日経の連載小説について | Carlos Danger Is Here

Carlos Danger Is Here

ヘイナーウ!

このごろ、本を読む人の間で、日本の古代や平安時代とかの話が流行りみたいです。

 

俺は、河出書房新社の「日本文学全集」が、本当に古い文学作品をハイライトしているのを見て、それに気がついたのだが。

 

新しい年号のおかげで、「万葉集」もブームになってるみたいだし。

 

日本経済新聞はその流れに乗ろうとしているみたいで、朝刊ではワカタケルの話、夕刊では「伊勢物語」を現代語で語りなおす、みたいな小説を掲載している。

 

でも、古代の話をやりすぎ、とゆー気がするね。

 

古い時代についての物語、じっくりと読み込めば、それなりに面白いのでしょう。でも、朝と夕方、両方でやらなくてもいーじゃないか。「ワカタケル」のほうは、語り口に工夫をこらして、古臭いテイストを抑えようとしているけれど。

 

やっぱり、エンタメ小説というのは長い時間を経て進化したのですから、それを反映した、ドライブ感覚のある、今風の迫力ある物語を、朝刊か夕刊かどっちかでやってくれないじゃろうか。