるものとそうでないものでは大きな差があるのだなと。
感情と感情がぶつかり合えば熱が生まれる。
感情をぶつけても響かない、感情をぶつける価値もないのならキャプ○ンでもやってりゃいい。
大谷・田中という漢がZERO1に居るということが答えなのかも知れないが…。
(8/7現在 柴田×オカダ戦が終了した。試合終了後、柴田にエルボーパッドを投げつけたオカダに何を思いましたか?)

さて、熱いレポートはクニさんのところで見ていただいて、こちらは少々趣向を変え、シリーズ中で気になった選手を何人かピックアップして紹介。
吉江、KAZMAも紹介したかったのですが、泣く泣く省かせていただきました。
※また、大谷・田中は説明いらずだと思うので省きました。

佐藤耕平
相変わらず危険な香りのする男。
いつの間にかグッドシェイプになっていた!
惜しくも決勝進出とはならなかったが、キレのある蹴り、「ちゃんと頭を突き刺す」強烈なパイルドライバーは健在。
関本戦で見た勢いをつけずに引っこ抜くジャーマン、そしてタイガースープレックスホールドにはド肝を抜かれた。
何年か前の東京ドームで「次世代のエース決定戦」と注目されながらも流れてしまった中邑真輔戦…是非とも実現して欲しいと願っております!!

小幡優作
「KAIENTAI-DOJO→アパッチプロレス軍→XWF→ZERO1」と、寡黙で端正な顔つきからは想像し難い経歴を持つ男。
最終戦で対峙した田中将斗は何を思っただろうか。
190cmオーバーの選手が多いZERO1の中で、175cmの小幡は必死に戦っていた。
入団して約一年ではあるが、ちゃーんと橋本・大谷の遺伝子が入り込んでいるんだなぁと。
俺達は作り上げられたスターを見たいんじゃない!
スターになる過程を見たいんだ!
ダストになっちゃダメだぞ!


崔領二
最近は目に見える結果を残していなかったので大いに期待していたのだが、決勝進出ならず。
キレのある蹴り、トンパチっぷりは健在。
今の位置で満足しちゃダメ!
喧嘩貴族が輝くのはやはり団体対抗戦か!?


デーモン植田
今回の火祭りからデーモン化し、聖飢魔IIの「蝋人形の館」で入場。
FMWを見てレスラーを目指したという部分がじんわりと滲み出ているが、キャラで注目を集めようと思ったのであればそれは不正解。
だが、その不器用さがいい。
デーモン感は少なくても、熱さはちゃんとありました。


大日勢(関本・岡林)
ここ最近のストロングBJの隆盛は、この二人の功績が大きいと言っても過言ではないハズ。
身長が…なんてことを言う人もいるが、一度LIVEで見てみなさいな。
縦がダメなら厚みで勝負じゃ!
ただぶつかり合うだけで目を奪われちゃうぞ!
今回、この二人は対戦相手のリミッターを解除する場面を多く提供したと思う。


ジャック・アンソニー
ZERO1外国人勢は魅力的な選手が多く、中でもマイバッハβの安定感はライディーンより上だと思う。
しかしながら、今回はあえてこの「ロビンマスクをこよなく愛する男」を紹介させて欲しい。
火祭り公式戦には参戦していないが、第一試合などで存分に個性を魅せつけてくれました。
なんと彼はカール・ゴッチやビル・ロビンソンを輩出した、「蛇の穴」ことビリー・ライレージムの出身。ランカシャースタイルってやつです。
ゴツゴツした選手・戦いの中で、オールドなテクニックが光る。
ニコニコしながら関節を極める様を「天下一ジュニア」で見たい!


ジェームス・ライディーン
今回の火祭りで「初出場&初優勝&史上初外国人選手の優勝&史上最年少優勝」を成し遂げた男。
すき家から24000円分の領収書を持ち帰ってくる男。
とにかくデカくてカッコイイ!

バッドラックなキンプロブログ-サウザー

噂の肉体はこんな感じ。
画像の悪い顔は忘れて下さい。
ベビーフェイスですから。

はっきり言って波があったと思う。
だが、最終戦の岡林戦、田中戦を見て思った。
「フルパワーで戦える相手と対峙した時にこそ光るのだ!」と。
しかしながら、今後はチャンピオンとして様々なタイプの選手と戦っていかねばならない。
その過程で、是非ともZERO1をナンバー1団体にに引き上げていって欲しい。

優勝翌日、とある方のtwitterでジェームス・ライディーンというタイトルの日高選手のブログのリンクが貼られていた。
彼の真面目な性格も、このブログで垣間見ることができます。
彼は今、夢の途中。
「オレは将来絶対にWWEに行く」という言葉には寂しさを憶えてしまうのだが、個人的にはレスナー以上の選手になる事を期待している。

非常に長くなりましたが、最後に日高選手の日記からちょっと拝借。
遠くない将来、WWEのリングで試合する彼を見ながら…
「彼が初めて世界ヘビーを獲った姿をワシ等は目に焼き付けたものよのぅ…なぁクニさん」
と懐かしむ、なんてファンとして最高のひとときですね。


ホント、ライディーンは見ておくべきだぞ!

雑な文章になってしまいましたが、これにて!

※火祭り、G1に気を取られてしまってましたが、Y-1は19位フィニッシュでした。
ひっそりと最高順位更新です!最終日は色々と燃えました!