ロールスロイスのオープンカーに破れジーンズの金髪女性 ジュネーブの朝にはこれも有りかな | 「あの日 あの時 世界の街角で」バカブンド

「あの日 あの時 世界の街角で」バカブンド

ブラジル移民から世界放浪 若い頃にフラッシュバック
消せないアルバムの話。

ヨーロッパを転々して、バイトを見つけたジュネーブ。

 

店の感じはカフェ、オーナーは洋食の人見たいな感じ。

奥さんは店でキャシャーをしている「冷たい感じ」

それに若い人がいた「仕事が出来ず いつも怒られていた」

俺は「はい はい」と言って働いた。

 

ジュネーブの街は小さくて「見る所が少ない感じ」

 

綺麗な部屋に泊めてもらい、朝は9時頃までに入ればいいので「楽な環境だ」

 

レマン湖を見ながら歩いて店に向かう「ある朝の事です」

 

ジュネーブの街を抜け、レマン湖の方に向かう時「白いロールスロイスのオープンカー」

信号のある交差点でそれを見た「金持ちの男と毛皮に膝が破れたジーンズの女」

女はシートに座らず、後部の車の上に腰を下ろして「何か叫けんいる見たいな」

背も高そうで金髪「多分モデルだろう」

「かっこいいな ロールスロイスに金髪の女 破れたジーンズ ミンクの毛皮」

「どんな生活をしているのかな 少し覗いて見たいな」

 

今見た光景を考えながら、レマン湖の脇を歩いて店に向かった。

 

白鳥のつがいが「ガーガー言ってる」

そんな朝のジュネーブを迎えた事がある「この時の朝も世界では普通かも知れない」

 

旅の途中の俺には「普通には見えない 羨ましくもない」