2017.11.24 三回目の抗がん剤治療 | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

FOLFOX療法(46時間)の抗がん剤治療の三回目が24日~26日となった。

今回も、日帰りでポートから点滴を三時間程、それから携帯用のインフューザーポンプでの自宅治療となっている。

この点滴で注入される時に眠くなる成分があるらしく、二時間ほど眠ってしまった。

日帰りでの抗がん剤治療を受けている人は相当の数で、午後からの開始から終了まで一日仕事になっている。

 

FOLFOX療法での治療は三回目であるが、先週にセツキマシブ療法治療があった。

これは追加で行われる標準的な治療であるが、大腸がんの中でも正常型のRAS遺伝子をもつ場合と非正常型の場合があるようで、非正常型のRAS遺伝子の大腸がんには効果を発揮しないらしい。

手術で採取された細胞の検査結果から正常型のRAS遺伝子が確認されたと言う事で投与されることになった。

効果が期待される抗がん剤の種類が増えることになる訳で、嬉しい結果である。

この結果、二週間ごとのFOLFOX療法&セツキマシブ療法で毎週の病院通いとなった。

 

ざそう様皮膚炎の(赤みやぶつぶつ)の研究参加を依頼された。

抗がん剤治療に伴い、皮膚に症状が出た場合にステロイド軟こうをどのように投与したらよいかの研究らしい。

症状が出た人に種類の違うステロイド軟こうを塗ってもらいその効果を見ると言う事であったが、私の場合は、「強いステロイド軟こう」をつけるように種類分けされた。

顔には直ぐにそれとわかるような酷い皮膚炎は出ていなかったが、背中を見てもらったら結構広範囲にぶつぶつが出来ていた。

写真を撮ってもらって見て初めて判った。成程副作用なんだなと実感した。