2018.2.10 抗がん剤治療の八回目 | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

年明けて抗がん剤治療も八回目 二週間に一度の抗がん剤がである。

種類の違う別の抗がん剤(アービタックス)、もその間の週に行っていて、結果的に毎週の抗がん剤となっていた。

しかしながら、体中に発疹ができて最初の内は眠れない程だった。副作用として知られているものだったが、結構酷くて背中から手足まで皮膚の弱いところにすべて出たような感じだ。

それを医者に伝えると「それじゃあ一時お休みしましょう」と言う事だった。

 

その発疹はお休みしたせいか、ステロイドが効いたのか、大分ましになった。発疹の後はまだ残っているが、たぶんこれは皮膚が自然に更新されれば見えなくなるだろう。

 

昨日の抗がん剤の治療では直後から吐き気がでた。それほど強いものではなく、実際に吐くような気はしないものの、どうにも気分が悪い。

食事も受け付けなくなった。以前に感じたあのコメのご飯に「ウっ」とくる感じである。

夕方に家に着いたが、食事は勿論受付なかった。すぐに寝た。二度ほどトイレに起きたが、朝まで十二時間程寝た。

でも、抗がん剤が体から排出されるようになれば、こんどは便で出さなければならない。便秘では困るのだ。

だからやはり食事はちゃんと取らなければならない。辛いものだ。

 

次回の23日に再度CTを撮る予定である。果たして癌はどうなっているか。小さくなっていることを期待したいが、そうでなくても新たな腫瘍が出なければ良いものだが。