新年のご挨拶を、、と思っていましたが、元旦から能登の地震。
なんという始まりなのか。
時間が経つに連れて被害の大きさが見えてきて、大変な事に
おめでとうどころではない
今回の地震、津波警報。
自分が災害にあわないという保証はどこにもありません。恐ろし過ぎて考えただけで身が震えるし、パニックになるのがわかる。
一瞬にして全てを失いかねない。
どんなに準備していても、なんの役にも立たない。
今回はそんなケースだと思います。
万に一だと思うけど、
命の危険のあるときには、
自分の命が最優先です。
ペットは二の次。
これは鉄則。
自分が生きていなければ
ペットを助けることは出来ません。
が、前もっての準備は必要です。
時間に猶予があれば、同行避難が出来ます。
災害のときの準備について、里親会開催場所の世田谷区で、パンフレットが作られています。
参考にされてください。
とてもわかりやすく作られています。
たまにイメージトレーニングをしてみて下さい。
めっちゃドキドキしちゃうけど、それだけでも訓練になるし、だいぶ違うと思います。
キャリーに入るのが苦手な猫は、パニック起こしたらまず、捕まりませんので、普段から飼い主も上手に入れる練習をしておいた方が良さそうです。
それと飼い猫の頭数分のキャリーを用意しておいてください。
そして、、、
マイクロチップの勧め
です。
第一種の繁殖業者はすでに義務化されていますが、一般の飼い主は努力義務となっています。
災害が起こったら、何が起こるかわかりません。
ペットと離れ離れになるかもしれません。
万が一のために、マイクロチップを入れて登録をしておけば、どなたかに保護されたときには、ペットの方から手元に返ってきます。
現在はどこの動物病院でもマイクロチップリーダーは置いてあります。
警察、センターは当然のこと。
災害の時に保護された犬猫に関しては100%確認するはずです。
東京都では、センター出身猫に無料でマイクロチップを入れてくれます。
生後2ヶ月のワクチンの時に一緒にお願いしています。
小さくても出来ますので、近くの動物病院に相談してみて下さい。
私も年明けやります。
年末、やろうと思ったけど忙しくてダメでした
指導する側がやってないとか話しにならないんで。。ってかかりつけにお願いしてあるんです。
今度、キャリーへの入れ方を動画で紹介しようかな。キャリーが嫌いで抵抗する子をどう入れるか?とか。バタバタするモデルがいるといいんだけどなぁー。里親さん達で、モデル猫として借りられる子いないかーい笑
緊急時にキャリーにいれられない、ネットにさえも入れられない、では時間の猶予があっても、助けられるのに助けられない事になっちゃうので、飼い主的には絶対に後悔が残ると思うんです。
猫が悪いのではなく、たいていは人間側の工夫とスキルが足りないだけなので、コツをお教えしたいと思います。
いつか、この話を書きたいと思っていたのが、能登の震災で、、今か
今なら、皆さん身に沁みるかも。
と、言うことで、
いや、ほんとは自分が流れで書いただけ。
だから本当はもっときちんと書くつもりだったんですけど、とりあえず少しでも伝わってくれたらいいかな。
自分の命が最優先。
について、じゃあどうすんの?って突っ込まれそうなので、書いておく。
いや無理無理、おいて逃げるとか出来ないって人、たくさんいると思いますが(私もそう)、猫に関しては外に逃して下さい。
閉じ込めたまま逃げないでね。家が潰れたら死んじゃうので。生きていさえすれば、会える。
実は、もっともっと細かいアドバイスはあるし、できるんだけど、今回は割愛します。
世田谷区のパンフの中に何をどれだけ、前もって準備しておけばいいかなども記載してあります。
しかし。。。心配なのは多頭飼育の方。
キャリーはたくさん用意しても、人間の手は2本しかないですからね。
あと、多頭崩壊予備軍の保護施設。
これが、本当に心配です。
規模が大きいと、さすがに打つ手は無さそう。
近頃は、災害が増えてきてるので、譲渡する側は里親さん宅の頭数にも気をつけ、譲渡時に災害時の指導も含めて下さい。
一緒に死ぬ、は迷惑だからやめてね。
遺体を誰が整理するのか、って話です。
細かな注意点など含めた記事は後ほど書きますね。
年明け、
重い話しになってしまいましたが
今年もどうぞよろしく
お願いいたします。
ご挨拶にかえさせて
頂きます。
左トットちゃん、右ビーちゃん、菊地宅でよく見られる光景。ちょっと癒し。