今朝と言うか夜中の三時頃に便通があった。下剤のお陰かそれとも一生懸命歩いたのが良かったのか。
いずれにしてもホッとした。
常に悪い方へ考えてしまう。
手術の影響なのか、それとも他の原因なのか。寝ながら悩んだほどだった。
後で考えれば笑える事であるかもしれないが、楽天家からは程遠い。
午前10時半に教授回診であったが、今日は土曜日でありH医師(助教授)が代理であった。
相変わらずお供を引き連れて担当医師から説明を受け、教授がふむふむと短く答えて回る儀式である。
手術について考えた。
手術は、基本はチームで行うと聞いた。
今回の自分の場合もそうだったのであろうが、一番大事な肝切除を行ったのは誰なのかは判らない。
でも、少なくても家族に切除した肝臓を血だらけの手袋で見せてくれたのはH医師。
それにK医師は腹腔鏡のベテランのようだから当然中心メンバーだったのだろう。
いずれにしろ、比較的難しいとされる肝臓癌手術を予定どおり実施してもらった。
しかも身体の負担の少ない技術で完遂してくれた医師に感謝するばかりだ。
ああ、便秘も解消したし後は傷の回復が早くなればうれしい限り。
今でも、動くと多少は痛い。相変わらず痛み止めの錠剤は飲んでいる。
だが、傷口の痛みは直ぐに解消するだろう。