ヨーロッパを転々して、バイトを見つけたジュネーブ。
店の感じはカフェ、オーナーは洋食の人見たいな感じ。
奥さんは店でキャシャーをしている「冷たい感じ」
それに若い人がいた「仕事が出来ず いつも怒られていた」
俺は「はい はい」と言って働いた。
ジュネーブの街は小さくて「見る所が少ない感じ」
綺麗な部屋に泊めてもらい、朝は9時頃までに入ればいいので「楽な環境だ」
レマン湖を見ながら歩いて店に向かう「ある朝の事です」
ジュネーブの街を抜け、レマン湖の方に向かう時「白いロールスロイスのオープンカー」
信号のある交差点でそれを見た「金持ちの男と毛皮に膝が破れたジーンズの女」
女はシートに座らず、後部の車の上に腰を下ろして「何か叫けんいる見たいな」
背も高そうで金髪「多分モデルだろう」
「かっこいいな ロールスロイスに金髪の女 破れたジーンズ ミンクの毛皮」
「どんな生活をしているのかな 少し覗いて見たいな」
今見た光景を考えながら、レマン湖の脇を歩いて店に向かった。
白鳥のつがいが「ガーガー言ってる」
そんな朝のジュネーブを迎えた事がある「この時の朝も世界では普通かも知れない」
旅の途中の俺には「普通には見えない 羨ましくもない」