冬の青空 | ーとんとん機音日記ー

ーとんとん機音日記ー

山間部の限界集落に移り住んで、
“養蚕・糸とり・機織り”

手織りの草木染め紬を織っている・・・。
染織作家の"機織り工房"の日記


ーとんとん機音日記ー-冬の空‐01


きのうは、寒いながらも、お日様の日差しが、ほっとさせてくれる日でした。

歳が明けて、舞い込んだ御話や、新たにやっておきたいことなど、いろいろあるので、年末以来、うちは相変わらず、バタバタしています。
そろそろ、今年の養蚕のことなども考えておかなければならないし、と、思っていた矢先に、興味深い方から、うちの養蚕のことについて、お問い合わせをいただきました。

もうすこしすれば、今年も、桑園のことやなにかで、気ぜわしい日々が始まります。それまでに、やっておきたいなと思うことのうちの一つに、この地域のMapをつくって、森林セラピーなどを目的に訪れる方たちへの、情報源として、webを通じて発信できないかいうことがあります。

なぜなら、それは、わたしの住む集落は、森林セラピーの平倉コースというものに認定されているのですけれど、web検索してみると、あまりにも情報が少ないのです。




地域活性化に積極的に取り組んでいる地域は、その取り組みの成否をいう以前に、ある程度の情報の満足感が得られるような発信が構築されているわけですが、うちのエリアの場合、そのような点でとても遅れがちのように感じられたものですから、森林セラピー平倉コースを中心とした、web上のMapのようなものを通して、住民の立場からの、お奨め出来る見所などの情報を発信できればいいなと思ったからです。


だって、知らないところへ出かけてゆく立場になれば、やっぱり、情報量が極端に薄いと二の足を踏んでしまいますからね。

行政がらみの助成金を得て、いろんな稟議を通しての取り組みを行うのは、色々大変そうですから、うちの場合は、あくまでも、インディペンデントな、住民個人の立場からの中身の濃い地域情報の発信を行おうと思います。
それに、だいたい、文化にかかわる新しい潮流は、いつもインディーズ(indies)から生まれますから、インディペンデントなオルタナティブが、一番かっこいいのですよ。
しかし、重要なことは、変革は、豊饒な伝統の上にしか生まれないということですね。


だから、
それで、インディーズの教えに従って、
コツコツと、昨日から、作業時間の合間に撮影などを行っています。