先日、Synthesizer&Percussion奏者で、
また、Recording Producerでもいらっしゃる松山登さん。
司会者・ナレーター・話し方講座講師等の分野で、
幅広く活動なさっていらっしゃる野田育子さん。
“伊勢根付”の梶浦明日香さん。
“松阪木綿”の坂梨律子さん。
・・・というような、
多才な御客さま達が、山村生活ぎゃらりぃーにいらしゃいました。
その日は、雪で足元も悪く、寒いし、道路の凍結とかもあるので、
心配していたのですが、・・・
松阪の方から、仁柿峠を越えて、いらっしゃったそうです。
仁柿峠は、道幅も狭く、凄いくねくね道なので、慣れないと怖い道ですから、大変だったと思います。
「皆様、遠路はるばる、山村の小さなギャラリーまで、お運びくださいまして、ありがとうございました。」
当日、わたしも含めて集まったメンバーは、みんな初対面だったのですが、
それぞれの分野のお仕事の事を御伺いしながら、楽しい時間を過ごさせていただきました。
そのときに、梶浦明日香さんの“伊勢根付”を拝見させていただきましたが、
「本物の“きのこ”みたい。」で凄いです。
わたしは、ちょとミニチュア好き、みたいな癖があるので、とてもその細かな仕事には感動しました。
そして、女性らしさが感じられる仕事をなさっているので、
その点でも、梶浦さんの御仕事には好感が持てます。
坂梨律子さんは、同じ染織の分野と言っても、木綿と絹という違う素材と格闘しているという点で、お互いの事を見ると、興味深く感じるところが多く、とても刺激をいただきました。
それに、坂梨さんは、松阪木綿復興のときに、織り手として尽力された方なので、地域の紡織文化に傾ける、その情熱には、とても共感でき、また、見習うべきことも多い方です。
“手仕事”を仕事にしてゆくという点では、
それぞれ分野が違っても、共通の苦労や悩みがあります。
素材や用具を自給しながらでも、・・・
気負わず、自分の“手仕事”をつづけたいと、がんばっていらっしゃる御二方に出会えて、わたしにとっては、稔りの多い一日でした。
皆様を、ご紹介くださいました、松山さん、ありがとうございました。
・ ・ ・ ・ ・《 追記 》 ・ ・ ・ ・ ・


