検査入院三日目 | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

入院三日目になる。

昨夜はなかなか寝付けなかった。何故だか判らない。
寝る前にお茶を飲んだからか。いつも食べる林檎を食さなかったからか。

病院では食事や睡眠は非常に健康な状態で保っている。
でも、やはり自宅とは違う。
二人部屋であるが、二日とも同室の人居なかった。だから寝るときに気を使う必要もなかった。
でも、今日は新しい同室者が入るようだ。

朝6時に電気が点けられて目が覚める。
有無を言わせずだ。
朝にしっかり早起きすることも大事なことなんだろう。食事にしてもそうだ。
以前はいい加減な食事ばかりだった。好きなものだけを食べていた。酒ばかり飲んでいた。
健康だから美味しいものも、好きな酒も飲めるなと思っていた。

その影で癌は育っていた。徐々に。
そんないい加減な食生活がやはり病気の原因でもあったのだろうか。
それともやはり遺伝か。

9時に寝る生活のため、やはり早朝は目が覚めてしまう。
最近はもっぱらラジオを聴いている。
それ以外はやはりネットを徘徊してブログを書いて・・・・。

初めての入院だから準備はしてきた。
ノートパソコン、IPAD、スマホ、電子プック(青空文庫読書用)
IPOD、携帯ラジオ
そして、電源コード、充電器、乾電池、etc・・・。
これらで旅行鞄一個が満杯になった。 病院関係者が見たら笑うだろうな。
そして、もう一個の旅行用鞄は着替えと身の回り品だけ。
でも、生活用品についてはほとんどが売店で手に入る。
しかも24時間のコンビニ状態である。

病室に居るより、談話室にいる時間が長い。眺めがいいからだ。
食事をするにも、ネットや電話をするにも、考え事をするにも良い。
早朝や夕方。勿論夜にも東京スカイツリーが見える。


仮にも入院中なので自由がないのは当たり前だが、検査のない時は自由に散策したいものだ。
でも、外出には医者の許可が要る。看護師に申し出て、許可証を貰っての外出となる。
昨日、許可を貰って午後に外出しようとしたが、酷い風雨であきらめた。
医者によれば、この季節に外でインフルエンザでもかかれば困るので、病院内で大人しくして居てほしいのが本音のようだ。


昨日は病院内でdocomo wi-fiを使えるように設定を試みた。
サイトを見ても直ぐにはわかり辛く時間がかかったが、何とか設定できた。
これでパケットの制限なく使えるようになった。
でも、docomoのXiパケット通信の「3日間1GB」制限は撤廃されたようなのでテザリングだけでも良いかも。