2017.12.22 CT検査の結果 | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

12月18日にCT検査をして、今日その結果と診察、抗がん剤の治療となった。

四回の抗がん剤治療プラス別メニューの抗がん剤を三か月続けて、その効果がどうかとう言う事だ。

医者は「期待はしているんですよ」と言う。保証ができるわけではないから、便利な言葉だなという印象。

 

結果から言えば、縦隔部分の気になる所は小さくなることはなかった。

一番気になる所であった。期待もしていた。でも劇的に小さくなるということは無かった。

只、以前に九月にとったCTでは、前回の手術から急激に大きくなったように感じていたので、その後の三か月でもどんだけ大きくなるのかと心配していたが、大きくはなっていなかったし、新たな腫瘍も確認できなかった。

 

肺は、以前より小さくなっていたように思える。肝臓の部分も変わらないか小さくなった印象だ。

医師に確認したが、全体的に確認しており、9月に撮ったCT以降の確認を複数でして検討しており、新たな腫瘍の確認はないとの判断だった。

 

但し、縦隔以外にこれら別の場所に腫瘍がある状態では手術は難しいと言う状況は変わらないようだ。

だから抗がん剤の治療は継続で、更なる腫瘍の縮小を期待して行くと言う事である。

 

抗がん剤の治療が辛くて我慢できないと言う事はない。以前の病院で外注されていた三日間入院をしての治療に比べれば格段に楽であるし、毎週のように医師と相談できる環境にあることから、転院したことは良かったと考えている。

費用負担に関しても職場の保険やがん保険など安心して治療を受けられる状況にあるし、仕事を続けながら治療できて、しかも復帰についても不安がないことが有難い。

九月の精神状態は正直最悪だった。それからは時間も経って落ち着いている。

完治に関する期待がいまだに確実になっているわけではなく、常に不安が付きまとっているのは変わりないが、医師を信じて期待を持って治療に臨んでいきたい。