2018.12.6 投薬一回目の最後の採血 | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

以前の抗がん剤の場合と同様に、二週間でワンクール(one+cours)が終了する。

しかしながら、前半の一週間で検査等はほとんど終わり、後半の一週間は休薬期間のようなものである。

 

今日(木曜日)で前半の一週間が終わり、後の一週間は検査も何もない。それでも原則は病院にいる必要がある。

どんな副作用があるか分からないからと言うことらしいが、流石にこれは長いし、暇を持て余してしまう。

土日は診察等もないわけであり、今週末は外泊をしたいと思っている。 家に帰るのだ。

 

過ぎてしまえば早いもので、既に11日も経っている。三分の一は終了したことになる。

幸にも副作用はないことから、外泊も特に問題ないだろう。外出で気分転換もしてきたが、やっぱり自分の家が恋しい。

そんなものだ。

 

今日の採血の結果は良好だった。

勿論、腫瘍マーカーのCEA CA19-9はそれなりの数値だったが、肝臓の機能を図る数値は非常に落ち着いている。

CT等の画像を見なければハッキリしたことは分からないにしても、現段階で客観的な判断や予想ができる材料としては血液検査である。

血液検査の結果のペーパーももらった。確かに落ち着いているように思える。

他に判断できるとすれば、自分だけがわかる体調変化や痛みであろう。それは今のところ特に感じることはない。

医者は副作用が出ていないことを良いことですと盛んに言うが、実感がない。 

やはり自分の目で効果が確認できれば、至福の喜びであろう。 そんな時が来ることを期待したい。